日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

お荷物さん。

2016-11-30 22:28:36 | 発達応援
 近ごろ、我が家の梅ちゃんは、
トイレに行きたいけど、トイレが汚れていると、
トイレの前で佇んで、「どうしよっかな」とトイレと私の顔を見比べています。

 トイレは3つあるのだけど、ちょっとでも汚れていたり、
兄ちゃん、姉ちゃんがトイレをした形跡があると、
「むぅー」と佇んでいます。

 私はあわてて、「梅ちゃん、待って。待ってねー」と話しかけていると、
待っていてくれるようになり、掃除が終わって呼ぶと、
「トイレ〜、トイレ〜」とやってきます。

 中々、かわいく賢い梅ちゃんです。

 

 朝の仕事は、6人でしているのですが、
小さくはあるけれども、ガチの社会です。

 たった6人でする仕事だから、ミスをすれば誰のミスかはわかります。
私も自分が間違えば、「あ!」と気がついて、謝って修正します。

 自分のやった仕事が振返ることができない、
すべて、他人任せのような仕事をしていると、やはり、
みんな口にこそ出さないまでも、不愉快さが募っていて、
置いてきぼりを食うことになります。

 私は、やっぱり、言ってしまうので、
年長の同僚から「言ってもわからんのだから」と、
慰められるような、諦めなさい、と言うような感じで言われることがあります。

 私が支援で関わっていた子たちが、
テストや行った先で、「見直し」や忘れ物がないかの「点検」のようなことが不得意だったのは、
まさに、今、目の前で仕事のミスをしても、
自分のこととして受け取ることができず、何度もミスをする同僚と同じだなぁ、と思います。

 そして、焦るからか、荷物をナナメに積んでいたり、
それを指摘されても「あら」とか「ああ」としか言葉にできない同僚との仕事は、
一緒に組む人を徒労感いっぱいにしてしまうのですね。

 自分の頭で考えることができないこと、
自分がやっていることを自分のこととして引き受けられないこと、
私が関わっているお子さんたちは、どうだろう。
朝の仕事では、そんなことを考えることがしばしばあります。

 関わった子どもたちが、あと、数年後、十数年後、働くときに、
そうやってお荷物扱いされないように、そんなことを今日も考えた、朝の仕事でした。
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