あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

そして、シカラムータとの出会い③

2004年06月23日 | 生活
私が一発で気に入った曲は、リーダーの大熊ワタル(クラリネット)が「コンサートのエンディング用の曲に書いたが。終わりが始まりになった」という「PILLOW WALK」だった。
「歩く枕」、実にZAPPA的でナイスな題名だ。

我が家で流れると感無量。つ~か、似合ってる(笑)。ミニコンポのスピーカーが「こんなの流したかったんだよう」と喜んでいるかのようだ(妄想)。

そして、邦楽には珍しいライナーノーツを読む。大熊氏本人の解説・コメントもある。

スピーカーは、より大らかな音を流し続ける。
3曲目のタイトルは「不屈の民」。

「チリの独立運動の中で歌われた歌。ライヴで演奏していたら、たまたま会場にいた亡命チリ人(革命家)が、それまでの腕組み姿勢から舞台へ歩み寄り、舞台の中心へ上がり、演奏に合わせて歌いだした」との解説を読んで「げげげげげげ!!!」と驚愕。

以下、同アルバム曲目リスト
1.ゴーストヂンタ・序 
2.PILLOW WALK 
3.不屈の民 
4.STARA PLANINA 
5.眠り男の遁走 
6.カリガリ 
7.HERAKLION 
8.鳥の歌 
9.光線とフイゴ 
10.平和に生きる権利 
11.ゴースト・レクイエム

・・・・「明るい乱調」の印象は当たってはいたが。
こりゃ「思想性満々」の集団じゃないか―――!!!

肉声は掛け声のみの「インスト・アルバム」なのだが。
曲間から「革命」「民衆」「解放」といった「声」が聞こえる。

そして極めつけは「山谷のドキュメンタリー映画の音楽を担当した篠田正己(故人)の残した一節を、一曲として・・・」の流れ。

げげげげげげげげげ!!!
「山谷のドキュメンタリー映画」って、まさか。

「-山谷-やられたらやりかえせ」の事かよ!!!!

――以下、次回

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