日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

学習の頭をつくる努力は必要。

2018-04-03 21:37:32 | 発達応援
 今日もジャガイモを食べました。
相変わらずのフライドポテトで食べたのですが、
北海道で食べた、甘めの衣にほくほくのジャガイモが入っている、
揚げいもがたべたいな、と思う今日この頃。

 明日は、揚げいもだ!

 先月、ある漢字の読み方が「覚えられない!」と訴えていたお子さん。
「覚えるには努力も必要なのよ」と、
何回も言ったり、ことあるごとに「なんて読むんだったっけ?」と言いながら終わり、
先月の教室で「覚えた!」とニコニコと帰りました。

 今月の教室で、その言葉と関連したことを口にしたので、
「あ!覚えているんだ!」と思い、「この漢字、なんて読むんだった?」と聞くと、
しばらく考えて、見事に読み、手のひらを向けていたのでタッチしました。

 「なんとなくね、覚えてた」というその口ぶりは、
自信に満ちているように私には感じられました。

 凸凹っ子の中には、自分は勉強はできない、不得意だ、と思っている子が
少なからずいると思います。

 その子たちは、学校の一時間の授業の中では理解できないことが積み重なり、
「ああ、わからない」とすっかり勉強が嫌いになったり、できないと思い込んだりしている場合も多いと思います。

 また、すぐには記憶することが難しく、
たとえ、一時間経たずに同じことを聞かれても、「なんだったっけ?」と思って、
思い出そうとするうちに「覚えてないの?」「やったでしょ?」と、
次々と言葉を浴びせられて、何を思い出そうとしていたかを見失う場合もあると思います。

 覚えたり、理解することに時間がかかる子は、やはり、家での学習が欠かせません。
学校でやったことが曖昧で、覚えていない場合も多いかもしれませんが、
一緒に教科書を見たり、ノートを見たり、そのときにやっている単元と同じことをいているうちに、
「ああ、そうだった」と思い出してくるでしょう。

 中には、「あ、そのとき、誰々ちゃんがこう言った!」と、
周辺部分のみ記憶しているお子さんもいるかもしれません。

 でも、記憶する力はあるということなので、
「よく、覚えていたね」と、楽しく話として聞いているといいかと思います。

 そして、教科の課題として、その中で覚えておくべきことは、
家で、親御さんとの学習でさらいながら、繰り返し、繰り返し覚えていくことは、
学習のやり方を身につける上でも必要なことだと思います。

 はじめのうちはこんな少しなのに、こんなに時間がかかるの?と思えるかもしれません。
でも、その積み重ねの先にしか本人の頭の使い方を作り上げていく方法はないと思うのです。

 自分もできる、という感覚をつかんでいくこと。
その感覚をつかむ学びのお手伝いができれば、と思うことでした。
コメント
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