雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

『私組の勝ち』には続きがあった。他人の不幸は蜜の味

2024-04-23 10:17:59 | 仕事

タイトルが怪しいわねぇ(^^;

本当は私、そんなこと思う様ないやらしい人間では無いと自分は思っている。しかしそれも、時と場合に依るって

ことだし、そうなる理由と自分なりのロジックはあるのだ。

自分から何か仕掛けるということは決してない。結果として事態を知った時にほくそ笑む?位かな?

それも自分に対して害が有った人のみ。攻撃されたとかイヤミ言われたとかイジメ受けたとか、それなりの

訳アリの人だけよ。何もされてない人に対してそんなこと思う訳はない。

 

昨日、O商社のMさんから、もう1台買うから手配してと言われた次号機の件で電話あった時、私が唯一 引継ぎを

拒んだH課長担当のL社向の設備がダメだったみたいよと聞いた。

『うっそー!!本当にぃ?何で?ですか・・・』と絶句よ。

前の記事にも書いたように、その案件は長い間引き摺っている。超大手のお客様なんだけど、私はそう言うところが

変に鼻が利くと言うか好き嫌いか分からないけれど、『ああ・・このお客さんはアカンわ。決まれへんわ』と、

1~2回接触しただけで感じてしまう。お客様の会社の大小では決して無い。

昨年の連休中に休み返上してテストの準備をしたり能力出す為に頑張ったり、多くの人がそれに関わり(社長案件

みたいなものだったから)、テスト当日はお客様遠いからと言って運転状況をお客様にライブで見せたりした。

会社中が大騒ぎだったわよ。

その時点で、最初に引合の話出てから既に数カ月は経っていたのだったと思う。要求が酷くてね。私なら無茶な

要求するお客様には『無理。出来ない。そもそもがそう言う機械じゃない』と言う。断る。でもH課長は

『お客様がこう言ってるから・・・』と無理をさせるのだ。社内のみんなによ。自分のポリシーってのが無いんだな。

 

L社のお客様がリモートから抜けられた後、O商社さんと我が社とだけ残って話ししている時に私が

『決まる時は早いんですよ』というと、O社担当のO部長(会長の娘婿。社長の義兄)が私に

『〇〇さんは黙っといてっ!』と叫んでいたわ。はいはい、もう何も言いませんよ。

うちの社長も『〇〇が言うように、長引くようなら方向転換して他のお客様当たればいかがですか?

その方が効率良いですよ』とまで言っていたわよ。ふんっ!!

昨秋に、その商社さんのその設備案件全部をH課長から私に引き継げと言われた時、唯一断ったのが、そのL社さんの

その案件だった。それから半年・・まだやってたんですかい💧

だから、ダメだった話を聞いた時、O社担当O部長はどう思ってるんだろうね、どんな顔してるんだろと思ったわ。

私担当断って良かったわ。決まりそうにないと思っていたし、細かくてしつこいお客様は好きじゃないのよ。

私が金曜日に、O社様のその設備のご契約第1号おめでとーございます!とメール送った時のCCにO部長も入れといたよ。

あえてね。でもその時点ではL社さんがダメになるとは思ってなかった。うちのH課長は『1週間前は、4月末までに

決裁貰えるから。大丈夫だかからと言われていたんだけどね・・・』と。お気の毒様。

 

若い子は怒ってる。『一体どんな断わり方して来たんですかっ!』と。そりゃそうだわ。怒るよねぇ。

散々大騒ぎして、挙句これですかい・・・って、私も思うわ。

昨日も言ったように、👀っこの付け方がへぼい。判断・決断が遅いんだよ。エラソーに言うかもだけど、

O社O部長も、うちのH課長も、やり方下手過ぎる。見極めなくっちゃ。貴重な時間使ってるんだから。

ダラダラやっていて、良いことなんか何も無い。

そんなこんなで、Mさんと私は2台目も獲れて良かったね~もしかしたら3台目もあるかもと言うことなので、

こっちの方は調子いいなぁと。いい気になり過ぎたらアカンけど。

昨日もMさん、O社会長に『2台目はデモ1号機を使え』と言われたらしい。『ダメですよダメですよ、Mさん!

次号機はデモで使用したものではなく、新品入れてねとお客様がそう言ってます!と会長に言わなくっちゃ!

