あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

心の友「カラスヤサトシ」

2009年11月15日 | 漫画
実生活に友人など皆無に近い私だが、そんな私にも
「心の友」はいる。

拳闘HPで意見を交換した方々、
同様にメールで意見を交換した方々・・・。

または、文筆家・表現者として活躍される方で
一方的にこっちが共感してる方々・・・。

オーケンとかもそうだし、加藤ひさしさんも
そうかなぁ・・・。

で、
久々に漫画を読んで「友よ!」と叫んだのが
「カラスヤサトシ」。



2003年から『月刊アフタヌーン』の読者ページの欄外に
自身の体験を題材にした4コマ漫画『愛読者ボイス選手権
特別版』を不定期で発表。

これが密かに人気を集め、
自身が「単行本化キャンペーン」を展開して発行に
漕ぎ着けたセルフタイトル漫画。



amazonで検索すると
「カラスヤサトシ (アフタヌーンKC (425)) (コミック) 」
カラスヤ サトシ (著) 価格: ¥ 590

・・・のタイトルに続く出版社/著者からの内容紹介では

「キモカッコワルイがクセになる。
 爆笑&号泣の4コマ漫画を全279話、収録!!
 月刊アフタヌーンの読者コーナーなどの
 小さいスペースで大人気、かつ不定期掲載中!!
 それでも、毎月読めるカラスヤサトシの奇行、愚行。
 気付いた人だけ大爆笑。そうやって、ハマる人続出!!
 <面白企画満載!>
 パラパラ漫画に担当者との対談も収録。
 しかも、全冊サイン本!?」

・・・とコメントされ

カスタマーページでは

「とにかく爆笑しました」
「子供のころってこんなこと考えてたなぁー
 ・・・という思考パターンを
 残したまま大人になった作者の日常は、
 端から見ると笑いの洪水」
「風呂の中でウルトラマンのフィギュアを
 戦わしたり、一人で必殺仕事人ごっこを
 人形相手にやったみたり、
 彼はひとり遊びの天才でありながら、
 ただのダメ人間でもある」

などと、共感のコメントが続・・・発?

あれ?

「しかも作者はそれを「あるあるネタ」だと
 思って描いているというのもすごく面白い」
「ライダー消しゴム同士を戦わせて膨大な
 対戦結果をパソコンでデータ化したり、
 ぬいぐるみのクマに暗殺を仕掛けたり、
 酔った勢いで工作したインチキ神のたたりを
 本気で恐れたりなど・・・に熱中し過ぎ、
 あげく周囲からどんどん浮いていく著者の
 半生が描かれ・・・」

あれ?

みんな「傍観者視線」じゃん。

おかしい

私は物凄く共感できてるのに。

「おまえはオレか!?」とまで
思っているのに。

まぁ、イイか。

そんなトコロも「心の友」なんだよ
カラスヤサトシ。