雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

イタリアへ行って来た。その⑥ ローマ編

2024-07-28 19:44:27 | 日記

旅行5日目(らしい)、朝からイタリア版新幹線でフィレンツェ~ローマへ。

所要時間は1時間半くらいだろうか。鉄道(国有鉄道か?)がストをしていて心配したが、

少しの遅れで出発出来た。フィレンツェの駅は相当混雑していたが。

キレイで快適。指定席ね。同じヨーロッパの他の国の観光客なども結構乗っていた。

ローマが近づくと駅名に『ローマ〇〇・・』と言う駅があり、ローマに着いたかと間違って

降りた人も居た。慌てて戻って来たが。

その日はコロッセオ・真実の口・トレビの泉・スペイン広場(映画ローマの休日に出て来る階段)

など、盛沢山。もう歩き疲れてへとへとだったわ。

これはコロッセオ。顔が判らないだろうから、まっいいかと。右が私。チビですね。

夕食はちょっとしたレストランと言うことで、ドレスコードは無いのだけれど

皆さまご主人も奥様も、それなりのお洒落なさってました。

 

翌日はバチカンだのサンピエトロ大聖堂だの行ったのだけれど、73歳、そろそろ

体力も限界ですわ。バチカン市国はローマの中。観光料で国を運営しているのか?

いや、それだけではないだろうが、一体どの様な収入があるのだろう?とあれこれ考えてはみた。

分からないが。憲兵?門番?鮮やかなキレイな服を着た兵隊さんに『一緒に写真撮ってもいい?』

と聞くと『NO!』と言うので、背景に入る程度で撮った。


その日は昼食も夕食も各自だったので、お昼はホテル近くのピザ屋さんへ。

好きなピザカットしてもらって(それでもまだ大きい💧)コーラだったかオレンジジュースだったかと

頂く。なかなか美味しいし、楽しい。お母さんと息子さんとでやっているお店。

夜はホテルのフロントのベン・アフレック似のおにーちゃんに、レストラン何件か聞いて、

ここにしよと電話で予約入れてもらって3人でタクシーで行く。

お店入ってすぐに、氷の上にお魚並べてるケースがあって、とても庶民的な居酒屋さん?的な

お店だったのかな。家族でやってるっぽかった。イタリア特にローマは家族でと言うのが多そう。

シーフードでフライ(フリットと言うのかな)とボイルとパスタが食べたいと注文。

出て来た料理がこちら。

どれにもイカ・海老・小魚が入っている。ボイルの大きな魚は多分 ”いさき”

どれも美味しかったわ~。

このボイルのお皿が出る前に、キレイなお姉さんが『44ユーロするけれど、いいか?』と親切に

聞いてくれた。1ユーロ190円としても8000円強だから、良いよねとOK。

大満足で又タクシーでホテルまで帰る。

添乗員さんに、往復のタクシー代とチップを入れても全部で90ユーロくらいだったよと言うと、

『1人?』と聞く。『3人で』と言うと、それは凄く安い!と。お店教えて!次の仕事の参考に

するからと。

ベン・アフレック似のおにーちゃんには『紹介してくれたお店、とっても美味しくてリーズナブルで

大満足!ありがとう!』とお礼を言いました。そのおにーちゃん、ベン・アフレックなんか歳が違い

過ぎていて知らないかな?『俳優?』って聞いてたもんね。私は昔好きだった時期があったのよね。

 

イタリア行って思ったのは、気候って(風土も?)人間の気質に凄く関係あるのでは?ということ。

旅行中、全く雨にも遭わず毎日が快晴で素晴らしいお天気に恵まれた。勿論傘は持って行ってたけれど

出番は無かったわよ。そんな燦燦と太陽が降り注ぐような気候に恵まれた地域では、人って明るく

陽気になるのかなと。勿論皆が皆そうではないだろうが、天候って人間の気分を左右するよねと。

 

この日は希望者はカンツオーネ聞きながらの夕食もあったらしい。事前予約制。

3組のご夫婦が参加されてた。

ローマはやはり、先に通って来た3都市に比べると庶民的と言うか、街の雰囲気が全く違う。

どこも人が多い(観光客)のは同じだが、街はキレイじゃない。服装もスーツ着ている人なんか居ない。

ガラも悪そう。でもやっぱり首都だよね。街は賑わっていて活気はあった。

 

私たちは夕食後ホテルに一旦帰り、こまごまとしたお土産買いに又近所ウロウロしたりして

イタリア最後の夜を過ごしたのでした。スーツケースのパッキングもOK?