お客様2台共デモで使用したものなんて気の毒でしょっ!今度は新品入れて差し上げなければ。そうでなければ私

降りますよっ!』と言うとMさん、『お客様そんなこと言って無いしなぁ、俺サラリーマンだし会長の言うこと

聞かなくっちゃだし、子ども小さいし・・』と言うから、『そこはお客様のせいにすればいいんです。お客様の

希望ですと訴えればいいんですよっ!』と又はっぱかける。『やってみるわ』とMさん。

結果、『〇〇さんの言う通り言ったら通った。新品で良いって。オレ嘘言っちゃったよ』というから、

『それは嘘なんかじゃない。折角次のを買って下さるお客様に、今度は新品をお渡ししなければ。私にしたら

それで当たり前。2台も続けてお古を売る神経持ち合わせてない。それでいいんです。それが誠意ってもんです。

商売ってもんです』と。

あーあ、上手く行ったからいいようなものの、上手く行かなかったら今度は、私がO社の会長にブチ切れてたなぁ。

心の中で勝手にだけど。

 

そんなこんなで結局、必死だったりガツガツだったり、私にキツイ言葉を投げかけたO部長だったり食って掛かった

Sさんだったりはその設備、契約獲れてないの。私の言うこと聞いてくれるMさんだけが2台獲れた訳。

ふふん・・と思ってもバチは当たらないだろ。と言うことで2日続けて私組の勝ち!勝って兜の緒を締めますわ(^^)/


私組の勝ちよ。おっとりでも仕事は獲れる。シンプルが良いのだ

2024-04-21 16:26:36 | 仕事

仕事の話なので興味のない人はスルーでどうぞ。面白くないと思う。これは私の奮闘記でもあり自慢でもあるので。

2年位前~我が社が新製品として売り出した装置がある。1年半ほどの間で部課長含め営業6人のうち、

4人は各数台ずつ売った。

そんな中、付き合いの古い濃いO商社は、自社でも力を入れて売り込むと言うことで1年ほど前からその商社の

営業全員に、最低でも各人1台は売る様にとS社長直々にお達しが出たと言う。

O商社は商社であるだけでなく、自社で  あるものを造っているメーカーでもあるので、営業は全国で50人位居ると。

そのうちの機械担当は10人位?何か目玉が欲しかったんだと思う。

O商社は自社のデモ用としてその装置を2台先に購入された。レンタルもするのでと。そして我が社の、その商社の

その装置担当はH課長だった。

 

ところが昨年の10月だったか11月だったかに、以前ブログにもチラッと書いたが私は社長と部長に呼ばれ、

H課長の担当を私に変更すると言われた。O商社から担当変えてくれと言われたことがその理由だと。

そんなこと、私に出来る?今在る案件らを追いかけているだけでも忙しいのに、時間があるだろうか・・という心配。

あまり余計なことはしたくない。

そして、H課長は忸怩たる思いだったろう。H課長はいい人なのだが、押しが弱いところがある。

NOが言えない人で、何でもハイハイと聞いてしまう。

対して私は、相手が客であろうとなかろうと、出来ないことは出来ない・無理は無理・時間とお金をかけてくれれば

出来る・・・など、言いたいこと言う。私はそれが親切だと思っているから。

そしてその類の装置は、私は前職で50台以上は売っている実績がある。それもあってのことだろう。

それ以降、丁度仕掛りの案件1件を除いて(途中で交代は経緯が解らないのでイヤだと私が言ったので)

そのO社のその装置の担当は私に引き継がれた。

最初に私はO商社向にWebでレクチャーをした。勿論その為の資料作りも寝る時間を削って作成した。

全国から30人以上は参加していたなぁ。しかし、まともに聞いていないと言うか、理解していないと言うか、

多分そんな状況だったのではないだろうか。特に機械担当の人以外は。

当然私は引合の数が衝撃的に増え、見積の提出がどんどん遅れて来る。大概イヤになる・・状況だった。

 

半年くらい経ってもO商社はその装置が1台も売れない。O商社の社長が我が社の社長に『なぜ売れないのだろう?』

と聞かれたと。それを我が社の社長は私に聞く。『なんでだと思う?』 私は『売り方が下手だからでしょ』

身も蓋もない言い方💧。でも正直そう思ってたから。そもそもちゃんと理解していない。なので説明が下手。

👀っこの付け方だとか、相手の真意を測るとか、一気に畳みかけるやり方だとか、そう言うのも下手なんだよ・・と。

 

