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梅雨過ぎて、夏のような日々です。
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昨日はユニバーサルビーチ研修会でした。
結論としては、
「海は楽しい!」
故に、
「誰でも楽しめるの大事!」
という思い満タンになった研修会でした。
研修は、座学→実技と、
午前中から夕方近くまでありましたが、
あっという間でした。
さて、まず座学。
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの
木戸俊介さんのお話。
木戸さんのお話は、
やりたいことをする方法論としても
とても興味深く、
「そっか!」
「そんなやり方もあるんか!」
と心踊りました。
そして、木戸さんは
「障害のある人にもチャレンジする権利はある。でも、できることは自分でやり、できないこともやろうとする(大意)」
というようなことを言われました。
これは、障害の有無に関わらず、
誰にとっても大事なことだと、
私は思いました。
無理しろ、ということではないですよ。
相手に確認せずできることを手伝うことや
できないけれどやってみないとわからないことを手伝うこと。
一見、とても親切で優しい風に見えます。
でも、内実、
時短のための手伝いだったり、
時間がかかりそうだから手伝ったり、
そんな現場や支援者の事情が
垣間見えることもある。
チャレンジは、
イベントだけではないはず。
人生そのもの、
生きていくこと、生活そのものが
私たちにとってはチャレンジのはずなのに。
できることは自分でする、
できないこともやろうとする事で、
もし自分でできたら、人生の自由度が
飛躍的にあがる、と私は思うのです。
障害があっても、なくても。
そんなことも考えながら午前中は終了。
そして、いよいよ実技の午後です。
まずは、実際のユニバーサルビーチでの
エピソードや想いについて講師の方のお話。
そして、いよいよ、外で実技です。
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まず、道具を砂浜に持っていく!
そして、水陸両用アウトドア車車椅子、
ヒッポキャンプというものを組み立て。
組み立て式で、持ち運びも便利。
ショルダーバックに詰めて運ぶ見た目は、
組み立て式ロードバイクのようです。
組み立てた後は、砂浜で操作性確認。
次は、魔法の絨毯ビーチマットの扱い!
ヒッポキャンプは乗ると楽しいのですが、
ビーチマットの存在、こちらほほうに
私は「こんなのあるんか!」と
感嘆しました。
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このビーチマット。
整地した(人力で)砂浜に敷くことで、
波打ち際まで車椅子を
スムーズに操作することができます。
で、このビーチマット。
畑に敷けば、畑へ。
田んぼに敷けば、田んぼへ。
車椅子をスムーズに操作可能!
畑が大好きだった義母のことを連想し、
嗚呼!もっと早く知ってたら!
と思わずにはいられないビーチマット!
一緒に参加した夫も
同じような思いだったようです。
ビーチマットを波打ち際まで敷き、
潮が満ちてくるまでしばし歓談。
潮が満ち、
濡れることを厭わないものが
車椅子に乗車。
もちろん、乗車しました。
そして、ライフジャケットを着て、
車椅子で移動。
海の中へ。
浮いてみたり。
6月の重富の海水は気持ちいいぬるま湯。
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生まれて初めて海水浴した障害のある子の
笑顔の写真を思い出す。
笑顔にしかならん。
研修終えて、片付け。
一朝一夕では要量良くなんてできない。
最初は、準備に人数も時間もかかるでしょう。
でも、その日の楽しかった思いを胸に、
楽しんで欲しいあの人を想像しながら、
スキルアップできるといいな、と思いつつ
研修を終えました。
県内あちこちの市町村からの参加に、
海の表情の違う鹿児島のあちこちで、
ユニバーサルビーチプロジェクト、
広がるといいなぁと思うことでした。