私が亡くなって、私の葬儀をするというのなら、こぢんまりとした家族葬がいいなぁと思っています。
棺の中の私は、たくさんの人にじろじろ見られたくありません。
先日出会った友人も全く同じことを言っていました。
60歳を過ぎた私たちはこんな会話をするようになったんだなぁ…と、しみじみ思いました。
一般の人も「お別れ会」という偲ぶ会をすることもあると知り、これはいいかも!と思いました。
が、私って偲んでもらうほどの人間ではないよねぇ…とすぐに気がつきましたよ。
ということは、生きている間にみんなを私主催のパーティーにお招きして…。
が、たくさんの人が出席してくれるとも思えないなぁ…とこれまたすぐに気がつきましたよ。
---------------------------------------------------------------------
http://納骨堂辞典.com/column/1258より引用
お別れ会とは四十九日などに合わせて営まれる、故人を偲ぶ会のこと
お別れ会、またはお別れの会とは、四十九日や一周忌といった節目の日をめどに行われる、故人を偲ぶ会のことです。有名人が亡くなると、後日お別れ会が行われるのをメディアで目にすることが多いでしょう。しかし最近では、有名人でなくてもお別れ会を開催することがあります。先に家族だけ、もしくは親族だけで簡素な葬儀を済ませ、お世話になった人々に向けてお別れ会を営むのです。なかには、火葬のみ行いお葬式はしない「直葬(ちょくそう)」で済ませ、お別れ会をもってお葬式とする家族もいます。なぜ、二度手間とも思われる方法でお別れの機会を設けるかといえば、お別れ会には通常の葬儀と比べてメリットがあるからです。ただ、もちろんデメリットも存在するため、両方を比べたうえでお別れ会をするべきかどうかを決める必要があります。
お別れ会のメリット
お別れ会のメリットとして最も大きいのが、準備期間を長く取れることです。通常の葬儀の場合、火葬も控えているため準備期間は2日から長くても一週間ほどしかありません。すると希望の演出などを考える間もなく、また故人とじっくり向き合う間もなくお葬式の日を迎えることになりかねません。お別れ会は火葬を終えてから準備を始められるため、火葬前に故人と向き合う時間も、お別れ会の準備期間も同時に手に入るのです。また、最近では親族を中心とした少人数で葬儀を行う「家族葬」が流行していますが、家族葬にすると、あとで弔問が続く恐れがあります。せっかく簡素な葬儀にしたのに、葬儀の後に弔問がずっと続くようでは、かえって遺族が疲れてしまいます。そんなときに「弔問は遠慮します、お別れ会を開くのでそのときに参列してください」と言えるのもメリットです。義理を欠くことなく、悲しみのさなかにゆったりした時間を確保できます。また、お別れ会のときには遺体ではなく遺骨になっているため、葬儀場ばかりではなくレストランやホテルなど、会場の選択肢が広がるのもメリットといえるでしょう。
お別れ会のデメリット
お別れ会には、デメリットもあります。葬儀を2回行うことになるので、費用がかさむ傾向があるのが、一番のデメリットです。ただし、お別れ会の費用は工夫次第で抑えられます。最もよくみられる工夫が、会場費や料理の費用を人数分で割って、会費制にしてしまうというものです。また、レストランなどを貸し切りにすれば、大きな会場を借りて使用料を支払うよりは安く済むでしょう。また、火葬を伴う葬儀のときと、お別れ会の場と、2度親族を集めなければならないというデメリットも発生します。しかしこれは、四十九日や一周忌など、もともと親族が集まる機会に合わせてお別れ会を設定すれば解消されることです。
お別れ会の準備のポイント1 | 招待状は早めに送る
お別れ会をしたいと考えたら、まずはお別れ会を企画している葬儀社や、会場にしたいホテル、レストランなどに相談に行きます。四十九日をめどとするなら、亡くなってすぐに日にちを決め、予約だけでも済ませておくのが賢明です。なぜなら、お別れ会に限らず法要や披露宴などの招待状は、1ヶ月前までに送るのがマナーとされているためです。早めに招待状を送っておければ、葬儀後に弔問客が訪れる心配もありません。招待状には、会費や服装について指定しておきましょう。喪服か平服かを指定しておけば、参列者は服装に悩まずに済みます。
お別れ会の準備のポイント2 | プログラムは披露宴を参考に
火葬が終わってひと段落したら、会場の担当者とお別れ会の細部を詰めていきます。法要と同時に行うなら、法要を営む時間も考えなければなりません。例えば、午前中にお寺や法要会館などで親族中心に法要を済ませ、午後にカジュアルな会場で一般参列者とともにお別れ会を催すなど。法要とお別れ会を切り離せば、お別れ会のプログラムは宗教を気にせず自由なスタイルで演出できます。プログラムの内容は、結婚式の披露宴のようなイメージです。参列者みんなで食事をしながら、弔辞が読まれたり、ピアノなどが献奏されたり、故人の在りし日の写真がスライドで流れたりするのを見守ります。焼香は、レストランやホテルなどではできないことがあるので注意しましょう。焼香ができない場合は、献花を行うケースがほとんどです。
まとめ
お別れ会について、その意味やメリット、デメリット、準備の流れをご紹介しました。お別れ会は有名人が行う特別なものではなく、一般人も営むものになりつつあります。従来の葬儀の形に違和感を覚えている人は、ぜひお別れ会についても検討してみましょう。また、お別れ会は、遺族が思い立ったらいつでもできるのが特徴です。「家族葬にしたけれど、寂しい気持ちが残った。盛大にやれば良かった」と悔やむ気持ちがあるなら、故人の命日などにお別れ会を企画してみてはいかがでしょうか。
