風に乗って上がる凧。
こんなに高く、気持ちよく上がってる凧を
数年ぶりに見た気がする。
この凧をあげていた子は、
2時間くらいはあげていたのではないだろうか。
昔遊びは、単純だけれど、
目を動かしたり、風を読んだり、
走ったり、止まったり。
友達の凧と絡まないように、距離を取ったり。
体を総動員しているなぁと感心する。
ゲームじゃなくても、
子どもは楽しいことには集中するものですね。
お正月からあれやこれやと、
同時進行で本を読んでいる。
この本は、教室に来ている、
コミュニケーションは取れるけれど、
いわゆる、言葉としての発語はない子への
参考になるかなぁと読み始めた本です。
本の通りに全てのお子さんが行くわけではないし、本でのやり方がどうなのか、正直よくわからない。
ただ、本を読みながら著者の方が、
お子さんと気持ちを通じ合いたいなぁと
きっとその一心だったのだろうなぁと
思いながら読み進めた。
だから、やり方をこの本で、というよりも
本の中のエピソードを読みながら、
教室のお子さんはどうだろう?と、
エピソードと現実のお子さんの像を行き来している。
言葉が話せさえすれば、聞けさえすれば
生活がうまくいき、
周りとうまく過ごせるとは限らない。
言葉を自分の中でどう受け取るか、
受け取った言葉をどう解釈して、
どう返すかが大事なのかなぁと
現実の生活を送りながら思うことです。
受け取った言葉を
自分の中で豊かにできるように、
そんな土台を育んで行くことを
大切にしたいな、と思います。