雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

武漢からの帰国第一便!ANAも大役お疲れ様

2020-01-29 20:27:54 | 社会

JALのことを書いたついでにANAのことも。

武漢からの日本の人たちの第一便が帰って来たよね。ANAが迎えに行ったんだよ。

そりゃまあ、今は政府専用機がANAになってるものだから、当然と言えば当然なのだが、客室乗務員の人たちも

なかなか大変だったと思うよ。仕事とはいえ決心と言うか覚悟が必要だったろう。

 

その飛行機に乗っていた人の時系列のビデオをニュースで観た。

空港で撮影している時に迎えのANAの便が着陸するのが見えた。『本当に来てくれたんだっ!』と感謝しかなかったと。

そりゃそうだわね。武漢に居る日本人たちは一日千秋の思いで日本に帰れる日を待っていたことだろう。

そして機内の様子も。CAたちもマスクだけでサービスしている。

機内放送。『皆様大変な思いをされましたね。どうぞゆっくりなさって下さい』皆落ち着いて静かだったと。

そして皆、まだ残されている人たちのことを思いやる。

あ~こういうのを見たり聞いたりすると涙が出そうだわ。日本人て素晴らしい。感謝忘れないし緊急事態でも

騒がないし慌てないし。これ、どこかの国だったら大変なことだよ。大騒ぎだし我先に!だし。

 

ANAの皆様大役ご苦労様。そして無事にお帰りの方々も良かったね。まだ残っている人たちも1日も早く帰国させて

あげてね、政府。皆協力して可能な限り国全体で被害を防ごうよ。


林真理子さんの『愉楽にて』が、何で急に終わったかって?

2020-01-29 20:06:20 | 社会

サイモン様からコメントを頂いていたので(有難うございます)、林真理子さんのことを少し。

サイモン様は日経新聞に連載されていた林真理子氏の小説『愉楽にて』が、非常に短くあっけなく終わってしまった

理由に、機嫌を損ねる何かがあったのではないか・・・?と思っておられるようだが、果たして実際のところは

何だかよく分からない。機嫌を損ねさせたとしたら、それは新聞社?の担当者?それとも何か他の原因かな?

何かあったのかも知れない。

ただ、私が思うのは最近の林真理子さんって、作家と言うより文化人に近くないか?ということ。前にも書いたけど。

日舞に歌舞伎にオペラにと、文化的な活動や観劇などに忙しそう。美味しいものを食べにも精力的に出掛けていて

いわゆるグルメ?

勿論文壇の審査員などもしているし、その他テレビ番組などでも審査員やゲストとして見かけるのだけれど、

イメージはずいぶん昔と変わったよね。

そりゃ勿論、誰だって歳を重ねることにより、そしてそれまで積み上げて来た歴史に依り、変わるのは当然だとは

思うのだけれど、林真理子さんは極端にイメージが変わったなと言う印象。

今もたま~には週刊誌のエッセイなどを読む機会があったりはするのだが、その中では結構まだミーハーな部分は

残ってはいるみたいだが、テレビや雑誌で見かける真理子さんは、えらく落ち着いた作家さんというか文化人だ。

 

昔の林真理子さんの小説は好きだったし、とても力のある人だと感じてた。みずみずしさが溢れていて、一気に

読めてしまうものだった。

最近あまり読まないからえらそーには言えないのだけれど、昔の様なハッとするような鋭さみたいなのが感じられない

様な気がする。真理子さん自身がもうハングリーじゃないからかなと、私は勝手に考える。

成功して色んなものを手に入れ満たされ、もっともっと私はこうしたいのよ!こうなりたいのよ!こういうことを

言いたいのよ書きたいのよ!という貪欲さ?意欲?みたいなのが無くなったんじゃ?なんて勝手に思ってる。

昔、林真理子さんが言ってた。コピーライターをやっていた頃は、いかに短いフレーズと言うかセンテンスの中に

言いたいことのインパクトを凝縮するか・・みたいな。それがコピーライターの仕事であって、作家はそれとは

まったく逆の作業が必要だと。ふやかして修飾して膨らまして長い文章にするのだと。

原点から考えると、本当は林真理子さんて、コピーライター的な書き方の方が性に合っているんじゃなかろうか?

