お湯の国 日本

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龍神温泉 (和歌山県 田辺市龍神村)

2006年07月12日 | 💛関西中国 名湯巡.

日本三大美人の湯(群馬県の「川中温泉」、島根県の「湯の川温泉」、和歌山県「龍神
温泉」。泉質は順に「石膏泉」、「単純温泉」、「重曹泉」と異なるが、いずれも弱アル
カリ性であり、ナトリウムイオンとカルシウムイオンを含んでいるという共通点がある。

【Data】重曹泉 43.3℃ pH7.8 源泉龍神温泉&ボーリング泉の混合

美人の湯とは:皮膚表面上で皮脂のカルボン酸がナトリウムイオン、カルシウムイオン
   と反応して、カルボン酸ナトリウムカルシウム塩が形成される。カルボン酸ナ
   トリウムは界面活性剤で、いわゆる「石鹸」。その働きは皮膚にしみ込んで汚れ
   をはがし、乳化する。又、カルシウム塩には「ベビーパウダー」のような作用が
   あるため湯上り後に「肌しっとり」「すべすべ」した感じになるという訳である。

筆者、今回の温泉探査目的の一つはこの美人の湯「龍神温泉」の入湯であった。流石に
知名度の高い事もあり、混雑、この混み具合では循環でも仕方ない。お湯を味わう処で
ない。泉質さえ同じなら日本には「美人の湯」はいたるところにある。ただ、古来の美
人の湯にこだわるから此処へ来るのだ。これでとりあえず三大美人の湯の2つに入湯


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