お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

細野相沢冬物語

2009年03月12日 |  🍏津軽 紀行物語.

映像:サザエさんねぷた、武者絵灯篭、山肌のペットボトル蝋燭文字・・・何か不自然な景観だ(2009.02.07)。

「山の湯」がオープンした平成15年から温泉場の広場で冬祭りが行われて来た。今回友人に誘われ参加した。青森から車で一時間。この山里の素朴な地祭りをイメージして来たのだが…。村民はテントで料理作りのゲートの中でのお祭りは村人の参加のない、かといってこれっといった見もののないイベントだった。一回は珍し半分で行けても再度と言うとどうだろう。

所感:冬の登山囃子、狭いテント屋台での行列、寂しすぎる冬花火、暗がりの野外立食、容赦ない寒さ・・・いったい、誰の為に、何の為のお祭りなんだろう…お持て成しのマインドがない。ゲートの中の催しに主催者の自分勝手が見え隠れする。この様な補助金頼みの地域イベントが最近多い。
 地域の出来る事、地域の特性、あずましのお持て成し…それだったら、どんなにささやかでもそれなりに感動する。人を呼び込もうとすれば、費用がかさむ、無理もする。お祭りの意味を考え直して欲しい。自分たちの為のお金の掛からないお祭りが本来のあるべき姿。観光客は素朴な田舎の伝統的な祭事を求めている。(隊長)

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