池川亜矢子の行住坐臥再び

独り言、のち猫、時々身体のこと

懐に飛び込む勇気~命のリレー46~

2018-09-12 23:43:26 | 命のリレー

去年の今日、9/12に、なちゅは虹の橋へ引っ越した

毎日、『ぎーぎー』鳴く声がピタリと止んで静かになった。

リバースするコもいないから、沢山の古いタオルや古着なども処分して。
なちゅしか食べなかったフードも買わなくなった。

ペットヒーターやベッドも2つだけでいい。

やたら断捨離が進んだよ

脚にしがみつくなちゅの写真、懐かしい

実は相当の美人であったのだ

耳が聴こえない、声が出せないと知ったのは1ケ月以上経ってから。
それまでも、静かなコだなぁとは思ってたけど。

普通、そうだと凄く怖がりそうなもんじゃない?
でも、なちゅは、飛び込んでいくことを選んだんだよね。

皆と一緒。

テトとも一緒。

とにかく誰とでもくっついていたかったんだね。

心細かったんかな・・・。

お腹の上に乗って顔を舐めるのが好きだったのには閉口したわ。(テトの目がビームに!!)

離しても離しても・・・

離れにゃい!!

 

途中から、なんとかダミ声で叫べるようになったけど、それで私が振り向くから嬉しかったのか、叫びまくって・・・声枯らしてたね

なちゅは、相手を信じ、相手の懐に飛び込む勇気のあるコだったんだと今ならわかる。

なちゅを見つけた時、他の人にも懐いていたみたいだから保護するのを止めたんだ、一時ね。

でも、通りがかる人、全てに走っていくから、違う意味で不安になってさ。

で、キャリーバッグ持ってって、ジッパー開けて
『そのままでいいならいいけど。世の中には危ない人もいるんだよ。うちには、多分あなたの妹だと思うコがいるよ。来るかい?』
と話しかけた。

今、思うと、声なんて聴こえてなかったんだよね。

で、1分ほど、じっーと私を見て、キャリーバッグに入ったんだ。

その後もジッパー開けたまま『いいの?もうここには戻れないよ?お外にも出さないよ?』って言ったけど。
中でくるんと丸まって落ち着いたので、そのまま一緒に帰って、我が家のコになった。

聴こえてないのに、あーちゃんの気持ちをわかってくれてありがとうね。
あーちゃんの懐に飛び込んでくれて、ありがとうね。

アクビねーちゃんにピノコにも会えたんだろうね。
のんびりしてるかい?

うちはね、テトはちょっとおっさんになったよ。相変わらず小町に甘い。
小町は、なぜか、お前のように叫ぶことが増えたよ。
あ、ダミ声ではないよ『ひーひー』って
2匹とも元気だけど、静かだわ。

 

なちゅ、あーちゃんなりに可愛がったけど、もっと抱っこして欲しかったんじゃない?
それを、あーちゃんは、折に触れ悔やんでるよ。

もうすぐ寒くなるから、暖かいお布団に入りにおいで。
皆で待ってるから。

待ってるよ。

We miss you.
Love you soooo much.

 

 

 


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