棺の中の私は、たくさんの人にじろじろ見られたくありません。
先日出会った友人も全く同じことを言っていました。
60歳を過ぎた私たちはこんな会話をするようになったんだなぁ…と、しみじみ思いました。
一般の人も「お別れ会」という偲ぶ会をすることもあると知り、これはいいかも!と思いました。
が、私って偲んでもらうほどの人間ではないよねぇ…とすぐに気がつきましたよ。
ということは、生きている間にみんなを私主催のパーティーにお招きして…。
が、たくさんの人が出席してくれるとも思えないなぁ…とこれまたすぐに気がつきましたよ。
---------------------------------------------------------------------
http://納骨堂辞典.com/column/1258より引用
お別れ会とは四十九日などに合わせて営まれる、故人を偲ぶ会のこと
お別れ会、またはお別れの会とは、四十九日や一周忌といった節目の日をめどに行われる、故人を偲ぶ会のことです。有名人が亡くなると、後日お別れ会が行われるのをメディアで目にすることが多いでしょう。しかし最近では、有名人でなくてもお別れ会を開催することがあります。先に家族だけ、もしくは親族だけで簡素な葬儀を済ませ、お世話になった人々に向けてお別れ会を営むのです。なかには、火葬のみ行いお葬式はしない「直葬(ちょくそう)」で済ませ、お別れ会をもってお葬式とする家族もいます。なぜ、二度手間とも思われる方法でお別れの機会を設けるかといえば、お別れ会には通常の葬儀と比べてメリットがあるからです。ただ、もちろんデメリットも存在するため、両方を比べたうえでお別れ会をするべきかどうかを決める必要があります。
お別れ会のメリット
お別れ会のメリットとして最も大きいのが、準備期間を長く取れることです。通常の葬儀の場合、火葬も控えているため準備期間は2日から長くても一週間ほどしかありません。すると希望の演出などを考える間もなく、また故人とじっくり向き合う間もなくお葬式の日を迎えることになりかねません。お別れ会は火葬を終えてから準備を始められるため、火葬前に故人と向き合う時間も、お別れ会の準備期間も同時に手に入るのです。また、最近では親族を中心とした少人数で葬儀を行う「家族葬」が流行していますが、家族葬にすると、あとで弔問が続く恐れがあります。せっかく簡素な葬儀にしたのに、葬儀の後に弔問がずっと続くようでは、かえって遺族が疲れてしまいます。そんなときに「弔問は遠慮します、お別れ会を開くのでそのときに参列してください」と言えるのもメリットです。義理を欠くことなく、悲しみのさなかにゆったりした時間を確保できます。また、お別れ会のときには遺体ではなく遺骨になっているため、葬儀場ばかりではなくレストランやホテルなど、会場の選択肢が広がるのもメリットといえるでしょう。
お別れ会のデメリット
お別れ会には、デメリットもあります。葬儀を2回行うことになるので、費用がかさむ傾向があるのが、一番のデメリットです。ただし、お別れ会の費用は工夫次第で抑えられます。最もよくみられる工夫が、会場費や料理の費用を人数分で割って、会費制にしてしまうというものです。また、レストランなどを貸し切りにすれば、大きな会場を借りて使用料を支払うよりは安く済むでしょう。また、火葬を伴う葬儀のときと、お別れ会の場と、2度親族を集めなければならないというデメリットも発生します。しかしこれは、四十九日や一周忌など、もともと親族が集まる機会に合わせてお別れ会を設定すれば解消されることです。
お別れ会の準備のポイント1 | 招待状は早めに送る
お別れ会をしたいと考えたら、まずはお別れ会を企画している葬儀社や、会場にしたいホテル、レストランなどに相談に行きます。四十九日をめどとするなら、亡くなってすぐに日にちを決め、予約だけでも済ませておくのが賢明です。なぜなら、お別れ会に限らず法要や披露宴などの招待状は、1ヶ月前までに送るのがマナーとされているためです。早めに招待状を送っておければ、葬儀後に弔問客が訪れる心配もありません。招待状には、会費や服装について指定しておきましょう。喪服か平服かを指定しておけば、参列者は服装に悩まずに済みます。
お別れ会の準備のポイント2 | プログラムは披露宴を参考に
火葬が終わってひと段落したら、会場の担当者とお別れ会の細部を詰めていきます。法要と同時に行うなら、法要を営む時間も考えなければなりません。例えば、午前中にお寺や法要会館などで親族中心に法要を済ませ、午後にカジュアルな会場で一般参列者とともにお別れ会を催すなど。法要とお別れ会を切り離せば、お別れ会のプログラムは宗教を気にせず自由なスタイルで演出できます。プログラムの内容は、結婚式の披露宴のようなイメージです。参列者みんなで食事をしながら、弔辞が読まれたり、ピアノなどが献奏されたり、故人の在りし日の写真がスライドで流れたりするのを見守ります。焼香は、レストランやホテルなどではできないことがあるので注意しましょう。焼香ができない場合は、献花を行うケースがほとんどです。
まとめ
お別れ会について、その意味やメリット、デメリット、準備の流れをご紹介しました。お別れ会は有名人が行う特別なものではなく、一般人も営むものになりつつあります。従来の葬儀の形に違和感を覚えている人は、ぜひお別れ会についても検討してみましょう。また、お別れ会は、遺族が思い立ったらいつでもできるのが特徴です。「家族葬にしたけれど、寂しい気持ちが残った。盛大にやれば良かった」と悔やむ気持ちがあるなら、故人の命日などにお別れ会を企画してみてはいかがでしょうか。