
丹波市山南町和田挟宮神社(さみや)
御本殿は、江戸中期宝暦8年(1758)の再建で、入母屋造檜皮葺きの誠に巧みで優美な古社にふさわしい建築となっており、特に本殿の彫刻は、江戸期に職人の間で「彫聖」として語り継がれた中川利兵衛の作品です。
境内案内板より
本殿彫刻 大坂浪花 中川利兵衛尉藤原親家 (大工 多可郡 飛田平蔵)
生歿年不詳 享保(1716)~安永年間(1781)かけて活躍した彫物師
7才で彫刻を刻み9才で藤原親家を名乗ったとさせれる伝あり。
挟宮神社他丹波地方に数社彫刻現存・おいおい紹介します。



彫刻・拝殿及び覆い屋があり、正面は撮影はほぼ不可能
正面蛙股は、利兵衛おそらく独特と言える正面向き獅子又、木鼻には麒麟(馬足龍)


















腰廻り 獅子噛み 当初よりこの位置にあったのかどうか?
きれいに納まっていますから当初よりこの位置?獅子噛みは、高い位置のイメージがあるのですが・・・・
両側面2個計4個あり



脇障子裏面 刻銘

花太鼓が描かれている奉納絵馬 元治元年(1864)奉納

今年もよろしく
服部・相野(伊兵衛)も安土です。
みんな近所ですね。
彫も似てますね・・・・・・