そんな中、今年の年明け早々、O商社の本来ならば機械の営業では無いMさんから北海道のお客様向の引合があった。

見積を出したが、先ずはO商社が持っているデモ2号機を貸し出すと。1号機は、私がH課長から引き継がなかった、

唯一のL社さんと話が進んでいたから。それも昨年の秋からね。長い・・。

私はMさんに、レンタルでデモ機貸出すのはいいですが、遠いので輸送費が凄く高い。お客様1週間ほど使われて

いざ返却するとなったら輸送費だけでも勿体ないと思われますよ、きっと。なので、そのまま購入していただける様

頑張りましょ。そしてO商社様のその装置のご契約第1号にしましょう!と、発破をかける。

そして、その装置の唯一私が気に入らなかった部分を変えようと。

AとBから成るその装置の、Bの部分はごちゃごちゃと手を加え過ぎて複雑極まりない。それはO商社のSさんに

あーだこーだと注文付けられ、我が社の社長が修正して行ったもの。私はもっとシンプルで機能を満足させるやり方が

あるのに・・・とずっと気に入らなかった。勿論それは進言も提案もしたけれど誰も聞いてない。うっちゃられてた。

私は私のお客様にだけは、思う通りの売り方をしたかった。

Mさんに、Bの部分は市販品の購入品で良い。それだけ買って下さいとお願い。するとMさんは

『もしそのまま購入ということにならず、返却と言うことになれば〇〇さん(私のこと)面倒見てくれる?』と。

私は『分かりました。戻って来るなら引き取って他に何らかの方法で売るから』と啖呵を切ってBを購入した。

そこが私の太っ腹なとこよ。100%の自信がある訳ではない。でも70%位の確率で多分買って下さるだろうと。

賭けみたいなもの。まあ、アカンかったらアカンかった時よ。自分で何とかするわいな・・・と。

 

納入するまでに、お客様から直々に『今すぐWebで打合せしたい。確認したいことがある』と言われ、その日

研修会で連絡のつかないMさんに代わり上司のHさんが『直でやり取りしてくれていいよ』と了承して下さった。

がしかし、その日テレワークですっぴんで髪の毛ザンバラだった私は焦って、とてもじゃないが顔を出せる状態じゃ

ない💧慌ててマンガ(絵)を描きお客様に送り、『済みませんがそのマンガを見ながら電話でお話しさせて下さい』と

言って打合せしたこともあった。

O社のS社長が、言ったことを言って無いと嘘言ったのも、この装置のFATの時のことだ。勿論、それまでS社長に

好印象を持っていた私の考えは一気に変わったが。

そして、我が社の社長がどんどんBの部分を複雑にして行ったのは、S社長の後ろで煽っていた営業のSさんのせいだ。

最初の約束のコンセプトから外れ、どんどんおかしくなって行った。Sさんは仕事熱心だし機械のこともよく知っているが

営業のやり方が、おっとりしたMさんと違い なんだかガツガツしている。早く売らなくっちゃ!と焦っているように

見える。私にも食って掛かってたなぁ。

 