イタリアへ行って来た。その⑤ 写真編

2024-07-28 16:25:17 | 日記

やっぱり1週間ぶり。なかなかブログに辿り着けない。

写真を張り付けられるようになったのは良いのだが、これで果たして正解なのかどうかも

解らない。顔を隠す方法が分からないので、先ずは人の居ない写真だけ。

最初のはミラノのドゥオモ。圧巻のステンドグラス。

右と左とでは制作の時期が違うそうな。2~300年の隔たりがあるように言っていたような気がする。

左が古い方で右が新しい方。何かが違うはずなのだが覚えてない💧

ミラノの一等地のアーケード。

周りは高級ブランドのお店ばっかりだった。世界からの観光客がいっぱいだった。

 

ベネッツア

海上のタクシーから見るホテルなどの建物。

よく浸水しないよねぇと思ってしまう。

ここはベネチア映画祭?音楽祭?が開催される島らしい。

サンマルコ広場。

何かのイベント中で、真ん中の広場へはアプローチ出来なかった。残念。

私はここが好きなのだ。イベントしてなかったら、広々とした空間で気持ちいい。

 

私たちが泊ったホテルの、海の上に出っ張っているデッキのようなもの。

部屋のすぐ横だった。広い広い庭の先端。椅子とテーブルがある。

夕焼け時はとても美しかった。

 

フィレンツェ

ポンテベッキオ(ベッキオ橋)

外から見るとこんなものかと思うけれど、内側は商業化していて、感動は無かった(私には)

 

 

ウフィッツィ美術館とか?

確かに彫刻・絵画・天井や壁の装飾品は凄いと思う。

 

顔が写って無くてお見せ出来るのはこれ位。

顔が隠せたら他の写真も出せるのだけれど・・・。

 

後残すはローマ編。又お送りしますね(^^)/


イタリアへ行って来た。その④ フィレンツェ編

2024-07-21 00:10:53 | 日記

3番目の都市フィレンツェ。

夕方ホテルに入る前に、メインの観光地のある場所とは川を挟んでの対岸の丘に在る、

ミケランジェロ広場に寄ってフィレンツェの街を見下ろす。清々しい。

ヴァイオリンを弾いているおじいさんが居た。私は子どもの頃自分が習っていたこともあり音色が好き。

ストリングスの音は何でも好き。いや、楽器の音は何でも好きかも。優しい音色にしばし聞きほれた。

 

翌日は朝からスケジュールびっしり。美術館だのドゥオモだの色々連れて行ってくれるのだけれど

この地のガイドさんがアカンかったわ。鬱陶しい。夫々の地のガイドさんは皆個性が強いのだけれど

この人、自分の思いの押し付けが酷くて。『この時のミケランジェロの心境は・・・』とか言うもので

『本人に会ったことあるの?本人に直接聞いたのかなぁ?なんであなたがその時のミケランジェロの心境

知ってるの?』などと私たちは陰口。そんなの全部主観じゃないの?絵画や彫刻見るの、自分の感性で

良いんじゃないの?と思ったわよ。好きに感じさせてと。

奥さんがイタリア人と言う日本の男性。何でも、日本とイタリア半々の生活しているらしい。

日本では大学の非常勤講師とか?自分の人生の都合上、子どもは作らなかったとか仰るが、

イヤイヤ誰もそんなこと聞いてませんって。そうかと思えばお行儀の悪い人を大声で怒る。

相手構わず。日本人であれイタリア人であれ。とにかく話聞いて無いと怒るし。

でもね、私たち遠足に行ってる子どもじゃないんだよ。いい大人な訳。説明聞こうが聞くまいが、

それもある程度は好きにして良いと思うのだけれど。

1組のおとなしい奥さんがえらく怒ってた。『もーなんなのっ?あの人っ!』と。

みんな思うことは同じなんだね。

 

そろそろ寺院だの美術館だのドゥオモだのに飽きて来た。お腹いっぱいになって来た。

イタリアの美術品を見るにつけ、その同じ時代の日本を思う。確かにヨーロッパの歴史は凄いと思う。

でも日本だってそれなりの歴史と営みがあった。建物の知識や工夫、絵画彫刻工芸品美術品等の発達

など、独自のものがあったはず。特に”繊細さ”と言うことにかけては、日本は世界のどの国にも

負けないだけの技術と技法があったのではないだろうか。そんなこと感じたりした。

 

