ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

西福町・西福寺

2006年02月17日 23時10分30秒 | 社寺まいり
阪急西宮北口の西側、山手幹線より南側の西福町にあります。3度目の正直での彫物撮影となりました。1度目は、西宮えびす渋滞を避けるため迂回したところ偶然発見、見たらようけ彫物があり、少しお話をお伺いしましたが、時間なく撮影断念し、後日時間をつくって出直すことに。2度目は、葬儀準備中で困難な為断念、3度目で撮影できました。
副住職にお話をお伺いすることができ、聞きましたら、明治40年にお寺を新築竣工したそうで、(以前の建物は火災で焼失)彫物は、本堂完成後15年かけて出来上がったそうです。明治から大正の作品です。(ひょっとしたら昭和に突入してるかも、住職が幼少の頃覚えてはるそうなので)彫物師は、北陸方面の宮大工の組だそうで、山門扉・菊の彫物の裏に「○ ○」改行「九山清房之作」改行「花押?サイン」とありました。彫物はいたるところにあり向拝欄間、かえる股、木鼻はもちろん本堂の額の縁廻りにも2頭の龍、母屋の左右の壁にもおおぶりの龍、三斗?斗栱?(上部軒組のところ)にも木鼻あり。山門の扉、枡合、欄間、木鼻の獅子は上下2段になってます。当然とは、いえ私には、悲しい全部に金網がかかってます。

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