先週の月曜日からレンタルで使い始めた北海道のお客様、週明け(明日の月曜)にはどうするか結論出されると聞いていたが

既に金曜日に『そのまま購入して下さることになった』とMさんから電話あった。おまけに『もう1台買うから手配して』と。

嬉しかったねぇ。天にも昇る気持ちだった。木曜の夜からお付き合いしている関東のお客様と、終日仕様打合せをして

疲弊している頃だったので、凄く嬉しかった。目の前がパーッと明るくなった気分だった。

5時半頃に1日半お付き合いしたお客様をお送りの後、会社に戻って早速メールでO商社の担当Mさんと上司のHさんに

お礼を送る。ついについに、ご契約第1号、おめでとーございますっ!!!とO社の会長にも社長にもSさんにもCCで

送ったわよ。会長・社長・Sさんも入れたのは、当然『やったわよ!見たかっ!?』の思いがあってのこと。

そしてその後すぐに社内にも関係各位、決まったよ~ありがとー!次号機まで注文貰ったよ~と送る。

月火と北海道に行ってくれた制御のYさん、AとBを繋ぐシンプルなブラケットを考えてくれたメカのKさんはじめ、

関わった人皆に有難うだ。お陰様よ。

ここまでは、Mさんの勝ちよ。Mさんは素直に私の言うことを聞いてくれた。無欲のMさんの勝ちよ。

Sさんみたくガツガツしているのが、必死なのが、決して良い訳では無いと言うことの証明にもなった。

そして私の勝ちよ。Bを複雑にしたSさん。Sさんの言うことを聞いた我が社の社長。言ったことを言ってないと

言ったS社長。

私はこの装置に関しては、我が社の社長の言うことも聞いてない。自分なりの考えで押し通した。

社長は『波に乗ってますねぇ』とコメントくれた。いやいや波に乗っているのではありませんよ、社長。

いつものことです。ただ、真面目にやって来たことの結果がこれです。

決して調子に乗っている訳ではない。私には私を戒めてくれる貴重な人が居る。下の娘だ。

『おかーさん、仕事が出来るなんて思って無いよね?人に好かれているなんて思って無いよね?嫌っている人

いっぱいだと思うよ』と脅す。ハイハイ、嫌われてるでしょうね。解ってますよ。

 

先日、別件で見積の金額を間違った。計算式が入って無くて、掛け算のところの金額がおかしかった。

それに気付いた社長も大したものだが、社長は『しっかりせんかいっ!』と私に言う。素直に済みません、

修正しますと謝った。そして『しかし、私にそんな怒りますか・・・。誰が一番キッチリしています?

誰が一番正しい営業してるといつも仰ってます?』と言うと『はい、あなたです』と。そして

『しかし、たまには怒られへんかったら面白ないやろ?』と。『社長より先に厳しい人が居ますので』と返す。

社長は娘が私に厳しいのを知っている。なので『下の娘さんはええ子やなぁ。よお解ってるなぁ』と言う。

そう言う人たちに囲まれて有難い。奢らず調子に乗らず気を引き締めて謙虚に。そう思いながら頑張るわ。

でも嬉しい時は嬉しいのよ。ちょっと浸らせて・・・と思うのであります。

 

そうそう木曜日、関東のお客様との打合せ時、お茶を持って来てくれた営業アシスタントのUさんが後で、

『〇〇さん(私)めっちゃカッコ良かったですわ~。お客様と社内合わせてたくさん居る人の中で

仕切ると言うか引っ張ると言うか、英語も交えて(お客様の上司が外国人で日本語分らない)真ん中で堂々と

打合せしたはって、お茶出し終わってもずっと見てたかったですぅ』と言ってくれた。

『あら、そう?私も必死だったよ。品管のHさんに主導権握られたらアカン思ってさ』と。

いいでしょ?自慢よ自慢(^^; お付き合い有難うございます。


理不尽・時代錯誤・コンプライアンス違反。そういうものをスルーしなければ仕事続けられないってことだ

2024-04-13 15:03:53 | 仕事

元々、言いたいことが有れば我慢出来ない性格。それは歳を取るに従って益々拍車がかかる。

ズルいこと・嘘 は許せない。特に仕事上の嘘は私に言わせれば契約違反だ。

ルール違反・マナー違反・ハラスメント・コンプライアンス違反も全部イヤ。

どんな神経しているのかと人格を疑いたくなる。

 

端的に言えば某商社の社長が、FAT時に自分の言ったことは無かったことにしており、その言葉を記載している

議事録に付いても、そんなことは書かれていないと言う。ただそれだけのことなのだが。

それらの事実を知っているリアルその場に居た者たち 社内の関係者とその商社の担当者ら は、皆あ然としている。

議事録も関係者には配布済み。私は我慢ならずに言う。『社長はこう仰いました。言ってないと言われるが、

その場に居た全員が聞いていました。議事録にもちゃんと記載はあります』 でも相手はお客様の社長。

しかし通用しようがするまいが、言わなくては気が済まない。上に振り回されている皆が可哀想だ。社内外共に。

言ったことを言ってないと言えるって一体どんな神経?嘘つきと一緒じゃん。

まあ向うの商社にも、社長を煽っている人物がいる。それが見える。

そんな状況を受け入れている我が社の社長。何を考えているのか。狐とタヌキの化かし合い?

上同士でどんな話になっているのかなんて、下々には解らない。

何を言ってもアカンのでしょ。好きにすればいいわと思うが、歪んだやり方をしていれば(外にも中にも)

きっとどこかでそのツケが回って来るよと私は思っている。

 

別件での、昨日の社内キックオフミーティングで。

レイアウトや操作の説明の最中に社長が『パートのおばちゃんが・・・』と。その言葉を聞いてプチン!と来た。

社長の話を遮って『社長!もうその呼び方は辞めませんか?それ、ハラスメントですからねっ!

何度言ったら解るんですか?意識を変えないとその言い方治らないですよ。パートさん=おばちゃんですか?

