お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

ノハナショウブ(サロベツ原野)

2009年10月10日 |  🌹.樹花.庭園探訪.

映像:目を凝らすと、花下部に蛾が止まっているのを観察。恐らく蜜を吸っている。

夏の名残りの一本だけ見つけた長沼近辺。湿地帯でも比較的水気
がある場所に可憐に咲き残る。ともすれば見逃しそうな原野に精
いっぱい咲いてる。今日の私の観察に間に合う様に頑張っていた。

野花菖蒲:ハナショウブの原種。山野の湿地や草地に群生し、茎
   は高さ0.5-1.2mになる多年草。アヤメ、カキツバタとの大
   きな違いは外花被片の基部に黄色の筋が入る。花期:6-7月

和歌:「万葉集」(巻4・675)に記載

  『おみなえし 咲沢に生ふる 花かつみ かつみる人に恋やわたらん』(中臣女郎)

説明:中臣女郎が大伴家持に贈った歌。「花かつみ」が野花菖蒲を示しているとされ
   るが、当時アヤメも杜若も菖蒲も区別がされていない時代では詳細不明なり。

花言葉:うれしい知らせ、優しさ、伝言、心意気、優しい心、優雅、あなたを信じる


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