私は長ったらしいゴテゴテ飾り付けた言い回しの文章が好きじゃないので、そういう意味では林真理子さんの小説が

好きだったのは理にかなってると思う。好きな作家は限られている。シンプルで研ぎ澄まされた文章が好き。

好きな人のものは片っ端から読み漁った。今はもうそんな元気は無いが。

 

『愉楽にて』は題材もストーリーの運びも文章も、林真理子さん的では本当は無かったのではないだろうか?

行き詰まったとは思わないが、結末に持って行き方は悩んだかもねと言う気はする。

尻切れトンボみたいだったから余計皆が何で?って思うことになったんだろうね。要らぬ想像をかきたてる。

あれ、続編ある?そりゃまあ、作ろうと思えば作れなくは無いだろうが、なんとなく筋が見えて面白くなさそうな

気はする。余韻を残して謎のまま、何で急に止めちゃったんだろう・・・の方がよろしくない?

もう京都だのボンボンだのはいいから、それよりもっと他の題材で面白いもの書いてよねって、私は思います。

社会派的なものとか。似合わないかな?どうでしょうか?


JALの破綻から10年。しらっと立ち直っているけれど贔屓だと思うくらい優遇されたよね、税金で。

2020-01-29 18:18:33 | 社会

新聞で読んで、もう一つ書きたかったこと。

1月26日(日)の日経の社説に『日航の破綻と再生が示す教訓』との見出し。

”日本の翼”と称された日本航空が2010年1月に会社更生法の適用を申請して10年が経ったと。

私にしてみれば、まだたった10年なの?と言う思い。

JAL破綻の直接の引き金は08年の世界金融危機による需要の急減だと。しかしながら、原因はそれだけでは無いよと。

ここが大事よ。

それ以前からJALは高コスト体質・不安定な労使関係・”最後は政府が助けてくれる”という危機感の欠如が顕著だったと。

”政府が助けてくれる”なんて、思ってたんだ・・・当時のJALの面々は。民間企業なのにね。親方日の丸だったんだね。

新聞はこう続く。

ライバルの全日空(ANA)が自力で危機を乗り切る一方で、日航が行き詰まったのは名門企業に特有なおごりや甘えの

せいだと新聞は言い切ってます。はい。

私的整理ではなく法的整理を選択したお陰で(これ、当時の民主党政権の決定ね。又ここで税金が使われるんだ)

高速再生につながったんだって。

そしてなんと12年に再上場までしているんだよ。たった2年で。不思議だねぇ・・・。

その他色々優遇されている。

公的資金の注入は3500億円。ここでも又政府。イコール税金だからね。しかし何でJALだけそんな優遇が許されるのさ。

不公平だよ。贔屓だよ。私はこのブログにも何度か書いたが、ANAが好きなんでね。いくら好きな嵐の大野さんがJALの

CMしている、機体に絵を描いたと言っても、それはそれで嬉しくはあるが、だからと言ってJALが好きな訳ではない。

それは昔々からのトラウマだから。スッチーの高ビーな態度が許せなかった。子どもだと思ってバカにすんなよと思ってたよ。

背が高い?美人?英語が喋れる?ふ~ん・・・だから? スッチーが(JALの)なんぼのもんじゃい!って思ってたよ。

それに引き換え、ANAは昔から優しくて皆親切だ。それはやはり2番手だから(当時ね)頑張らなくては・・という気概を

皆が持っていたと言うことだと思う。その印象が今も私の中では続いているのだ。

新聞にも書いているよ。日航の経営陣はじめ関係者は、空の安全の確保や路線網の充実により利便性の向上で、国民から

受けた恩に答えて欲しいと。公的資金を注入するってことはそう言うことなんだ。優遇されてるんだ。

そりゃ、大きなエアラインが国にひとつなんてことになったらいけないとは思うよ。けど、JALの人たちがどこまで解って

いるのかねぇ・・・とは思う。

先の記事でも同じなんだが、企業なんて大きくなり過ぎて良いことなんか何も無いように思う。

名門だの巨人だの言われていたら気を付けた方が良いと思うよ。こじんまりして小回りが利いてインパクトがあって

収益が良くて が一番いいように思うけれど。


三菱重工のスペースジェット。エンジニアの矜持ってものを見せてよ!

