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日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

ピーター・ブルック!!

2014-09-23 22:15:48 | アート
ピーター・ブルック(演出家)
若かりし頃(笑)ーまだ東京に住んでいた頃みた、彼の演出の「カルメンの悲劇」は、
今のところ、ワタシの生涯のベスト!(演劇部門)もう、演劇に興味はもてなくなったから、ベスト1決定!!かな?笑

彼に関する映画が公開されるみたい。
これ
日本人も参加してるんだ。
ピーター・ブルックの作品は、もう少し観たかったナ。

興味ある。

2014-09-03 11:28:04 | アート
これ見たいかも!!
大いなる沈黙へ
人は何に感動するのか、がわかりそう。
2h49の上映時間って、ずいぶん大作だよね~。自分がどういう風に感じるのか興味ある。

さすがに芸術の秋だからか、映画館がアートに色づいてきた感じ。久しぶりにワクワク感!
なら国際映画祭は行けそうにないけど、河瀬直美監督の作品が見られる!!これはmustでしょ、って。
好みの問題で行かない作品もあるかもしれないけど、9月6日以降の上映は充実度がスバラシイ、と思う。(ワタシの感想)
あ、フォーラムです!
でも、ワタシが好きな映画って、興行的には難しい作品が多いの・・・特に山形ではね。
だから上映してもらえるのは有り難い!
昨日、大阪に転勤になった弟がうちに来て、映画の話になり、ワタシが、大阪って映画館多いの?って聞いたら(昨今は、どこでも減っているのかと思い)
「都会だから多いさ」って言うから「さすがにアート系の映画館はないでしょ」(東京のアート館がなくなっていくニュースを聞くから)って言うと「アート系だってあります。」だと。
山形でアートなどという言葉を使うと「つかしてる(←たぶん、方言?格好つけてる、という意味)」だの「気取ってる」と言われがちですが(陰でね・笑)
これは、どこに住んでいるか、とか、どこで育ったかというのは関係ないように思います。その人の持っているもの。(か、生まれた時に持ってたもの)
隠れキリシタンみたいに地下に潜らなければいけないのは嫌だよ~~~(笑)
山形にだって芸術大学が存在するのですからね。
山形ビエンナーレ、頑張ってください。(大変そうです。)
高木正勝さんは、さすがさすがのソールド・アウトなんですものね。
ふふふ、ゲットで~す。山形でどんな音楽を奏でてくれるのか、想像するだけでドキドキします。

昨晩は、食欲の秋でもあり、今年初の芋煮を。やっぱりおいしい~~。山形は美しくてよいところに決まっているじゃないですかっ!

ベネチア・nobi
nobi・シネマ
https://www.facebook.com/NOBI.MOVIE
NHK

突然ですが、ベネチア映画祭出品の「野火」速報(ワタシの記録用ですが。)
監督が、脚本、主演、撮影と何役もやっているのですが、他キャストも含めてほぼボランティアなんですよ。
こんなことができるの?!って感じです。(もちろん、まだ観てないけど。)受賞することの意味は、
これからも映画を撮り続けたい、ということと、伝えたい思いの強さ(戦争の愚かさ)、映画への愛(後進へ道をつなぐ、だとか・・・たぶん)
日本での公開がうまくいきますように。。。と願うばかりです。「KOTOKO」で惚れ込んでしまったので。
ベネチアの観客に負けないくらい、日本人にも受け入れてもらえればいいな~
(たぶん、描写とか容赦ないから、日本人は苦手だと思うけど・・・ワタシも含めて・・アレ?!)
山形で公開されなかったら、遠征しよっと。

人は・・・

2014-06-08 10:53:06 | アート
生きている人間にとって、「未来」は進むべき道であって、未来から学ぶことはできない。
未来から学ぶことができるのが、「文学」であったり、「写真」「絵画」「映画」をはじめとする芸術作品だ。
アートは、時間をきりとった空気をうつしだしている。
ある人の言葉が印象に残っている。

アートとは技術のことである。眼には見ることのできない精神を物質化する為の。

私のアートとは私の精神の一部が眼に見えるような形で表象化されたものである。いわば私の意識のサンプルと言っても良い。
(杉本博司 歴史の歴史より引用)

このところワタシ、突然スイッチが入った(どこにあるかわからない・笑)みたいに、次々と映画を観はじめた。(なんでしょね?笑)
「野のなななのか」から始まり、「東京家族」(東京物語は、だいぶ前に観ている)、「父と暮らせば」(舞台観てない)
はじめて観たものばかり。大林監督の「野のなななのか」は新作だけど、たぶん、なにもなければ(!)見る事もなかったように思う。あとの二作も。他にたくさんたくさん観たい映画が当時はあったから。見るべき旬、ってやはりあるように思う。今でなければわからないことが・・・・。