ポンテベッキオ(ベッキオ橋)に行く。あれっ!?こんなだったかなぁ?自分がイメージしていた

以前と違うような気がする。両側のお店もきっと、観光用に変化したのね。以前はもっと手造りの

工芸品的なものが多かったように思うが、ほとんどが宝飾店に変わっていたわ。

面白くなくて、行って戻っただけ。

ベッキオ橋の近くの広場では昔々、お茶してると日本のビジネスマン数人と遭遇したことがあって

(こちらは女性2人組)『日本の方ですか?』と聞かれ、しばし歓談したことがあった。

出張に来てると言ってたな。こんなところで日本人に会うとはビックリで、出張が長くて

懐かしかったそうだ。皆エリートサラリーマンぽかった。あぁ・・・若い時の話よ。

 

レストランのお兄ちゃんが、フィレンツェはベネッツアと違い海が無いのでシーフードが無いと

言うので、海が無くても運べるでしょ?と言って笑った。

肉オンリーだというので、ボロネーゼ頼んだけれど超美味しかった。

フィレンツェでは、ブランドものじゃないけれどちょっと高級の皮のお店に行って、会社の私と

仲の良い3人組に小物を買った。

この辺りから真剣にお土産のことを考える。私は会社の人にだけだけどね。皆に迷惑かけているから。

 

この日も午後から移動。イタリア版新幹線で次はローマです!


イタリアへ行って来た。その③ベネッツア編

2024-07-20 23:07:28 | 日記

ベネッツアではバスを降りてからホテルへはタクシーに乗る。ベネッツアでタクシーとは船のこと。

何でもかんでも移動は船。海面すれすれに立つ建物。ホテルも海の中に建っている気分。

泊まったホテルは前に道があったので、船からは一旦道へ降りて目の前のホテルへ。

私たちの部屋は離れで、中庭を通って海際へ。部屋はメゾネット。1階にベッドが1つとバスルーム。

2階にベッドが2つとシャワールーム。ドアから出ると、海に張り出したデッキ?快適だったわよ。

夜はイカ墨のパスタなど。パスタはメインディッシュではない。前菜の次に出て来る。

又夜遅くなったけれど、食後散歩に出た。夜のベネッツアも素敵だったけど歩き過ぎて疲れた。

 

翌日はサンマルコ広場へ!!何十年か前に行った懐かしいサンマルコ広場。その時の情景が蘇る気分。

私はイタリアは実は5回目。最初は母と一緒だった。もう何十年も前の話だが。

なので、イタリアはローマ・ポンペイ・ナポリ、北の方で言うとミラノ・ベネッツア・ボローニャ・

フィレンツェ。仕事や研修やプライベート等々・・で都度行く場所は違うが、一番好きなのはやっぱり

ベネッツアかな。

イタリアの何が好きかと言うと、私は先ず建物や街の風景に魅かれる。古い建物や石畳が好きなのだ。

歩きにくいけどね。特に今回は歩くの結構大変だった。やっぱり歳のせいか。

アスファルトだのコンクリートだのが無いのよね。どこ行っても石畳。意固地な位石畳(^^;

そして色が好きなのだ。ケバケバしくないモノトーンの色が。建物と石畳と色と。それが好きな理由?

だけでも無いとは思うが。何か落ち着く。

日本ででも、実は京都より奈良が好きかも。金色や朱色より、色の無い方が好きかも。

 