2020-01-29 13:30:24 | 社会

昨日、興味深い記事が新聞に載っていた。”二重の指揮系統 混乱拍車”という見出し。

三菱重工の国産旅客機”スペースジェット”の話。自分には”MRJ”の方が分かりやすいが。

MRJは、2008年に事業化が決定し、当初予定では2013年に初号機が納入出来る計画だったらしい。

そうだったかな、もうそんなになるのか・・と素人でも既に過ぎ去った年月を思うよ。

だったら当事者たちの胸の内は?と思ってあげる。

新聞によると、スペースジェットの延期は今回で6度目だそうだ。私も延期のニュースを観るにつけ、今度こそは

大丈夫よね?これだけ遅れたんだもの、もう遅れられないよねと、その都度思ったことよ。

 

なんでも、遅れている原因は2つあって、

ひとつは組織の指揮系統の乱れだって。

簡単に言うと会長ラインと社長ラインがあって、夫々の指揮系統が並列する形と。そして意思疎通は停滞し

外国人エンジニアと日本人社員との情報共有不足と。

複数のスケジュールが提示され、かたや開発への楽観的な見通しで、こなたそれに対して業を煮やしたチーム。

それだけ読んでも『こりゃアカンわ』と思うよ。

三菱重工は組織が大き過ぎて、小回りは聞かない(と思う)。そして同じ会社なのに工場ごとの縄張り意識が

すごい(と思う)。多分”別の会社”位の意識なのでは無いだろうか。

同じ会社で張り合ってどうするんだろ?良いものを造りたいと言う思いは皆一緒じゃないの?

エンジニアなら尚更よ。自分の見栄や権力の為に飛行機を作る訳では無かろうに。

基本的に会長は出しゃ張らん方が良いよ。それでなくても今の会長は任期5年と言う不文律を破ってまで

6年社長を続けたんでしょ?いくら我が子可愛さでも、後の人に任せてあげないと、やり難くって仕方ないと

思うが。

はたから見たら、”未練たらしい会長”にしか見えない。トップは引き際が肝心。それで後の評価が変わる。

 

そしてもう一つの遅れた原因は技術的なハードルだそうだ。配線の設計変更の問題と。

航空業界ではテロ対策などを背景に基準が厳格化して行ってると。配線の再設計は飛行機の作り直しとほぼ同義

らしい。

しかしね、2017年~2019年の間だけで900件の設計変更があったと言うが、もし当初計画通りにモノ造りが

進んでいたら、2013年に初号機を出せていたら、その段階ではそんなややこしい話に巻き込まれずに済んだと

言うことでは無いの?と素人がえらそーに思います。

『型式証明』の審査に国交省の力不足も関係はしているらしいが。役人、しっかりせーよ!

 

そんなこんなで、いつ完成するか全く目途が立っていない状況みたいだ。

これ、政府のお金もつぎ込まれているんだよ。500億円も。政府のお金=国民の税金です。

勿論、三菱重工はもっとお金を使っているだろう。湯水のごとく?

日本株式会社と言われて来たほどの日本の超大企業だからこそやれるプロジェクトなのだろうが、考え甘くない?

と思ったりする。足元が見えてない。

関係者のお怒りを覚悟で言うと、ここまで人と時間とお金を掛けてまだ出来上がらないなんて、結局のところ

一言でいえば”実力が無かった”んじゃないの?と思えて仕方ない。

”否、そんなことないっ!!”と反論するならば、さっさと仕上げてみな。やりあげてみな。と言ってあげる。

ここまで頑張って来たんだもの、諦めずに良いものを早く造り上げてよ。私たちだって楽しみにしているんだよ、

国産のジェット機。

大体がモノ作りで納期遅れるなんて有り得ない。規模は違っても皆同じだ。大きい小さい簡単難しい。

内容は違っても遅れてはいけないと言うのはどれも同じのはず。納期守れない会社からは顧客は離れて行く。

もし、小物と一緒にするなと言うならば、それこそ奢りだと思うよ。

良いもの作って見惚れるだけじゃないよね?満足して終わりじゃないよね?出来上がって飾っておく訳じゃ

ないでしょ?売るんでしょ?相手居るんでしょ?そして会社儲けるんでしょ?それこそが最終の目標でしょ?

