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日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

今は、映画!

2015-02-22 21:52:27 | アート
最近、映画が面白い~。
沢山観る、ってことはなくて、かなり絞って自分のアンテナにひっかかるものだけだけど。
絶対、いいだろうな~、って思っても、その時の気分が乗らなければパス。

だって、今の若手俳優さん、凄いよねっ!
うん、凄いな~って思う。

話違うけど、「風立ちぬ」TV放映された翌日、ネットにずいぶん主役の(声)「素人演技」って。。。(笑)
となりのトトロの時のお父さん役の、糸井重里さんの時もだったけど・・・
ワタシは、あの二人を選んだことが、作品の最大の成功だと思う。大好き。
素人じゃない演技、って、どんな演技のことを言ってるんだろう?

プロの凄い演技をまざまざと見せられた作品、ていうのもあるな。
「秋のソナタ」これは本当に、演技でここまで出来るのか!って。母も娘も!半端ないっ!!
同じことを感じた人がいて、ずーっとその話題で盛り上がったっけ。
そんなベルイマンの他の作品も観る事のできる機会が!!
これは、是非観たい。映画って凄い!!ベルイマン特集

状況劇場は観なかったな。

2015-02-01 11:59:29 | アート
唐十郎さん

そうなの、ワタシは、小劇場とかアングラって呼ばれていた演劇がまさに最盛期だった頃上京した。
山形で育って、新劇ですらそれほど観る機会がなかったワタシにとって、その世界は「衝撃」でしかなかった。
理解するとかそういうことではなく、世界ってそういうもの、みたいな・・・・
自分なりに一生懸命、たくさんの価値観に触れて=そうすると、脳みそがフル稼働。
ワタシはね、山崎哲の「転位21」はほとんど観たんじゃないかな。
「一緒に観に行こう!」とかって、明るく誘ったりできないかも、系の。
ほんとに、すごい大切な経験をしていると思う。上京してよかった事、と言ったら、こういう経験だと思う。
山形に住み続けていたら、経験できなかった。それはそれでよかった、とも思うけど。

世界は、カオスなんだよね。祈ることしかできない、のかな・・・

炭坑のカナリア

2014-12-27 12:49:11 | アート
2014の映画のまとめ
記事

「炭坑のカナリア」監督たち・・・そう、誰よりも早く、敏感に、この危険な空気に反応して当然だよね。
私的に、圧倒的に印象に残った作品が、冒頭で紹介されていた、大林宣彦監督の「野のなななのか」だ。
「なんでこんなことが?!」っていうくらい、ものすごい偶然で観ることのできた作品だった。(仙台で観た)
すべてにおいて、驚きに満ちた作品だった。監督の執念のようなエネルギーに圧倒される。この作品がワタシに与えた影響って、のちのち計り知れなく現れてくるような気がする。
石井監督の「ぼくたちの家族」蔦監督の「祖谷物語」も印象深い。どの作品も、「アナ雪」(結局見てない)ような観客動員はないだろう(笑)でも、ワタシはこういう作品を観るためにしか映画館に足を運ぶことができない。

来年は、戦後70年ということもあり、その関連の作品も出てくると思う。絶対に観なければいけないのは、塚本晋也監督の「野火」。ー「戦争を美化するものを信じるなかれ」の言葉のままに、塚本監督の、ありのままの現実をつきつけられる表現に、どんなにつらくても、しっかりこの目を開いて鑑賞しようと思う。商業主義では決してたどりつけない場所。それは、ワタシが理想としている場所にきっと近いにちがいないと思うし。
ちょっと違う意味で「滝を観にいく」(1/25にフォーラムでやるよ)も楽しみ。時代の変化にならって、映画に求めるもの、とか、お金をかけなくても良品がつくれる、ということも広がっていったらいいと思う。観客は、有名タレントが出るわかりやす~い作品を観に行くのもいいし、地味でも深い作品の方が好き、という人もいるだろうし。。「水の声をきく」(山本政志監督)という作品は、たしか、映画を学ぶ学生のワークショップから生まれたと聞いた。5日間くらいで仕上げたらしい。映画界をひっぱる監督たちが、これからの人材育成のために、学生スタッフ、役者が実践的に学べる場をつくって、国際交流もしている、と。山形では(東京でも)これらの作品は、一部の映画ファンにしか届かないかもしれないが、将来的には、こういう地道な活動こそが花を咲かせる、とワタシは信じて疑わない。映画に関してなんて、山形でもっともっとやれることがあると思うのに。。。。
と、まあ、年末の忙しい合間に、休憩タイムでした。よしっ、働こう。。。


やっぱり

2014-12-22 13:29:45 | アート
氷の上の真央ちゃんって、スペシャルなんだな~、ってつくづく思った。
その人が「いるべき場所」だから?
だって、観ているだけで、心があったかくなるし、心が清められる気がするもの。
普段から可愛いと思うけど、それでも氷のうえでのスマイルは、「特別なもの」。
表現者としての憧れだな。
競技者でなくていいから、彼女の氷のうえでの表現をずっと見続けることができたらいいな、って思う。

