あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

訃報 グレッグ・ハム

2012年04月22日 | 洋楽
オーストラリアのロックバンド「メン・アットワーク」のフルート担当、グレッグ・ハム氏が
4月19日、メルボルンの自宅で死亡くなっているのを発見されたとの事。
58歳。



地元警察は死因は詳細な調査が必要としつつも、外部からの侵入はなく事件性はないと説明。
近隣住民によれば、ハム氏は1人暮らしだったそうな・・・。

「メン・アット…」は79年に結成。
81年にリリースしたアルバム「ワーク・ソングス」からのシングル「ダウン・アンダー」「ノックは夜中に」の2曲が全米チャートの1位になるヒットを記録。

ある意味、「ニューウェイヴ以降」のバンドで、私の愛聴の範囲外だが
やはりヒットした2曲は何度も聴いたし記憶に残っております。
クールで、耳に残る「イイ曲」でした。

彼らの1stアルバムも名盤ガイドで漠然と眺めて「蔵の壁みたいな上を山脈積んだ車輪が走る」なんて面白いデザインだなぁ・・・と思ってましたが

今回ジックリ見たら、「アンプにシールド繋がってる」デザインじゃないですか!

亡くなったジム・マーシャルさんが私に「アンプじゃよ!、アホ!」と知らせてくれたのでしょうか。

マーシャルさん、ジャケット・デザイナーさん、メン・アット・ワークさん、本当に申し訳ありませんでした。

ともかく・・・

リアルタイムで体験した売れっ子バンドのメンバーが亡くなるのは、別の意味で感傷的になるねぇ。

グレッグ・ハム氏の御冥福をお祈りいたします。

訃報 マイク・ホサック

2012年04月22日 | 洋楽
4月12日、ドゥービー・ブラザースのドラマー、マイク・ホサック氏が癌のため亡くなっていたことが分かった。
65歳。

ドゥービーの楽曲は好きだけど、一人一人のメンバーまでは承知していないワタクシ。
(M・マクドナルドは悪い意味で承知してますが・・・)
今回、色々とチェック致しました。

マイク・ホサックさんは
70年代の前半、ドゥービー・ブラザース特有のツインドラム・サウンドを、もう一人のドラマーであるジョン・ハートマンと共に支えたドラマーで。

オリジナルメンバーでは無いが、1971年にDoobie Brothersにセカンド・ドラマーとして迎え入れられ。

彼の演奏は初期のヒット曲「Black Water」「Listen to the music」「China Groove」で聴くことができ、「爽やかなウエストコースト・サウンド」という飾り文句もあるが、時にそれとは裏腹な豪快プレイも聴かせるのが印象深い。
※イーグルスも同様に言われつつ、湿度70%の曲を連発するなど、一筋縄ではいかないのよ・・・



ホサックは73年にDoobie Brothersを脱退するも、87年に再びDoobie Brothersに加入。
「Cycles」を含む3枚のアルバム制作に貢献した・・・そうな。
(全盛時を思わせる「ザ・ドクター」は良い曲だったなぁ)

ドゥービーのドラムで言えば、
2005年2月8日にキース・ヌードセン氏が肺炎のため56歳で死去している・・・なんてニュースも今回発掘しましたわ。
ヌードセンさんとホサックさんは、再結成以後一緒にツインドラムを組んでいたというから
そりゃ現在もドゥービーズのオリジナル・メンバーとして残っているトム・ジョンストン、パット・シモンズ両氏が嘆く事もむべなきかな。

残念な事この上ないが、70年代の名曲と名演奏は不滅だ。
最近ドゥービーズのアルバムをウォークマンで聴き続けているが、やっぱり良い。

追悼気分で聴いてるのにゴキゲンな気分になってしまった。
ある意味、それが彼らへの最高の追悼なのかも知れない。

ご冥福をお祈りするよ!ノリノリで!
これまでサンキュー!

そしてこれからも有り難う!