「偶然」も「必然」もみえない力、だと思う。
ワタシを不思議な気持ちにさせて、思いも寄らないことに気づかせてくれているのも・・・・
過去に出会った人たちであったり、同時代を生きている、まだ会ったこともない人であったり、出会うこともなかったはずであろう人たち。
そんな人たちとの、つながりをどこかで感じている自分。
未来につながるのかどうかはわからないけれど。
人の価値をお金に換算するような社会、競争社会で勝者ばかりが価値あるものと認められる社会
未来は違うものになって欲しいと心から願う。

パルコ劇場

2013-11-29 10:05:11 | アート
元セゾングループ代表、堤 清二氏の死去に伴う新聞記事を読んで、ワタシは、改めて自分の無知を感じた。
パルコ劇場といえば、ワタシが東京で暮らしていた当時、斬新で、挑戦的なラインナップで、ちょっとした憧れの劇場だった。(今、そんな劇場があるだろうか?)
にもかかわらず、「あれ?パルコ劇場ってまだあったんだっけ???」って。ーというのも、アート系の映画館はもとより、根強いファンがついていると思われた良質な劇場も次々に閉鎖を余儀なくされていったことは、新聞で読んで「やっぱり時代の流れかのう・・・・」と寂しく思っていたから。HPでチェックしたら、パルコ劇場は、まだ存在しているようです。でも、ラインナップを見ても、ワタシの心は、もう二度とときめくことはないのかも。作品や、演劇制作をとりまく環境が、時代からはてしなく取り残されているような気が・・・・こんな地方に住んでても、かつてのことを知っている身としては、思わずにはいられません。ワタシの恩師が先見したとおりです。
で、驚いたのは、この堤さんという方のお考え。いつもイノベーティブ(革新的)な提案を周囲にも求めていたという。「目指したのは、自立した市民の確立。文化的な生活によって、一人一人が権威や義理に頼らず判断できるようになることが理想だった。市民感覚が世の中をよくすると信じていた。」
ワタシも文化って、普段の生活にも浸透しなければ意味がないと思う。劇場にでかけ、音楽やお芝居を聴く事を文化と思ってるのって、歴史遺産?って思う。それも、一方的に与えられて。世の中に今溢れているのは、歌えないのに「歌手」っていう人だったり、才能がある、という人を意味するはずの「タレント」さん、だったり。。。だったら、そんなのお金払ってみるよりは、自分自身が歌ったり踊ったりして楽しんじゃえばいいんだと思う。人に見てもらいたければ、知り合いに頼めばいいし(笑)知り合いが出るとなれば、見たい人はいるもんなんだよね。(見に来た人が、「あれくらいなら私にも出来そうだから」って仲間にはいってくれるかもしれない!わはは。)
だけどね、そんなコマーシャリズムや、大衆迎合?(言葉悪いかな。。)から離れて、圧倒的に存在しているアーティストってやっぱりいる、と思うの。もしかしたら、ワタシにとって。であるかもしれないけど。ワタシは自分の眼力を信じるから、いつまでもその人たちとは、作品を通して繋がっていられると信じてる。それがワタシの生活のあちこちに入り込んでいる。そんな感じが、ワタシなりの「文化的生活」なのじゃ~

*セゾングループだから、銀座セゾン劇場も、同じ系列?
この劇場でみた、ピーターブルック演出の「カルメン」(カルメンの悲劇)ワタシの生涯NO1の舞台です。いまだにあの時の衝撃は忘れられません!今思っても、なんであんなに演劇界が輝いていた時代に遭遇できたのか、とても不思議な気分です(笑)

ピーター・ブルックの言葉


シャガールの世界

2013-10-11 20:44:51 | アート
知らなかったよ。。。
シャガールが舞台芸術に関して、あんなに深くかかわっていたなんて。
舞台美術から、衣装。シャガールの作品の前で、シャガールがデザインした衣装で踊ってた!!!!(バレエ衣装の展示もあった)
そして・・パリ・オペラ座の天井には、シャガールの壁画!!??
シャガール展

この展示は、とても興味深いです♪
ワタシは、シャガールがずっと密かに?好きで、実は画集も持ってたりするのです。
でも、この展示は、今まで、光をあててこなかった部分をたくさん見せてくれるような(モニュメント的な作品群との説明)新鮮な驚きに満ちていました。
見る機会に恵まれた幸せ~

喫茶店などに飾られていることの多い彼の絵。一見、色の美しさなどからでしょうか、むしろ軽い印象に受け止められているのかな~と、いつもちょっと違和感でした。
シャガールの絵の前に立つと、決まってワタシの心はさわさわ、しました。ものすごい、強い「祈り」が感じられるから。
・・・作品は、作者の想い、人生そのものなんだな、と。ワタシがシャガールの絵に惹かれるのは、当然のことだ、って。作品から作者が見えてくるようなものじゃないと、どうにもワタシ、好きになれないみたいなんです。