夢も大事。でもエンジニアは夢を現実にしなくっちゃ。それこそがエンジニアの矜持ってものじゃないのかな。


野党は安倍さん追及するしか能のないバカ

2020-01-29 11:50:16 | 政治

今日は在宅で仕事をしている。片道1時間半の通勤を毎日 は、この歳ではしんどいので、週に2日位は在宅で

仕事するよと宣言したものの、1月は出張や来社や社内打合せやらで、予定表が真っ黒でぞっとする。

出張なんて、1週間に1回くらいでいいわ。自分の好きなペースで好きなようにやりたい。

現実はなかなかそうも行かないが。

客先や業者とのやり取りだって半端ない位膨大だし、資料作るのだって夜にやるしか時間無いのだもの。

しんどいな~休みたいな~と思っても、仕事はサボれない性分。学校だったら休んでいたかもね。

で、今日は朝からとりあえずひと仕事はした。

書きたいことが山ほどあるのでブログブログ・・・と。

 

先ずは国会よ。

夜のニュースでチラっとしか観ることは無いのだが、相変わらずだな・・・という印象。

桜を見る会の追及。人数が多過ぎるとか、首相の個人的な付き合いばっかりだとか野党は責めるが、

別にいいじゃん。何か罪になるの?

総理大臣主催なんじゃなかったっけ?首相の好きにさせればいい。それがどれだけ票に結び付くんだか。

あの鳩山だってやっていたことでしょうに。悔しかったら政権取ることだよ。

次にIR汚職。これは既に逮捕されているよね?それこそ安倍さんの言うように警察だか検察だかに任せて

おけばいいんだよ。既に事件になっているのだから。

そして河井案里氏への1.5億円?それこそ自民党内の話じゃないの?党内で不公平だと揉めるならともかく

誰にいくらあげるだの、よその党にごちゃごちゃ言われる筋合いのものでは無いのでは?皆羨ましいのかなぁ。

 

大事な審議の時間を、そんなことに使うばっかりで、国民は大切なお金と時間を無駄に使われているとしか

感じていない。税金返せよ。

そんなことばかりやっていて皆の暮らしが良くなるのならまだしも、国民には何の得にもならないんだよ。

野党はアホか?日本中が見ている中で、そんなことばっかりやっているから自民党に勝てないと言うロジックを

全く分かっていない。もっと他に大事なこといっぱいあるだろ。それをやってよね。

なんで支持率が自民党一強か分からないのかね?

安倍さんにだって感心はしていない。あの人、タヌキだよね。

だから野党は今がチャンスなんだ。でもそのチャンスを全くモノに出来ていないと言う愚かさ。

だからバカだって言うの。他に受け皿が無いんだから、仕方なく自民党なんだよ。

この期に及んでビジョンなんか要らんよ。絵に描いた餅・歯の浮くようなきれいごとは要らない。

具体的な政策を示して”論争”やれよ。憲法改正についてだとか、もっと骨太の話をしてくれないかな。

 

個人的には仕事で昨年末に大物の受注出来たと喜んだ案件が暗礁に乗り上げいて、色々あって夜も眠れないほど

ムカついている。

お金足りないかも。技術的にも難しいかも。と言う八方塞がりの状態で、どうやってこの難局を乗り越えるか?

無い知恵を絞って考え奮闘する。納期があることだから時間との戦いでもあるし。

頭禿げそうだ。

公務員は良いよね。ちんたらちんたら。

民間企業だったら役に立たない奴は要らない とは言えないだろうが、辞めさせられなくても針の筵だよ。