あるBOX(改)

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壮絶!生キリコ<br>アルティエ・メスティエリ来日公演に行く!③

2005年06月15日 | 生活
当然、私のドラムはキリコ御大に追いついていない。

つ~か、キリコのドラミングってスタジオ盤より遥かに荒くて重いぞ!!迫力スゴイぞ!

ツーバスがヘヴィだ!やっぱ今はマイクが その辺の音よく拾うから尚更か!

ジャズっぽいと思いきや、スネアのアタック音は固いし、やっぱキリコはロック・ドラマーだったんだな・・・と再確認。

しかし、右手の握りはレギュラー・グリップ!ジャズ・ミュージシャンみたいな握りで何であんな強いアタックが出来るの!?

ロールの音もデカく、そのキメではアタック音が会場に響く。オカズが多い。やっぱ手数王だわ!ドラム超人だわ!

しかし、タムの数が思ったより少ない(要塞のようなキットを想像してたんだが)。シンバルの数はサスガに多様だ。右に3枚・左に3枚、自在に叩きまくる(上から「ジャンジャンジャン」ってパターン多かったなぁ)。

「TILT全曲演奏」の呼び文句通り、この1stアルバムから次々と演奏されていく。
「ストリップス」
「侵食」
「ポジティボ・ネガティボ」
「路上」
「チェス狂」
「華氏」
「間接」
「ティルト」

編成は、ドラム、ベース、ギター、キーボード(メロトロンも)、バイオリン、クラリネット(サックス、フルートも)、ヴォーカル・・・の7人編成で。ヴォーカルがインスト曲で引っ込むパターン。

しかし、全員うまいな。
オリジナル・メンバーはキリコ1人だが、キーボードのベッペ・クロヴェラさんなんて頭も薄くなられてて、ベテランの味が出まくり。

ベースのロベルト・カッセッタは、なかなかの男前で、音も全盛のジョン・ウェットンばりの歪ませ具合がグー。

ヴァイオリンのコッラード・トラブイオは如何にも若そうだったが、他楽器とのユニゾンもこなし、ソロも見事に弾いていた。

ギターのマルコ・ロアーニャはジミヘン風の帽子に髭、グラサンの格好で。ソロもジミヘンのジョニーBグッド風か?

サックスからフルート、クラリネットまで吹きまくったアルフレード・ポニッシも、中年太りのオヤジ風ながらエネルギッシュな演奏に感嘆。

キリコだけじゃないわ。全員すごいわ。

全員、顔も濃いわ。さすがイタリアンだわ。
キリコも「如何にもイタリアン」な濃い彫深顔だわ。予想以上にマッチョだし。

そしてヴォーカルの兄ちゃんも、スケスケのメッシュ・シャツ着用で、両手の平を合わせた「ナマステ」ポーズで登場。顔も彫り深いし、目は青いし、鼻高いし、濃いわ―――!!!

動きクネクネ、天空へ投げキッス、唐突に紙飛行機折って客席に投げて・・・。

あ、明らかに変だよぅ~!!オカマ入ってるよ~ぅ!!!

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