日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

身振り手振りと書き言葉。

2018-04-09 22:11:48 | 発達応援
 猫のご飯。
ちぃはちょっと高齢猫用で、
梅と李は、避妊手術した猫用。
桜のご飯は便秘になりにくいもの。

 しかし、ちぃは桜と梅のご飯が好きで、李はちぃのご飯が好き。
梅は梅のご飯が好きなのだけど、桜も梅のご飯が好き。

 それぞれ皿にいれるのですが、
油断すると好きなのに顔を突っ込もうとします。

 私にはわからないけれど、何かが違うのでしょうねぇ。

 子どもの発達についての本を読んでいて気がつきました。

 単なる道具としての「文字」が書けないのか。
「書きことば」として文字を使った言語活動ができていないのか。

 なんとなく、
記号としての文字はきちんと把握できているのだけど、
自分の思いや自分が知っていることを書こうとすると、
途端に手が止める子どもたちと出会ったことはありました。

「文字が書けない」「書きことばとして言語活動ができない」という事柄について、
私は意識して分けて考えていなかったかもしれません。

 文字を使った言語活動をできるようになるには、
「文字」という記号を書けるように練習する以前の生活の中での対話やごっこ遊びなどで
話し言葉を豊かにしておく必要があるそうです。

 そして子どもが話しながら紙に何か描いたり、手や身体、身振りを使って表現することは、
「書きことばの前史」なのだそうです。(『発達のみちすじと保育の課題』)

 文字を書いたり、作文にしたり、認知面を伸ばすのためには、
やっぱり、遊んだり、たくさん身体で表現する小さい頃の助走が大切なのだなぁ、と
しみじみ思うことでした。

 
コメント
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