※その(1)は少し前にUPしておりますが
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/29b79a6b2cab98f436d8616e712b699b
宙明先生トーク・イベントでは宙明先生の軽妙な語りも
面白かったうえに、先生を囲んで語り合う方々の知識と
情熱も素晴らしく、それゆえに最高に実りあるイベントと
なったワケですが。
私自身は「キカイダー」で聴けたブンブンうねるベースを
誰が弾いてるのか・・・が分かっただけでも大収穫。
演奏者のクレジットなんて無いですもんね、昔は。
歌謡曲も、アニメソングも・・・。
そこで分かった「寺川正興」というベーシスト(敬称略)。
調べたトコロ、生まれは1939年。
ジャズベーシストとしてジョージ大塚トリオ(ドラムス:
ジョージ大塚、ピアノ:市川秀男)でプレイ。
その後、
ドラマーの石川晶率いる「カウント・バッファローズ」や、
1970年ごろからスタジオミュージシャンとして数多くの
レコーディングに参加。
60年代後期から70年代にかけて活躍した代表的なスタジオ
ミュージシャンとの事。
スタジオミュージシャンとなってからは、それまでのウッド
ベースからエレクトリック・ベースを使用する事が殆どとなり、
16ビートを刻みながら音域のアップダウンを高速で行う、その
特徴的な演奏スタイルは「エレベーター奏法」と呼ばれた。
同時期に活躍し、先にEベースを使い出したベーシストの江藤
勲が、寺川正興にEベースの奏法を手ほどきしたとの事。
ちなみに江藤勲(えとういさお)は43年10月16日東京生で、
「津々美洋とオールスター・ワゴン」のメンバーだったが、
その後「ブルー・コメッツ」に一時期在籍。その後は、
石川晶や田畑貞一といったジャズ系のプレイヤーたちと共に
数多くのレコード・セッションに参加。
60年代後半から70年代の歌謡曲を中心に、あらゆるジャンルで
大活躍したそうだ。
もう一人、数々の音源を残したリズム隊の雄として挙げられるは
猪俣猛で、やはりジャズ・ドラマーなのだが。
一時期はハッキリとジャズロックを標榜されているそうだ。
イギリスのブラス・ロック・バンド=イフ(!)のカヴァーを
収録したアルバムも発表されている。
※「IF」と来ましたか!!ブラスロックというか、もう
ジャズ・ロックですよ!
ネットでは猪俣猛名義の名盤も紹介されてるし、ドラマーは
リーダーアルバムを作る傾向があるから、追いかける楽しみが
増えましたよ!
ただ、ベーシストは・・・。
膨大な音源に携わりながらクレジットされること無く、江藤勲も
「色んな曲に参加できたこと、それだけで楽しかった」と自己
顕示する気もなさそう。
しかも
この方は、2015年の4月25日に虚血性心不全で亡くなられて
いるのです。
私からすると出会う前にお別れだった・・・と。
J・エントウィッスル、J・ブルース、アンディ・フレーザー、そして
クリス・スクワイア・・・。
大好きなベーシストを失い、ポッカリ穴が空いた心に新たな出会いが
あったと思ったら、コレですか。
まぁ、それでも世の中には「分かってらっしゃる」と言いたくなる
方々が居ますから。
宙明先生トークのブースに陣取った不破了三さんや、「これは
寺川正興の演奏に違いない」と歌謡曲などを動画サイトにUPする
強者たち・・・。
しばらくは、そういった方々からの情報を学び、素晴らしいベース
プレイを堪能したいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/29b79a6b2cab98f436d8616e712b699b
宙明先生トーク・イベントでは宙明先生の軽妙な語りも
面白かったうえに、先生を囲んで語り合う方々の知識と
情熱も素晴らしく、それゆえに最高に実りあるイベントと
なったワケですが。
私自身は「キカイダー」で聴けたブンブンうねるベースを
誰が弾いてるのか・・・が分かっただけでも大収穫。
演奏者のクレジットなんて無いですもんね、昔は。
歌謡曲も、アニメソングも・・・。
そこで分かった「寺川正興」というベーシスト(敬称略)。
調べたトコロ、生まれは1939年。
ジャズベーシストとしてジョージ大塚トリオ(ドラムス:
ジョージ大塚、ピアノ:市川秀男)でプレイ。
その後、
ドラマーの石川晶率いる「カウント・バッファローズ」や、
1970年ごろからスタジオミュージシャンとして数多くの
レコーディングに参加。
60年代後期から70年代にかけて活躍した代表的なスタジオ
ミュージシャンとの事。
スタジオミュージシャンとなってからは、それまでのウッド
ベースからエレクトリック・ベースを使用する事が殆どとなり、
16ビートを刻みながら音域のアップダウンを高速で行う、その
特徴的な演奏スタイルは「エレベーター奏法」と呼ばれた。
同時期に活躍し、先にEベースを使い出したベーシストの江藤
勲が、寺川正興にEベースの奏法を手ほどきしたとの事。
ちなみに江藤勲(えとういさお)は43年10月16日東京生で、
「津々美洋とオールスター・ワゴン」のメンバーだったが、
その後「ブルー・コメッツ」に一時期在籍。その後は、
石川晶や田畑貞一といったジャズ系のプレイヤーたちと共に
数多くのレコード・セッションに参加。
60年代後半から70年代の歌謡曲を中心に、あらゆるジャンルで
大活躍したそうだ。
もう一人、数々の音源を残したリズム隊の雄として挙げられるは
猪俣猛で、やはりジャズ・ドラマーなのだが。
一時期はハッキリとジャズロックを標榜されているそうだ。
イギリスのブラス・ロック・バンド=イフ(!)のカヴァーを
収録したアルバムも発表されている。
※「IF」と来ましたか!!ブラスロックというか、もう
ジャズ・ロックですよ!
ネットでは猪俣猛名義の名盤も紹介されてるし、ドラマーは
リーダーアルバムを作る傾向があるから、追いかける楽しみが
増えましたよ!
ただ、ベーシストは・・・。
膨大な音源に携わりながらクレジットされること無く、江藤勲も
「色んな曲に参加できたこと、それだけで楽しかった」と自己
顕示する気もなさそう。
しかも
この方は、2015年の4月25日に虚血性心不全で亡くなられて
いるのです。
私からすると出会う前にお別れだった・・・と。
J・エントウィッスル、J・ブルース、アンディ・フレーザー、そして
クリス・スクワイア・・・。
大好きなベーシストを失い、ポッカリ穴が空いた心に新たな出会いが
あったと思ったら、コレですか。
まぁ、それでも世の中には「分かってらっしゃる」と言いたくなる
方々が居ますから。
宙明先生トークのブースに陣取った不破了三さんや、「これは
寺川正興の演奏に違いない」と歌謡曲などを動画サイトにUPする
強者たち・・・。
しばらくは、そういった方々からの情報を学び、素晴らしいベース
プレイを堪能したいと思います。
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