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十津川村の旅 (その3)玉置(たまき)神社   202310

2023年11月03日 | 旅(奈良)
十津川村には標高1076mの玉置山という霊峰があります。
大峯奥駈道が通る玉置山は山岳修行の聖地のひとつ。
大峯奥駈道の南の拠点として多くの修行者が往来し、その山頂近くに鎮座する玉置神社は熊野三山の奥の院として栄えました。

玉置神社は、第十代崇神天皇の時代に王城火防鎮護と悪神退散のため創建されたと伝えられているようです。


玉置神社へお参りするには、幅員の狭いくねくね道を車で上がります。
対向車が来ないことを祈り続けるような道です。

  


山また山  

玉置神社の駐車場には思っていたよりも多くの車が止っていました。


         

    


幟がたくさん立てられていて、厚く信仰されている神様なのだとわかります。
    

    

  

この鳥居をくぐると、参道は下り道です。

   


    

かなり下りて行きます。


   

      



樹齢3000年と言われる神代(じんだい)杉や、常立(とこたち)杉、大杉などの巨樹を含む杉の巨樹が、天に向かってのびています。


    

御本殿 

  
   



三柱神社  
  

  

         

   

駐車場からの展望、幾重にも連なる山また山
 
  


玉置神社は、とても神聖な空気を感じる神社でした。

摂社・三柱神社
出雲大社玉置教会
末社・玉石社
後白河院、和泉式部の参詣記念の石塔
彩色戸襖(狩野派の花鳥画)
などについては下のリンクを見てください。


私は、全く予備知識なしに玉置神社へお参りしましたので、「玉石社」が玉置神社の最も神聖で重要な部分だとはつゆ知らず、玉石社には詣でずに帰ってしまいました。
残念なことをしました。「徒然草」ではありませんが、先達はあらまほしきもの…です。
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