宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

年金考

2007-07-11 06:51:50 | 政治
年金を語りたい。
今の世の中、普通に生きていくのに、毎月どれくらいの費用が掛かるであろうか?考えた事があったであろうか?・・・・

中古であったにしても車は必要な時代になってるであろう。
その維持費も大変だ!重量税、取得税、車両保険、車検時の費用、5月の自動車税、他に駐車料もあれば、高速、有料道路料金もある。
自動車ローンがあればもっと大変だ!
ガソリンも高い!うっかりドライブも出来やしない。
携帯電話も半ば必需品になってきている。
生命保険もバカにならない、連れ合いや子供たちのために抜ける事もできぬ。
家に住めば、自分の物ならば、固定資産税も掛かるし、住民税は上がるし、古くなれば手直しにお金も掛かる、それが出来なくば対症療法式でとりあえずの付け焼刃で修理する他ない、かくして継ぎはぎだらけの家の完成だ!
毎月自動的に取られていく費用は国民年金では当然充当などできぬ

人の物ならば、賃借料が死ぬまで掛かり、2年事の更新料が辛い。更新が嫌なら引越しか、引越し貧乏のフレーズもドッコイ生きている。

他に、年齢も上がると付き合いもいろいろとある。親戚が多ければそれもバカにならない。かくて人は、お金を余裕をもって残すことなどとてもできない人生を送ることになる。

上記の事柄が、みんな老後に掛かってくるのだ。
とても基本の国民年金6万何がしでは足りないのである。さてどうする?・・・・
死ぬまで働き続けるしかないのだ。働けなければ死ぬか、生活保護か、しかないのである。生活保護が恥なら死ぬしかない。

上乗せの厚生年金でも、それほどに余裕はない。必要以上の医療費が掛かれば、途端にパンクしてしまうのだ。
そして、いよいよ国会議論軽視の強硬採決ならぬ、財政再建の強行。
「公」の税金が、そんな人々の不安をよそに、粛々と値上げラッシュ・・・・
みんなが収入を下げている状態であるのに、「公」だけは我れ関せず、とばかりに
無為無策のツケを押し付けてくる。
そんな中での年金不安である。司る者たちを信じ、任せきってしまった一生の不覚であろう・・・・?これも世代ごとの同じ繰り返しだ!全然先人たちに見習っていない。
そんな状態で、うん・・・・?ミサイル防衛?・・・・だと!・・・