おねーちゃんですか?めっちゃ失礼ですよね。女性だとか作業の方とか言えないのですか?』言ってやったわ。

社長からしてこんなんだから、我が社の年配の男どもはみんなアカンねん。昭和の時代やねぇ・・・いい歳して

少しも感覚の上書きが出来ていないんだねぇと、逆に気の毒に思ってあげる。

社内だからと、パートのおばちゃんパートのおばちゃんと平気で言ってれば、いざお客様のところに行っても

ついついい口を突いて出てしまうよ。いくら気を付けているつもりでもね。普段から意識認識を変えなければ

時代には付いて行けませんよ。

 

会社の恥を晒すようだがまだある。社長父子は特にコンプライアンス上問題がある。

社長の息子の営業部長。この人が又贔屓が好きな人で、お気に入りの自分の秘書の様に使っている

営業アシスタントの人を”〇〇ちゃん〇〇ちゃん”と下の名前で呼ぶ。他にも自分より年上の女性を”〇〇子ねぇ

(お姉さんの意味の)△△子ねぇ”と呼んだりする。バカか。

私は部長に、相手が嫌がってないならば、最悪1対1の時は好きにすればいい。しかし公の場では絶対にそんな呼び方は

やめて下さいと何度も言っている。

同じ部のMさんが先日、それを聞くと鳥肌が立つ位気持ち悪いと言った。自分にも一度、ね―さんと言ったとか

(彼女の方が少しだけ歳上)。もうゾッとしました。絶対にやめて下さいと言いましたと、Mさんが話してくれた。

ったく・・・難儀だねぇ。そんなこと普通なら気が付くはずだけど。査定にも好き嫌い入っているよと噂の人。

 

それだけじゃなく、相手みてモノ言う人のなんと多いことか。相手によって口調が、扱いが違うと言うのが

めちゃ解りやすい。幸いにも私はキツいし色んな意味で怖いと思われているので、今の会社で私にキツい言い方を

する人はまあ居ない。

おかしいことがまかり通っているうちの会社って一体・・・💧

理不尽なことを我慢し、時代錯誤の感覚にも耐え、コンプライアンス違反にも目をつぶり。

そうまでしなければ仕事続けられないって話だ。

会社を何とかしよう・良くしたい なんて大それた気持ちはもうとうに捨てた。

しかし私は1人ででも抵抗はしながら毒吐きながら、辞めてと言われない限り辞めないつもり。

仕事は面白いし好きだから。うちの会社、まだマシな方なのかも?


大型案件受注した。天敵が味方になる

2024-03-20 14:16:05 | 仕事

先の記事に書いた、大型案件の受注。

実は私はめっちゃ!嬉しい!とはなっていない。勿論、受注は嬉しいし有難いに決まっているが、

自分が獲った?とは思ってないのがその理由。なのでもろ手を挙げて万歳!!とはならないのだ。

お客様は外資で、超有名な企業。

ラインで日本製を発注されるのは初めて。工場の生産ラインは10本位あるが今まで全部海外製だ。

だから快挙ではある。

そのお客様は何年か前に突然、ホームページから小さな単体機の引合を下さり、私が対応した。

3台ほど買って頂き、その後年1回のメンテナンスも含めそれなりにお付き合いして来たのだが、

それが今回の新規ラインの引合~受注に繋がった。有難い。

社長は、そのお客様にラインで入れることを喜んでいるし、社内でもまさか!誰も獲れるとは思って無かった?

みたいな雰囲気。商社も介さない直取引だから信じられない!みたいな。

しかし何で私が諸手を挙げて万歳!とならないか?自分が取ったとは思ってないか?というと、それは・・・

”自分が労して”という思いが無いからだ。

では誰がここまでに持って来たか?

品管のHさん。彼のお陰だ。彼が獲った仕事みたいなものだ。

引合段階でHさん、凄く力が入っていた。Hさんにはこのお客様の単体機のメンテ(校正)で何度か一緒に

行ってもらったことがある。品管だから営業では無いのだけれど、今回の引合が自分の得意とする内容で

まさに自分が直近で力入れていて資料などいっぱい出したのに、挙句逸注した案件(勿論営業は別に居る)と

超似通っていたらしい。

Hさん曰く、その時逸注したのは商社のせいだと。商社が自分ところのコミッション乗せ過ぎて、

お客様に高い金額で出した。だから金額で競合他社に負けたと。その悔しさから、今回の案件を何が何でも

獲りたいと言う執念があった。

なので資料の何から何までHさんが用意するのだ。逸注した時のベースがあったし。

Hさんは元々、うちの会社のお客様で、某企業の工場長?までやった人で、定年時にどうする?と聞かれ、

同じ会社の延長雇用より、今のうちの会社の方が面白そうだからと、社長の誘いを受けて入った人。

CADも使える図面も描ける。今の会社には最初営業として入ったと言うから営業の経験もあり見積積算も出来る。

おまけに品管だからバリデーションの知識もハンパなく、言わば何でも出来る人だ。

性格は独特だけれど。

 

