雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

”閑さや岩にしみいる蝉の声”の出来た経緯

2021-09-25 22:38:04 | 日記

この間の、十五夜の時に書こうと思っていたのだが書きそびれたこと。

今年の中秋の名月は満月だったらしい。8年ぶりだとか?十五夜=満月では無いのね。

そう言うことはよく知らなかったわ。

子どもの頃、中秋の名月の日には庭に面した廊下の真ん中に、三方さんに乗せられた月見団子と

すすきが飾られていて、おっ月様が煌々とそれらを照らしていた印象が凄くある。

季節ごとの日本の風習を、祖母も母も大切にしていたんだなと改めて思う。

今はもうそんな風流なことしないな・・私はね。やっておられるお家も勿論有るだろうけれど。

そして十五夜から十六夜・立待・居待・寝待の月と変わって行くのね・・と高校の時に多分古典で?

習ったそんな月のことを想った。

 

何だか最近やたら、中高時代のことを思い出す。

先日、ノルウエーの中学時代のU先生と電話で話をした時にも、芭蕉の句の話。

”閑さや岩にしみいる蝉の声”の成り立ちの話をした。

最初、芭蕉は”岩にしみつく”としたんだって。で、いやいや”しみこむ”でしょとなって、

最終的に”しみいる”になったそうだと恩師に話をしたら、U先生は『そーですか・・』と。

知らなかったと。これはね、高校時代のH先生の古典の時間に教えてもらったんだと思う。

しみつく⇒ べたっと岩の表面に貼りついた感じ。

しみこむ⇒しみつくよりは深さはあるが範囲が広い感じ。

しみいる⇒一点に深く鋭利に入り込んで行くさま

みたいなことを、H先生が身振り手振りで力説しておられたんですよ。”しみいるっ!”とね。

その姿が忘れられなくて・・と言うと、U先生は『そんな風に覚えていてくれるなんて、H先生も

嬉しいと思うよ。先生冥利に尽きるね』と。H先生はとうに亡くなっているけれど。

U先生のことは、 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ

         次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ

が凄く記憶にある。三好達治の詞だ。先生好きだったのね。意味は未だによく解ってないけれど。

 

私は数学が全くダメだった。担任が数学の先生だった時にいつも叱られていた。

一番前の真ん中の席に座れと言われ、ノートを覗き込まれ、それを見ては『違うっ!!』とか言われ

しょっちゅう唾を飛ばして怒られていた💦。余計キライになるやんか。

国語は好きだった。でも、国語だけじゃない。色んな先生の色んな授業。言葉や状況、結構覚えて

いたりする。小学校で習ったことも。真面目に勉強して来た方ではないけれど、全部それなりに

今の自分の知識の一部になっている。役立っていると感じる。有難いこと。全てが決してムダではな

かったということよね。

あ~こんなこと思うなんて、歳だ。


昨夜から忙しかった。やりたいこと全部出来た

2021-09-25 21:11:45 | 日記

昨日突然何を思ったか、今やマスクをしているのが当たり前の日常で、このところあまり口元に

意識が及ばなかったけれど、改めてまじまじと見ると”歯が汚いよね・・こんな色だったっけ?”と、

ちょっと引いた。

定期的にお知らせが来ていたハガキも最近来てない。何で?と思い、気になったら速攻何とかしたい。

しかし今日は4週間毎の掛かり付け医に行く日だし、その後美容院の予約もしてるし。

で、昨夜テレワークだったので通勤時間が無い。いつもの歯医者に電話したら6時なら診てあげると。

行ったよ、すぐに。定期メンテナンスに。スケーリングね。

スケーリング終わって『歯を白くしたい』と言うと先生は、私の年齢なら普通の色だと。

若い子と違うんだから、特別汚い色では無いよと他の方の写真を見せてくれる(歯の部分だけね)。

そしてホワイトニングの話をきちんとされた。型を取って家で1週間くらい自分ですること。

人によってはそれほど白くならない場合もあること。その違いの理由は判らないこと。

3万円かかること。等々。一旦家に帰ってよく考えてからにしたら?と。

今日はしてくれないんかいっ!

