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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

幸せと健康

2008年06月17日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い
写真は、先日播州清水寺で見かけたもの。

「不幸はすぐわかるが、幸せはなくしてからわかる」


幸せであることが当たり前と思う心は、考えてみると、非常に傲慢なのかもしれない。

健康もまた然り。
失って、或いは失いかけて、しみじみとそのありがたさを自覚する。

健康に気をつけ、感謝しながら、今楽しめることは、今楽しみ、今日やりたいことは、できるだけ今日やってしまおう。


親のありがたさもまた同じなのかもしれないと思う。

近頃頻繁に「次はいつ?」と、帰省の予定を母が私に問う。
帰省したその日にそう聞かれるのは、私は苦手である。

それは、ちょうど、お昼ご飯を美味しく食べている時に、「今日の夕食のメニューは?」と夫に聞かれて、「今は取り敢えず満足してよ!そんな先のことを聞かないでほしい!」と言いたくなるようなうんざり感に少々似ている。

今日の朝日新聞の3面に、「人の幸せは、小さな安心がいつも確認できるところにあるのではないでしょうか。」とあった。
母の求めているものは、きっとこの「幸せ」なのだろうと思いながらその記事を読んだ。

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