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あるBOX(改)

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実り多かった(?)<br>パンパシ水泳大会

2006年08月27日 | 生活
カナダはビクトリアにて行われた「競泳パンパシフィック選手権」は、20日に4日間の日程を終了し。

日本選手は過去最多となる合計24個のメダルを獲得したワケで。
その内訳は、金3個・銀8個・銅13個と、かなり豊潤。
 
日本記録は、個人5種目とリレー3種目で更新され。
25才過ぎて女子200mバタフライの国内記録を更新した中西悠子選手は「上下動の少ない泳法」へのモデルチェンジに成功、「100mではフォームが崩れて元に戻った」と言うものの、200m背泳ぎの中村礼子が「(同年代の)記録更新が刺激になった」と言うように、チーム全体に覇気を与える結果となった(中村も「金」!)。

心配された北島も「終わってみればメダル3個(メドレー含む)」獲得。
まぁ、身体は一回り小さく見えたし、最後の失速は、体調不良によるスタミナとパワーの不足が窺えたが。
筋トレ依存の力みが抜けた感あり、「筋トレやて身体デカクした上で、力みの無い今回みたいな伸びる泳ぎが再現できたら・・・」なんて希望を残してくれました。
まぁ、ベストの体調でもハンセンに勝つには相当に厳しい現状だが。
なんとか頑張っていただきたい。

そして柴田亜衣も、スピード練習の成果は現れたようで。
400mでのラスト50で見せた鬼のような追い上げは(ケイティー・ホフ唖然・・・)凄まじく。
3位に入った山田沙知子とともに世界水泳への期待は高まる。

アテネ銀の山本貴司も、200mバタフライで予選落ち(これまた「決勝には1カ国2名」の規定に涙を飲む)、フェルプスとの再対決はならなかったが。予選では一緒に泳いで健闘は称え合った模様。
100mでは気を吐いて銅を獲得した山本だったが、世界水泳に出場しても同国に「柴田・高安」というライバルが居る為、予選から気が抜けない戦いが続くわけだ・・・。

これは女子の背泳も同じ。
100m優勝の伊藤が、中村・五十嵐の後塵を拝した為に200mの決勝に残れない波瀾あり。
今回は出場しなかった寺川綾・中村真衣などトップスイマーも居り、今後も予断を許さない状況。
この層の厚さが「中村礼子の金」に繋がったとも言えるが、なんともやりきれないのも事実。