あ、そうそう。ベネチアングラスも見に行った。私はそれほど好きじゃないかも。

ガラス製品なら断然切子が好きなのだ。バカラも良いものだと判るけれど、それほど魅力を感じない。

しかし切子も高いのよねぇ。切子風ではなく自分用に本物をと思うけれど、踏ん切りがつかない。

自分のものにはケチかも。

ゴンドラにも乗った。どの船でもと言うことは無いけれど(声が重なるからね)何台かに1人、

歌を歌ってくれる。カンツオーネ?上手でうっとりだった。風が心地良くてとても気持ち良かった。

この日の昼食は各自と言うことで、私たちは自分たちで探してシーフードもあるレストランへ。

お店のお兄ちゃんが男前で面白くて優しくて、冗談まで言ってくれて、一緒に写真撮った。

そしてやがて又バスに揺られて次の地、フィレンツェへ。

私、昼間は遊んで夜は少し仕事してなので、睡眠時間が足りてない。なので移動時はいつも爆睡💧


イタリア行って来た。その② 出発からミラノ編

2024-07-20 22:03:47 | 日記

前回記事から1週間。すぐに続いて旅行記を書こうと思っていたけれど、やっぱり無理だった。

溜まっている仕事の上に新しい案件迄追い打ち掛けて来て、寝る間もない息つく暇も無い。

眠くて仕方ない。身体もさることながら気がしんどい。今日も朝から仕事して、少しは捌けたかなと。

さっ 旅行のこと書こう!

 

初日はお昼の12頃羽田発の飛行機でローマへ。海外のエアライン利用して思うことは、日本語の

映画だとか無いので、読み物なんか持って行かないと14時間は退屈だと思う。少しは寝るだろうが

時間持てあます。飛行ルートは見事な位ほとんど真っ直ぐ水平に西へ西へ。緯度がほとんど

変わらないから?少しはイタリアの方が上かも?ずっと中国の上を飛んでいるのね。中国広いねと

改めて思う。カスピ海だの黒海だのの上も飛んだかな?地球は右回りで回っているので、

回る方向と逆の方向に飛行機向かっているので速いのではないの?と考えたりして。全く解らないけれど💧

 

ローマに着いたのは向こうの時間で夜の8時。時差は7時間。即国内線でと言いたいところだが、

そこで少し待たされ、予定より遅れてミラノに付いた。夜の12時回っていたわよ。

ホテルの部屋は私たちは3人部屋を頼んでいたのでツインベッドに、ちょっと離れてWベッド。

私は夜少し仕事をするからと、離れたベッドで手元の灯だけで最低必要限のメールの返事だけ済ませる。

資料作りは無理に決まってるから絶対にしない。と言う思いでパソコン持って行ったし、友だちに

悪いからね。折角楽しみに行ってるのに。

 

翌朝、食事を済ませてホテルの辺りを少し散歩。お洒落な市電が走っていた。写真載せたいのだけれど

友からLINEで送られて来たアルバムの中の1枚を、どうやって載せればいいのか解らない。

ホント、そういうとこと無知。写真も無い記事だけで面白くも何とも無いわね。

タクシーか何かを待ってるビジネスマン2人。国内出張かな?熟年と若者。2人共とてもお洒落だ。

私は過去の諸事情から生地だの仕立てだのの上質さが判る。良いもの着てる。カッコイイなぁと見とれた。

おじさまの方は白髪で水色のスーツよ。とても似合ってた。友だちがやめろと言うのに私は

『一緒に写真撮って貰ってもいいでしょうか?』と聞く。『NO!』と言われ『何でアカンのよ!』と

思ったら、向こうが『何で写真撮りたいのか?』と聞いて来る。『いや~あまりにカッコいいのでね。

ダンディと言うかスタイリッシュと言うか。日本に帰ったら会社の男性たちに見せて”カッコイイでしょう?

ビジネスマンとして見習わなアカンよねぇ”と言ってあげるの』と答えた。すると写真OK!だったわ。

何で???

添乗員さんにその話すると『彼らきっと、自慢してますよ。”オレ褒められたんだ。日本でオレの写真

見せられるんだ”なーんて話してますよ』だって。そうなのかなぁ?

イタリア各地回って、やはりミラノが一番お洒落だったとは思う。さすがミラノよね。何だかミラノ人の

矜持みたいなのを感じたわ。

ミラノの街はとてもきれい。上品と言うイメージ。街の一番の繁華街と言うか、有名ブランドショップが

立ち並ぶアーケードと言うのかな?そこもとても綺麗だった。ドゥオモやスカラ座など見学した。

その時のガイドさんは(各地でガイドさんが付く)イタリアの方なんだけれど、奥様が日本人だって。

イタリアの大学で4年間日本語勉強して、日本に1年留学し、帰国してからイタリア在住の奥様と知り合った

そうだ。日本が好きなのね。彼もラフな格好だったけどやっぱりお洒落だったよ。垢ぬけているというか。

お昼はリゾットとミラノ風カツレツ。

午後はバスでベネッツアに移動。一番行きたかったベネッツアへ!