金曜の夜放送の、NHKドキュメント72時間という番組が好きで、よく見る。
作り物ではない、リアルな姿が見られるから。
言葉で押し付けられることなく、そのものの姿から、たくさんのことを受け取ることができ、私にとっては貴重なインプット、の機会。
昨夜は、3年ぶりに対面開催されることになった、作品を一般の人にも見てもらえる機会である、発表会?(文化祭?学園祭?みたいな)を三日後に控えた武蔵美、が舞台。
学生たちは、準備に余念がない。
それは、アーティストとして、自分は才能があるのか、この先もこれでやっていけるのか
それとも、ここで過ごした時間を生かして、社会に出ていく決断をするのか。
清々しくも、どこか切なさを感じる、まさに「青春」真っ只中の若者たちが映し出されて、なんか「いいなあ・・・・」って。この、本人にとっては宙ぶらりん、だけど、目の前のことを精一杯やるだけ、みたいな姿が・・・・。客観的にこの姿を見られるようになるほどに、その時代から遠ざかってしまった自分も、久しぶりの感覚に、ほっこりできました。(大人〜に、なってゆく〜♪)
と、一方
地元のニュースで取り上げられていた若者。こちらは実際、天童木工という(全国でも技術力の高い地元企業)職場で、日々黙々と家具をつくり続ける、沖縄出身の若き職人。家具職人になるきっかけは、家にあった壊れた家具を、家族に内緒で直したら、家族がすごく喜んでくれた、と。もちろん、本人に興味はあってのことだったらしいけど。
技能五輪で二連覇中で、三連覇に向けて切磋琢磨しているらしいけど。。。
何よりも、仕事が楽しくてしょうがない、という全身からのオーラが凄くて!!
もう、本当に素晴らしいよ!若者!!
私も、初心に戻ろう。と勇気をもらえました。素敵な姿に、ありがとう、です。