・・・そういう人に時々出会う。さまざまなジャンルにおいて
(ワタシはずっと表現すること、に興味があるから、目がいくのは同じく表現する人、になっちゃうのだけれど。)

今は価値観も多様になって、それぞれの好みも分散化していて、昔みたいに「みーんなが好き」っていうのは、もう出現しないんじゃないかな。(高倉健さんが亡くなったのって、象徴的だな、ってちょっと感じてた。)

だから面白いな、って思う。これからが楽しみだよ。どうなっていくんだろう、って。
ワタシ昔から、「みんながそうしてるから。」とか、「なんとなく同じ方が安心」っていう感覚がまったくなくて。
「誰がなんと言おうと」タイプ!(笑)親にも「日本一の頑固者」とか言われたけど(苦笑)

最近はもう、時代の変化が急激すぎて。。。「守り続けて大切にされるべきもの」、と「過去の遺物だと気づいてないだけ」、のものがごっちゃになっている気がする。(時代の分岐点にいるんだ、って改めて思ったりします。)
表現そのものは、時代の空気と切り離すことはありえないと思うし、個人の魅力は、変わってほしくない、と。ワタシ個人でいえば、以前は「勉強のため、観といた方が役に立つだろう」みたいな奢った考えがないとは言えなかったけど。。。今はそういうことがまったくなくなった。

地方ならみんな同じだと思うけど、都市部との「文化的な差」がすごくあった。で、バブルの頃なんかは(いまだにか。)劇場・ホールをたくさん建てて、「一流のものを地方でも観られるように」ってみんな(おもに役所関連の方たち)口を揃えてた。
「一流のもの」って、みんなが口を揃えて言えるようなことじゃないんじゃないのかな。その定義は、それぞれの人によって全然違っているに違いないし、違っていることが、素敵だったりする。ワタシはワタシが思う「一流」を求めはじめている日々が始まったように感じてる。時代の変化、自分の変化、どちらも予想がつかなくて、ワクワクする。

やるな~、山形!

2014-09-29 11:14:26 | アート
昨日だったかな?たまたまTVをつけたら、「アフィニス音楽祭2014山形」という番組が。
「アフィニス音楽祭」というものが山形で行われているということは知っていたが、どんな内容であるのか、というのはほとんど知らない、と言ってもいいくらいだった。番組を見てびっくり!こんな凄いことを山形でやっていたの?!って。
だって・・・・アフィニス夏の音楽祭これ、素敵でしょ♫ プロオケのあるところ、という条件で、山形と広島交互に開催とのこと。
山形はとっても吹奏楽がさかん。中学や高校の部活動なんて、運動部並みにハードだもの(もしかしたら、それ以上)
毎日を楽器の練習に捧げているような子たちが、(それがいいのか、よくないのかわからん。)この音楽祭では、世界の一流プレイヤーから指導を受けることができる。
あらたまった場所だけではなく、会場でマエストロをつかまえて質問をする生徒も。先生だって、すすんで教えてくれる。なんなの、この羨まし過ぎる環境!!!(笑)
ワタシ、学校の部活動に関しては懐疑的。あれは、コンクールに入賞するためにやるもの、という気がする。でも確かにあれだけ楽器に触れていれば、それはそれで得るものがあるはず。マエストロの演奏に触れて、人間性に触れて自分の世界がどーんと広がって、人生を変える人が出てきても不思議じゃないと思う。
以前ワタシ、国民文化祭なるものが山形で開催された時、タップで、JAZZ部門に参加した。山形県代表のアマチュア・ビッグバンドの一員として(その時限り)。同じアマチュアでも、ダントツに素晴らしい演奏をしていたのが、金沢のバンド。それと栃木も素晴らしかった。文化祭の折にも、各楽器でクリニックなるものが開催されたのだが、いかんせん、運営側が不慣れだったらしく、連絡ミスもあり残念。ああいう機会は、もっと大切にしなければ、と思う。プロから直接話を聞ける機会なんてそうそう得られるものではないのだから。(音楽に限らず)アマチュアほど、そういう機会を大切にしないのはなぜなのだろう?と思ってしまう。金沢は、JAZZの名プレイヤーがたくさんいることもあり、その方々が、子供たちにJAZZの楽しさを伝える機会を多く作っていると聞いた。ゲストのプロミュージシャンによる前日のリハーサルが凄かったです。名だたる名プレイヤーの演奏を好きな席に座って心ゆくまで堪能できたのですもの。もちろん、打ち合わせしてるとこ、とか。普段本番ではみれないような場面も、ね。ワタシが参加した目的の一番は、これ!です、実は(笑)リハーサルを見ることができるな、と思ったから!自分のタップなんて、度胸試しの意味しかないですもん~
同時期、山形県民会館で行われた、スペイン国立バレエのリハーサルも見学させてもらえる幸運に恵まれたのでした。楽しかったな。そして自分も力をつけたら、あんな楽しい(厳しいとしても)世界が待っているのか、と思うと、ひたすらタップのひとり練習も楽しくなるのでした。(練習だけで終わるのか、ワタシ?やばっ)
早く、一緒にやってくれる相棒に出会いたいものです。幸運を祈り続ける(爆)それまで(その日が訪れますように)、やるべきことを頑張るっ。