株式会社オフィス総合研究所

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阿武山の大蛇退治

2015年04月26日 07時14分49秒 | 広島土砂災害
<可部町はなし百話>
阿武山の大蛇退治
 
広島土砂災害の防災を考える上で、過去の災害の
歴史に学ぼうと思っています。

以前の記事はこちら
 
そこで、この地区に昔から伝わる伝説を調べる
ことにしました。
 
調べて行くうちにたどり着いたのが、
可部町はなし百話でした。

ここに、阿武山の大蛇退治」の物語があります。
この伝説は、実は「陰徳太平記」に書かれて
いるものです。

以下、ウィキペディアより

「陰徳太平記」とは、
日本の古典文学書の1つである。
全81巻と「陰徳記序および目録」1冊で、戦国時代の山陰、
山陽を中心に、室町時代13代将軍足利義輝の時代から、
慶長の役まで(永正8年(1507年)頃から慶長3年(1598年)頃
までの約90年間)を書く軍記物語。
                               以上

以下が「阿武山の大蛇退治」の内容です。
 
昔、天文元年(1532年)の春2月、佐藤郡八木村(今の佐東町八木)の
阿武山の一帯に一匹の大蛇が棲んでいた。
その体は山の七谷七山をめぐり、その背中にこけむした
松の木が生え、怒れば口中より火を吐くというすざまじいものであった。
 
石州へ通ずる可部街道にも時々あらわれ、太田川を渡って可部町に
も入り込むことがしばしばであった。そのたびに人畜に害を与え、
道行く人々を恐怖のどん底におとし入れた。
ために道を通る人も少なくなり、商業を中心として成り立っている、
可部町へ出入りする人もすっかり途絶えるようなありさまであった。
 
八木の城主、香川左衛門の尉光景はこのことをきいて、
「まことに残念である。香川といえばこの地方に武勇の名を
知られた城主である。それがわが郷土より、かかる大蛇の出没である。
そのままにしておくことは、わが武威に関わる一大事ある。」というので、
一族家臣を集めて、大蛇退治のことを評定した。
 
家臣の中にも武勇に秀でた武士も多々あったが、万が一にも打ち損じた
ときは香川一族の恥になるだけでなく、幕府のきこえも悪くなる。
とは言え、放っておいては香川の一族に勇者なし、
といわれることにもなる。さて困ったものよ、と頭をかかえるのみで
誰一人として、進み出て退治すると言う者がなかった。
 
その頃家臣の香川左衛門太夫勝雄は、伊勢参拝の帰途、福山あたりの
旅館で、退治するために城主家臣共、頭をかかえて思案していることを知った。
勝雄はこのとき若干十八歳、紅顔かれんと言うには程遠く、背の丈六尺八分
ほほひげは針金の如く固く、そのけいけいたるまなこは人を射るに十分、
胸毛は猪の怒れるときの如く、逆立ちし生え、両腕は力こぶ隆々として、
十五人力ほどの力をたくわえていた。勝雄は日頃言っていた。
 
「人が人を斬るなどということは珍しいことではない。
鬼神か天狗などを斬る機会がほしいものだ」勝雄は城主の大蛇退治の
意のあることを聞くと、ただちにその宿を飛び出し、一目散に走って
八木城に帰ってきた。ただちに城主の面前に出て
「何程の事やありましょうぞ。せんぎに及ぶ余地なし。
大蛇退治のこと、かく言う香川勝雄にお命じください」・・・と

前半は以上です。
背の丈六尺八分は約2メートルです。
香川勝雄は2メートルを超える大男だったのですね。
大蛇は土砂災害のことだと思います。
そう読み違えてみてください。
 
後半は後日発信します。

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