よく考えるようにと先生は言ったが、支払い時にもうホワイトニングの予約をした。

こんな色ではマスクを外した時に恥ずかしい。さっさと何とかしたいと言う思い。

まあ、何ともならないかも知れないのだけれど💧やってみなければ判らない。

当てモンみたいなもんだな。

 

今日は掛かり付け医。11時半からワクチン接種があるみたいなので、混む前に帰りたく、

いつもより早く行ったはいいが、会計が遅い。薬が遅い。美容院に間に合わないよ・・・。

で美容院。いつも思うのだけれど、あのシャンプー時の『お湯加減はよろしいでしょうか?』

『痒いところはございませんでしょうか?』はもう私みたいな面倒臭がりにはやめて欲しいのよね。

聞かれたら、いちいち返事しないといけないでしょ。黙っていたら悪いもの。聞かれたら返事するのが

礼儀だ。『お湯加減が悪かったら仰って下さい』『痒いところが残っていたら仰って下さい』で

いいのでは?と思う。そうすれば、お湯の加減が丁度良くて、痒いところも無ければ黙っていて

いいわけだし。いちいち返事を強要しないで欲しいわと思う私。難しいやっちゃなぁ💧と自分でも

思うけれど仕方ない。そう言う性分。思うだけで言ってはいないし迷惑はかけていない。

 

そんなこんなで、やりたいことは全部出来た。

で、大1の孫からLINE。”秋服買いたいのに、お金が無さ過ぎて買われへん” 

は?何ですのん? ”だから?”と突っ込んでやろうと思ったが、”貯金し過ぎるからでしょうに”と

返事して、明日は晩ご飯してあげるし、服もえーよと返事。

最近忙しくて料理するどころじゃなかったが明日は何か作ってあげようかと。

娘が『おばーちゃんに言えば何でも買って貰えると思ってるので、2回に1回は断わって』と言うが、

2回に1回かい・・💧 それより何より、お金は入と出があるということを教えろと言った。

貯めるだけが能じゃない。小遣い帳も家計費も国家予算も同じだよ。入があって出がある。

その中で、いかに上手く遣り繰りして残して行くかが大事なんだから。そんな勉強もしなければ。

明日会ったら言うわ。金は天下の回りもの。回さなかったら滞ったら腐るよ。

それより何より、大1の孫は牛肉がダメなので、何か作る時は彼女にあげることを考えるので

(ワクチンまだ)私も豚や鶏の使用率が上がった。ま、身体には良いことなのかも知れない。


いじめや虐待ではなく殺人罪。日本にも終身刑を。

2021-09-23 23:47:30 | 社会

今日、義姉が言った。『子どもの虐待だのいじめだの、そう言う記事を見るのはイヤだ』と。

もう多過ぎて・・・と。

なるべく見ないようにしているのだけれど、イヤでも目に飛び込んで来るし耳に入って来ると。

それは私も同じよ。多くの人がそう感じているに違いない。

子どもを”いじめる””虐待するは、死なしてしまったなら、はっきり言って”殺人”でしょ。

何が虐待なものか。何がいじめだ。れっきとした犯罪だ。殺人でしかない。

どうしてこうも日本の司法は甘いのか。罪を犯した人間に対する裁きが軽過ぎるでしょ。

勿論内容には依る。事情もある。”冤罪”はアカンと思う。

しかし、犯した罪が明確であるならば、残虐であるならば、ちゃんと厳しい罰則を与えるべき

なのでは?人を殺めるって、普通のことじゃない。人1人の命奪っているのだから。

他人にそんな権利無い。それが何で懲役〇年とかで済むのか?不思議で仕方ない。

何で加害者に甘いのさ。何の理由があって?更生の機会って何?更生出来る輩かどうか

ちゃんと見極めてる?

これほどまでに人を殺した人に対する裁きが軽過ぎると、亡くなった人が浮かばれない。

他人の一生を奪っているのに。

死刑反対論者が多く居るのは知っている。ならばせめて、日本にも”終身刑”を取り入れてよ。

懲役〇年ではさっさと出て来てしまう。ずっと刑務所で暮らして人生終えればいいと思う。

人の一生を抹殺してしまったのなら、自分の一生ももう無いものと覚悟すればいい。

そんな私の考えは過激か?


