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亀海喜寛はミゲル・コットと王座決定戦

2017年06月05日 | ボクシング
これまた既に報道されている通り、
亀海喜寛がミゲル・コットとの世界王座決定戦に臨む。

相手は4階級制覇のプエルトリカン。
日本人が出場する最大級の興行だ。

当初6月と言われた試合だったが、日程は8月26日に決定。
場所は米カリフォルニア州カーソン スタブハブセンター

WBO世界スーパーウエルター級王座決定戦
ミゲル・コット(プエルトリコ) vs 亀海喜寛(帝拳)

1位コット(36才)と5位の亀海(34才)との対戦は
この日のメーンイベントで行われる!



元日本Sライト級&東洋太平洋ウエルター級王者の亀海は、
今回が世界初挑戦。

一方、ビッグネームのコットはSライトからミドル級まで
4階級制覇を果たした選手。
日本のボクシングファンにも人気がある、攻防の上手さに
定評ある強打者だ。

日本人選手が対戦したボクサーの「格」では歴代最高と
言ってイイ「格」の持ち主だ。

決定戦の経緯は、WBOの現同級王者カネロ・アルバレスの
返上に伴ってのもの。
9月16日にWBAスーパー、WBC、IBFミドル級統一
王者のゲンナジー・ゴロフキンとの対戦に備えての返上だ。

亀海自体、海外での試合もコナしており、特に昨年9月の
ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)戦は強烈な印象を残した。

ロサンゼルス「ザ・フォーラム」でのS・ウェルター級10回戦。
一度引き分けている元NABAウェルター級王者ソト・カラスに
ダウンを与えて8回終了TKO勝利。
この試合も激戦で、亀海も大いに名を上げた。立派なもんです。

今回の試合。
事前顔合わせで向かい合うシーンがあったが、やはり身体は
コットより亀海の方が大きい。
頑強さも元OPBF王者の方が上だろう。
※もっともコットの強打をマトモに浴びたら危ないが…

戦術は身体ごと押してパンチを打ち込み、消耗させて持久戦に
持ち込む事が最善かも。
中間距離ではコットもジャブが上手いし、ボクシング・ポイント
積み重ねられて判定で大差負けする可能性もある。

やはり予想は「プエルトリコ初の4階級制覇」の威光も
あってコット優位だが。

なぁに、「エドウィン・ロサリオvs平仲明信」の例もある。
※ロサリオもビッグネームでしたね。
 あちらもピーク過ぎた選手だったけど…。

試合が始まったら相手の動きが鈍く、そこでの先制攻撃が
当たって一方的に連打、そのまま大番狂わせのKO勝ち…。

相手の不調を当てにした希望的観測ってのは正直アレだが
なんとか亀海にイイ勝負して欲しいと願いたいです。


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