Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

ものが溢れている家

2008年06月26日 | 家事
押し入れの掃除をしていたら、当然のことながら、たくさんの物がでてきた。

何十年も使ってきた扇風機をこの度処分することにした。回ることは回るのだが、ちょっと回り方がおかしい時もあるから、火が出てきたら大変。

長年頑張ってくれた扇風機との別れは寂しいが、これは納得のできる別れだった。


問題は、別れ難いものをどうするか。

パッチワークの未完成品と、その材料一式。
トールペインティングの未完成品と、その材料一式。

趣味を持ったのはいいが、そのための材料が段ボールに何箱にもなって、押し入れを占拠している状態。
その趣味が継続するかどうかが最も重要なポイントではあるが、空間的に余裕の無い人間は、段ボールにいくつもの材料がいるような趣味は持つべきではないということに気がついた。製作している時は楽しいが、後々のことまで思いを巡らせるべきだった。

完成した作品はもちろん大切だが、製作途中のものも手放し難く…。しかし、完成されるときが来るのか…。
今後、この布や板やペイントや筆は使うのだろうか…。しかし、捨ててしまったら、また作りたくなるものかもしれない。

思い切りよく捨てるという勇気もなく、しかしながら押し入れに戻すと、本来押し入れに入れたい服や季節の電化製品がまたしても室内に溢れる。

どうしたものか…。とりあえず、趣味関係のものは全部実家の納屋…。そして、数年間使わなかったら焼却場…。

たくさんのものを所有して、結果それに苦しめられるというのは何という皮肉。
もう、本当にいるもの以外は家には持ち込まない勇気が必要だ。
無料のプレゼントはもらわないようにしようと思いながら買い物に行き、買った薬にはレジ袋のようなものがおまけについてきた。これはもう笑うしかない。

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