以前ブログにも書いたことあるが、私は今の会社に入った最初の頃に、このHさんに酷くいじめを受けた。

完全にパワーハラスメントだった。それもお客様の目の前でやられた。酷いものだ。ペーペーだったから

バカにしていたのだろう。もしくは私のことを試した?周りのみんなも知っている。

勿論私も黙っているタイプではないので激怒した。お客様との面談の後、事務所に帰って大声で叫んでやった。

『Hさんのやったことはえげつない虐めそのもので、人として会社として有り得ない!信じられない!』と。

まあ、そんなことでは動じる人ではないけれど。心臓、鋼だからね。

それが何で?今みたいな関係になったかと言うと、向こうがすり寄って来たからだ。

Hさんははっきり言った。

初めは解らなかった、知らなかった(私がどういう人間かと言うこと)。でも真面目だし仕事をちゃんと

獲って来る。特にコロナの頃でお客様が発注控え、会社が受注減って大変な時に、他の営業が仕事獲れない時に、

新規の(私が開拓)お客様から大型の仕事を獲って来た。それも連続して次から次へと仕事が決まっている。

今営業で一番仕事獲っているのは誰だ!?どれだけ会社が助かっているか!?(それは社長にも言われた)

原価管理もしっかりして会社を儲けさしている。

それを他の人の前ででも何度も言うものだから、ちょっとやめてよ・・・と言うくらい恥ずかしかった。

本当に手の平返しで凄い誉めよう持ち上げように変わったのだ。びっくりだ。

めちゃ解りやすい人だ。しかしはっきりしていて良い。当然好き嫌いも激しい。

何度も言うように、私は人に対する印象は上書き出来る。今、私の仕事には何でも協力してくれるHさんを

悪く思うはずはない。考え方も似通ったところはある。性格もどちらも激しい。ぶつかると玉砕だろうけど。

現にこの案件スタートしてから、一回激しく怒鳴られたことあった。私はムカついて  ”ふんっ!”となったけれど、

今ここでへそ曲げては私の分が悪い。ここはHさんの言うこと聞くしか無いと矛先収めた。上手くやって行く

しかない。Hさん主導で良い。

Hさんは、自分はお腹の中真っ黒で私のことは真っ白だと言い、白と黒とで混ぜて丁度いいんだよと。

私にとって有難い存在だ。最初のいじめが嘘みたい。

 

そんなHさんがレイアウトも金額も出して来るもので私は手の出しようがない。詳細を確認しようとしても

今は任せておけと。協力会社さんとの打合せにも1人で行こうとするので私も慌てて付いて行く。

注文書は頂いた。しかしまだ追加での発注がある。仕様も範囲も納期も完全に決まってない今の状況で、

ちょっと宙ぶらりん状態の私の思いは、もやもやとしたものがある。営業担当は私だけれど、自分が獲った

ものじゃないと言う思いがある。勿論、お客様は今回の引合に関しては今までの対応も含んでいるよと仰る。

我が社から単体機を3台買われた時、ご自分の知らない時に別の担当者が別の日本のメーカーから1台単体機を

買った。その機械の面倒は後に自分が見ているが、そのメーカーの対応が悪いと。営業の態度が上から目線だと。

(営業がお客様に対して上から目線って、そんなことあるのかな?)

