まだ本調子じゃない。風邪が完治していない。仕事に対する意欲が有るんだか無いんだか、よく分からない。
でもそんな自分の気持ちなんてお構いなしに、相変わらず忙しい。
そんな中、今日は特筆すべきことがあった。
結論から言えば、簡単に言えば、前居た会社に出していた見積依頼を断られたのだ。中途半端な状況で。
今の会社は忙しい。有り難いことに引合は正直イヤと言うほどある。しかし引合があると言って、それが即受注に
つながるとは限らない。多くても少なくても、受注するまでの段階が大事。
設計が追い付いてないので、丸投げで見積を依頼した。前居た会社に。会社同士の付き合いは勿論ある。
内容が前の会社の方が得意だと判断したし、会社を辞めて1年経った頃に前の会社の会長と電話で話す機会があり
『お前さんが辞めて仕事が一気に減った。出来る仕事があれば出してやって』と言われたこともひとつにはある。
私が辞めたから前の会社の仕事が減った訳ではない。たまたまタイミング的に、それまでずっと継続的に
大きな仕事を下さってた某大顧客の設備投資が一段落したのが大きな原因だ。私はラッキーだっただけだ。
でも会長は『お前の力が大きい』と言ってくれる。
本当に仕事無いと言うのは分かっていたし、改造工事や保全じゃなく新設の案件有れば喜ばれるかなとも考えた。
1回目は見積が出て来た。しかし仕様書が出て来なかった。設計が忙しいと言われ、私は、フリーハンドのマンガで
良いから考え方描いてと依頼し、それを今の会社で構想図として簡単に清書してもらい、それで見積を出した。
お客様に行き打合せし、次のステップでレイアウトを変更して欲しいと具体的に話が進んだので、それを又伝えて
再度見積と、今回はきちんとした仕様書をと依頼した。そして何日も経った今日、正式にメールで断って来た。
私は所長に電話をし(元上司。勿論歳下)『マンパワーの問題じゃないでしょ?』と聞いた。そんな気がしたから。
メールより電話だと思ったから。そしたら小さな声で『うん』と。
昼休みに入るか入らないかの時間だったから、多分一人だろうと思って電話したのだ。
『私からの仕事は受けるなと社長に言われた?』『それも社長だけでなくもう1人反対したよね?』
聞くと思った通りだった。思わず『ちっせえ奴っ!ケツの穴の小せえ奴っ!』
所長は、『ちっせえ奴と思われてもいいんだって。〇〇(私のこと)あそこ使っただろ?あそこもあそこも・・』
今の会社に来てから前の会社の業者を使った。購入品と現地工事で重量屋さん・電気工事屋さん。
それは、現地での地の利を考えてのことだった。そして勿論、夫々の業者さんには今の会社の仕事をすることで、
前の会社との間に支障があるなら無理にとは言わない、断ってくれていいからと話はした。
どこも快く対応してくれた。だから使った。
ところが前居た会社の社長と取締役設計部長は、この対応。一体何が問題?
所長に言っても仕方ないが、私が一体前の会社に何したって言うのか?辞めたくて辞めた訳じゃない。
社会人人生は68歳で前の会社で辞めると決めていた。それがその1年前に事件があり身の危険を感じ
会社は守ってくれなかったから仕方なく辞めて、今の会社の社長に拾われたのだ。
望んでないストーリーだったよ。
私が前の会社を辞めるきっかけになった、キレて暴れる張本人は、私が辞めた数か月後に不正が発覚してクビに
なったのだけれど、会社は数千万もの損を支払わされたと聞いた。
一体誰が悪いのか?どっちが悪いのか?私は会社に何かしたか?後ろ足で砂掛けたか?
誰に聞いても私の味方だったよ。裏は知らんけど。
前の会社の社長は、私が辞めた後も私の悪口を言いふらしていると聞いたことがある。その時も”バカなヤツ”と
思ったけれど、今回のこの仕打ち。呆れてものが言えない。よっぽど私のことが嫌いなんだな。
超小物の社長。そして社長の腰巾着の設計部長。昔からヤツは天敵。あっ!2人ともエー恰好しい。
カッコ付けは似ているわ。カッコよくはないけれど。
男の風上にも置けない奴ら。下らないことにこだわる意味が解らん。不思議で仕方ない。
自分で自分の値打ち下げているだけってことにも気付かないのね。
今の会社にも文句も不満もありはするけれど、まだマシだ。どこに行ったってそれなりに何かは在る。
あんなのが社長している会社に居なくて正解だったと思う。辞めたこと間違ってなかったんだ。
会長は良い人なのに何で息子がああも違うんだろ。
この歳で収入も前の会社を超えた。有り難い。しんどいけれど頑張っているからね。
男にも色々あるんだな・・と思うけれど、私の身近にはそんな腐った根性の持ち主・性格の悪い奴なんか
1人も居ないわ。