日光浴するテングチョウ(Libythea celtis)
顔の一部が天狗の鼻のように長い愛嬌のあるタテハチョウ科の小蝶である。この蝶は6月ごろ羽化するが、すぐにどこかに隠れてしまう。秋にはまたしばらく活動するが、越冬して翌年の春先に里山へ出てくる。
この季節には、明るい雑木林の路上をせわしく飛び回り縄張りを張る。深山よりも低山に多く、吉田山の小径や比叡山に登る山中越などでよく観察される。筆者は、モンシロチョウよりもテングチョウの初見で春の訪れを感ずる。食樹はエノキ (N7I2)。
日光浴するテングチョウ(Libythea celtis)
顔の一部が天狗の鼻のように長い愛嬌のあるタテハチョウ科の小蝶である。この蝶は6月ごろ羽化するが、すぐにどこかに隠れてしまう。秋にはまたしばらく活動するが、越冬して翌年の春先に里山へ出てくる。
この季節には、明るい雑木林の路上をせわしく飛び回り縄張りを張る。深山よりも低山に多く、吉田山の小径や比叡山に登る山中越などでよく観察される。筆者は、モンシロチョウよりもテングチョウの初見で春の訪れを感ずる。食樹はエノキ (N7I2)。