なんとかお天気もちましたね♪いい大坂夏祭りになっているようです!
さて、社寺まいり
京都府福知山市三和町大原 大原神社
『寺社の装飾彫刻』宮彫り~壮麗なる超絶技巧を訪ねて
若林純 日貿出版社 2012年にも紹介されています。
ちなみにこの本、彫物好き必見・すごいよ!♪
現社殿は、九鬼氏領主として綾部に封せられてより累代の庇護により寛政8年(1796)再建される。
唐破風の龍の丸彫は天保3年(1831)中井権次正貞の作であり、拝殿頭貫の絵様彫刻、兎毛通の鳳凰、持送りの菊の籠彫は天保8年正貞の父久須善兵衛政精中井丈五郎正忠の作である。
茅葺の絵馬殿は文久3年(1863)の再建で舞台では、浄瑠璃、農村歌舞伎が演じられた。
(境内由緒板より要約抜粋)
まず、向排柱「龍」に圧倒されます!!必見♪
由緒には「父久須善兵衛政精中井丈五郎正忠」と久須と中井が同一人物になってますが、これはおそらく誤りで久須善兵衛政精師・中井丈五郎正忠師・中井権次正貞師 3師の彫物
向排柱 虹梁 上部 龍 正貞作
同蛙又 丈五郎作
木鼻 獅子・獏 おそらく丈五郎作
社屋蛙又 鳥づくし・霊獣(画像は抜粋) 久須・丈五郎作でしょうが、どれが誰かはわかりません。
右板に久須師・丈五郎師銘あり
海老虹梁にあたる部分ですかね? 龍 これは久須作と思います。
海老虹梁持送り 作者わかりません。
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