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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

書籍紹介:「ザ・コレクターズ大頭鑑」

2002年04月14日 | 邦楽
「ザ・コレクターズ大頭鑑」

CDジャーナルムック(単行本)
岡村 詩野 (監修)

価格: ¥ 1,890
結成20周年を迎えたザ・コレクターズのコンプリート・ブック。
デビュー直後は日本のネオ・モッズ・シーンを代表するバンドとして
名を上げ、最近はトリビュート盤がリリースされるなど、日本のロック
シーンで愛される存在であるザ・コレクターズ。

結成20周年を迎えてなお、精力的な活動を続ける彼らの軌跡をまとめ、
リーダーでありヴォーカリスト、加藤ひさしを大解剖する、ファン
待望の「大頭鑑」。

「ディスク・ガイド」は、全アルバム、全シングル、そして
参加コンピレーションまでを網羅。

「インタビュー」では、メンバーや関係者の貴重な証言あり。
また、ザ・コレクターズを敬愛する次世代のミュージシャンへの
アンケートなども掲載された決定版。



【主な内容】
●巻頭カラー:
 プロモ盤、非売品などレア・グッズ紹介
●ディスク・ガイド:
 アルバム、シングル、ライヴ盤など全タイトル紹介
●コラム:
 ザ・コレクターズという存在/
 メンバー個々の音楽性について/
 ザ・コレクターズがJ-POPに与えた影響/
 歴代スタッフの証言/
 加藤ひさしが選ぶ100枚
●インタビュー:
 加藤ひさし(ザ・コレクターズ)←本人登場!濃い!
 山中さわお(the pillows)←現ミュージシャンで熱狂的なファン登場
 プロデューサーズ
 (伊藤銀次、小西康陽、吉田仁、和田博巳)
 エンジニア(高山徹、山口州治、ケニー・ジョーンズ)
 大貫憲章(ロック評論家/DJ)
●WE LOVE COLLECTORS~
 ザ・コレクターズへのメッセージ:
 aiko、會田茂一、鮎川誠(シーナ&ロケッツ)、
 奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)、
 片寄明人(Great3、Chocolat&Akito)、
 SCOOBIE DO(コヤマシュウ、オカモト"MOBY" タクヤ)、
 草野マサムネ(スピッツ)、くるり、
 ザ・クロマニヨンズ(甲本ヒロト・真島昌利)、
 KOO(BLACK BOTTOM BRASS BAND)、
 GOING UNDER GROUND(中澤寛規・松本素生)、
 佐橋 佳幸、小民(WONFU<ワンフー>)、
 鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、スネオヘアー、
 曽我部恵一、田中和将(GRAPEVINE)、堂島孝平、
 TOSHI-LOW(BRAHMAN)、Dr.kyOn、
 ヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)、HICKSVILLE、
 ムッシュかまやつ、森若香織、
 吉村秀樹(bloodthirsty butchers)、リリー・フランキー、
 LOW IQ 01、ROLLY


――ファンが待ちに待ったバンド本の決定版。
濃いですわ。

後輩コメントでは、香港のネオ・モッズ・バンドから「愛してます!」とか
言われてるし。プロデューサーからは、「売れたかったらスタジオに入る
前に曲を上げとく事」とか「まず歌詞を先に仕上げときなさい」とか
言われてるし(笑)。

小西さんなんて「え?売れる気あるの?」と加藤さんの野望を又聞きして
苦笑する始末・・・。

まぁ、それも「愛の姿」なんでしょうなぁ・・・。
ヴォーカルだけじゃなくて、ギターもコータローも凄いし。

※最新アルバム聴いて、「こんな長いキャリアで、こんなシンプルで
 瑞々しいリフが弾けるのか!?」って感動しましたよ・・・・。

そして主役。

インタビューで加藤さんは、バンド名の元となった映画「コレクター」に
関して熱く語っている。

さすが、『さらば青春の光』を
「主人公ジミーは自殺した訳じゃない、あれは最初に繋がるんです。
ジミーはスクーターを崖に落とし、若き日々に別れを告げたんです!」
~と語って、
本場育ちのピーター・バラカンさんに
「そうか、また見なきゃ!」と言わしめた映画マニア。

そして、「コレクター」主演のテレンス・スタンプ本人に
「あれは純愛映画だと思いました」と語って

「そんなこと言ったのは君が初めてだ」
「監督にそうアプローチされて、僕はそう演じたんだよ!」
「でも、皆はサイコスリラーだと決め付けて、役者としてイメージが
固まって困ったんだ」
~などと返答受けたという一説は、実に秀逸なのでした。


以前、連れと一緒に小さなライヴハウスでコレクターズを見た事がある。

洋楽中心な私は、真ん中で聴くのに気が引けて前列スミの壁に寄って
いたのだが

なぜか加藤さんは、そんな私を見つけ

「やぁ、ご同輩!」

~とばかりに視線と笑顔をくれたのだ。

自意識過剰化と思ったら、あとで連れに「すっごい見られてたね」と
指摘され、随分ドギマギしたものだ。


加藤さんの目は、「コレクターズは15年、あなたはずっと僕ら(つ~か僕)の
事スキなのかい?」と言わんばかりにキラキラしてた。

思いっきり後ろめたかった。

「ああ、スミマセン!連れに引っ張られて来たんです。コレクターズの
アルバムだって聴き込んではいません」
・・・てな心情だったのだ。

でも、
いま「大頭鑑」で彼が影響受けた英国ロック・リストを見ると、本当に
「ご同輩!」って気がする。

あの時、彼はきっと
「やぁ、ご同輩!あなたもずっと音楽が好きなんだね!」と語りかけて
くれてたんじゃないのか?

・・・なんて
最近思うようになってきた。


ああ、好きだよ加藤さん!
あなたが愛した音楽を、僕も変わらず大好きだよ!