なので、気分が悪いので今回のラインの引合は、そこには出してないと。

そう言う意味では、過去の対応の仕方も評価はして下さったのかなとは思うが大したものではないだろう。

 

海外メーカーで2社・日本メーカーで2社の計4社に引合出され、後に我が社と海外メーカー1社との2社に絞られ、

最終的に我が社に決めて下さった。機械の仕様と金額、そこが一番大きいが、しかしそれだけではない決定要素、

スピードや対応等々、細かいことも無くは無い。営業ってホント難しい・・。その分、自分の色を出せるので

上手くハマれば、やりがいもあるが。

金額が大きいだけに決まるまで数カ月、ボリュームによっては何年もかかる場合もある。現に別のお客様で

数年後の案件も追いかけている。

全て決まってからでも工期も長い。今回のも設計スタートしてから納期1年近くは掛かる。

いじけているヒマは無い。拗ねず落ち込まず、そしてめげずに自分の出来ることを淡々とやって行くしかない。

最終的には良い機械に仕上がって、お客様の生産能力が上がり、それをマーケットに出してお客様が儲かり

高いお金を出した甲斐があった、良い機械を入れてくれてありがとう!と喜んで下さり、我が社もお仕事頂いて

儲けさせていただいてありがとうございます!と  ”both happy” になることが、私の究極の目標だ。

Hさんは、失敗は許されない!これを成功事例にするのだ!と意気込んでいる。

余り肩ひじ張らず、肩に力入れ過ぎずに行きましょうよと私は心配もするが、万一のモレ等無いか、

Hさんには知られずに、そっと気を付けなくちゃ!とは思う。

皆で協力し合って、良い機械をお客様に提供出来る様頑張ってやりましょう!と、じわじわと私も力入れますわ。

仕事頂けることがどれほど有難いことか。数十年営業の仕事して来て、本当にそう実感している。


ホテルの部屋で、倒れてるんじゃないっ!?

2024-03-16 23:02:43 | 仕事

大層なタイトルだが、ホントとんだ騒動だった。

しかしその話をして最後の方に自慢があるので、いや、自慢じゃないな。自虐ネタですわ。

おイヤな方はスルーでどうぞ。

 

木曜午後、移動だけして埼玉で泊まり、翌日午前中に初めてのお客様訪問。社長が今後増えるであろう内容の

案件だから一緒に行くからアポ取れと、訪問には社長が積極的だった。私はあまり行きたくなかったのだけど。

何故なら金曜夜に、あるお客様の周年記念の祝賀会があり、それに招待されていたから、私はゆっくりと

パーティーだけに集中したかったのだ。それも同じ関東圏だからと言って、場所は結構離れている。

午前中に打合せして移動ですかい・・と、1泊しか予定していなかった私は、2泊になることもイヤだったのよねぇ。

 

作日夕方、結構早目にホテルに着き、6時からの祝賀会だったので、それまで溜まっている仕事をしたい私は、

早く部屋に入りたい。ではホテルのロビーで5時半待ち合わせと別れた。タクシーでホテルから5分とネットで

調べると出ていたので。もう1人の参加者メカ設計のH副部長は富山から仕事終わりで来る。

5時20分頃下に降りて行くとHさんは既に待っていた。あぁっらぁ~スーツびしっと着てネクタイ締めてるなんて

初めて見たわ~とか言って笑ってたが、社長が降りてこない。早め早めで決して待ち合わせに遅れることの無い

社長にしては珍しい。しかし約束の5時半過ぎても現れない。『もしかして寝てる?』私は電話する。何度も。出ない。

もしかしたら倒れてない?と心配になって来て、Hさんに部屋まで行ってピンポンでもドアをドンドンでもいいので

見に行って来てと。やがてHさん降りて来て反応が無いと。

ホテルのフロントに言って電話してもらう。出ない。焦る。鍵持って一緒に行って開けて下さい!

一刻一秒を争うかも知れない!と。

そしてエレベーターに乗っている時に電話があった。『ごめんごめん今から降りるわ』 気が抜ける。

しかしそこから又10分ほど待たされた。車の中で私『何してたんですか?』 社長『寝てた』。

珍しい・・・爆睡していて全く気が付かなかったのだろう。余程疲れていたんだと思う。

社長は週初めから関東方面に出張していた。そこで今度は息子の営業部長に腹が立って来た。

社長に1人で長期の出張させるなと。週明け出社したら息子には『あんたが行きな』って言ってやろう。

 

車に乗ったはいいが超ヘビーな渋滞につかまり、遅れること30分くらい。何が車で5分だ。渋滞は想定外だよ。

到着したら受付が終了間際だった。当然お客様社長の最初の挨拶は終わっていた。聞けてない。

立食だったので、社長には遅れたことはバレてない。が、他の方々にはバレている。

社長に挨拶しに行き、他の方々にもご挨拶。副社長・専務・各工場工場長・・・。会いたい方には皆会えた。

設備の自動化進められて(うちの機械)生産量が増えている。生産が追い付いていないらしい。

取締役営業部長は直接設備の導入には関係ない方だが『売上伸びてるって、営業さん凄いですね』と言うと、

『いやいやいやいや・・しかしあなた、ホント営業上手いよね』と言われてしまった。どんな営業してるか

知ってるの?

 

話は飛ぶが、その日埼玉から東京に戻り山手線で、向かいの席に座った社長の下に何か光るものを見つけ

『足元に何か落ちてます』と言うと社長が拾い、私の席の隣の人が『私のです』と言ってそれを受け取った。

たばこのパイプ掃除するもの?だとか。

私は何で私の隣に座っている人のモノなの?遠いでしょと思ったもので『お宅のんですの?』と聞いた。

するとその人『京都ですか?大阪ですか?ああ京都だね。はんなりしてるものね』と。

私は正直驚いた。

この私がはんなりですと!?どこをどう見たらそう見える?ただの大阪弁じゃないか・・・。

 

で、パーティーの会場でF工場のI工場長との話の時、その話をして『私”はんなり”言われました』と言うと、

うちの社長が『何が”はんなり”やねん。大阪のおばちゃんですなぁの間違い違うか?』と。失礼なっ!

『そう言うのが今はハラスメントだと気が付いてます?』と言うとI工場長、うちの社長とH部長に何か耳打ち。

Hさんに聞くと『〇〇さんは(私のこと)きっと、ズボンの下にヒョウ柄のタイツ履いているよ』と言ったとか。

Hさんは今日一番の返しだと笑い転げている。

ったく・・・どいつもこいつも・・・。そういうのがハラスメントだと知らない昭和のおっさんが多過ぎるわ。

若いおねーちゃんに同じこと言えるんですかっ!

 

余興で山陰地方の伝統芸能なども見せて頂いてお開きになり出口へ向かっている時に、ある方から声を掛けられた。

名刺を出され『こういう者です。お噂はかねがね・・』と。

名刺を見ると中堅の商社さんの執行役員で某事業本部本部長とある。私は『今までお引合いっぱい頂いてます。

ありがとうございます。ただ、残念ながらご契約には漕ぎ着けていませんですね。一度お仕事決めましょう!』と。

うちの社長が後で、『有名やなぁ・・しかし言うなぁ』と。『何言うてますのん!』と私。

その商社さんからの引合は全部私が処理している。というより口コミで、どうも、うちへの依頼は私にとなっている

みたい。営業さんの数は多い。そりゃ有名にもなるだろうよ。そんなこと、別に嬉しくも何とも無い。

もしかしたら、高齢のちょっと変わった女の営業が居る 位に言われているかもだ。別にいいけど。

社長に言う。『引合の度に私は自分の時間と頭と身体を使って対応して来た。でも仕事決らない。決めてくれない。

獲れない。私は気に入りませんけど?一回くらい決めろよ!って心底思ってます。そうでなければ、もう対応するの

イヤですわ。しんどい』と。

丁度その日祝賀会に行く車の中で、その商社の若い方から電話があった。彼曰く話が2つあると。1つは自分が

転勤すると。どこへ?北陸地方へ。私は『そーですか・・・で?』と。私に一体何を言って欲しいのか?

大阪から北陸に転勤で残念ね・・とでも言って欲しかった?よく解らん。

『もうひとつは?』と聞くと『引合です』と言って仕様を話し出す。済みませんがメールで送っておいてと言って

電話切る。もう6時過ぎてるんだもの。

そんなすぐ後のその事業本部長の挨拶だったので、何と言うタイミングよと。

 

もう、うっぷっ!となるくらい引合が山盛で今はもうこれ以上要らない。贅沢?しかし多ければ良いってもんでも

ない。要は確率の問題よ。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる はイヤなのだ。効率の良い仕事をしたい。

時間は無限ではない。私は今の会社に入って、新規の直の(商社経由しない)お客様をいくつかゲットして来た。

それは最初は電話であったりホームページからの問い合わせだったりだが、真面目に親切丁寧迅速に対応して来た

から成し得たことだと自負している。うちの他の営業では誰も無理だと思っている。

商社経由の仕事は好きじゃない。利益率も悪いし、お客様と直に話出来ないので効率が悪い。イライラする。

しかし実際は、依頼があればどのお客様のどの案件も、分け隔てなく真面目に対応はしているけどね。

行けそうか行けそうでないかは大体最初の段階で判る。それによって力の入れ方は変わりはするが。

営業って奥が深いのよ。その分面白いのよ。でも、あーしんど💧