お墓参り行って兄夫婦と意識の共有

2021-09-23 22:57:56 | 日記

今日は兄夫婦とお墓参りに行った。お盆に不義理をしていたので、義姉とお彼岸は必ず行こうねと

約束していた。場所は堺。曽祖父の出身地だ。行く道中義姉が『遠いのでもっと近くにお墓を

引越ししたい』などと言うものだから、内心焦った💦。私は今の場所が良い。私のルーツと言う気が

しているから。しかし今後ご先祖様の墓守をして行くのは兄家族だ、私にとやかく言う権利はない。

義姉にイヤな思いをさせるのも嫌なので黙っていたら兄が『大阪市内に住んでいて、堺が遠いなんて

贅沢違う?もっと遠い人いくらでも居るよ』と。おうっ!よく言ってくれた。

まあ最近は、確かにお墓を住まいの近くに引っ越す人結構あるしで、義姉の言うことも解らなくはないが、

”勝手には決めないよね・・?事後に知ったら姉夫婦が怒るで”とはちょっと思ったが、それももう

どーでもいいことだし、任せるしか仕方ないことかなとも思う。

 

両親・祖父母のお墓の両隣は曽祖父母のお墓と分家のお墓。更にその両隣には苗字は同じで”誰?”

と言う遠い親戚の人?のお墓も。全部で5基(と言う言い方で合ってる?)同じ敷地の中に在る。

なのでいつもお花は5対。その霊園のお墓の苗字はほぼ2つが大多数で、みんな遠い親戚かい?

みたいな印象。

親やじーちゃんばーちゃんに、先ずはいっつも有難うだ。そして一族が皆無事で暮らしてける様

見守っててねと言うだけで、それ以上も以下もない。私はここには入らない。出戻りだし。

にーさんねーさん、いつも一緒に連れて行ってくれてありがとう。お花もたくさん準備してくれて。

 

お昼は兄が予約していてくれた、私は初めての梅田のお店へ。兄がちょくちょく行くお店。

コースで美味しいお料理が結構たくさん出て、義姉と”夜はお茶漬けで良い位だわねぇ”と話した。

兄夫婦とは会うと近況報告もだが、感覚と言うか感性と言うか意識と言うか、世の中の色々なことに

関して、それらが大して違わないことを話ししていて確認する。ほぼ考えが近い。

だから安心して話が出来る。

兄はキレイ好きで難しくて変わり者だけれど、私から見れば今の兄は可愛いもんだ。

変わり者で言うと、義姉からすれば私の実家は全員変わり者らしい💧。

母が隠れ高ビーだったとか、そんな話も。おねーさんどうしているんだろう。明日電話してみよう。

 

阪急で、娘お薦めの北浜五感の”檸檬燦”を買い、大好きな湯葉豆腐が売り切れで仕方なくおぼろ豆腐を

買ったけれど、いつも食べるお気に入りの湯葉豆腐の方が断然美味しかった・・。

ちょっと疲れた1日。


渡る風が好き。流れる川が好き。動いているのが好き。

2021-09-23 21:35:00 | 日記

夜になって家中の窓を閉めに行っていつも思うこと。風が通る・風が渡るって気持ち良いと。

仕事に行く日は朝から窓を開けていては出掛ける時に又閉めて回らなければならないので

基本開けない。ずっと家に居る日は少ないので、せめて家に居る時は必ず窓を開けっ放しにする。

勿論網戸ではあるが風を通したい。

結婚していた時も、朝目が覚めれば先ず家中の窓を開けに行った。真冬のちょー寒い日でも

子ども部屋も容赦なく冷たい風を入れる。そうすると、『さむいぃ~っ!!』と言っている

子どもたちも、仕方なく起きて来るのだ。

寒い季節は1日中開けている訳ではないが、少なくとも空気の入れ替えはしたい訳で。

 

冬の寒い日、モコモコに着込んでも、首から上は、顔はオープンにしておく。

コロナでマスクするようになってからは顔半分隠しているけれど。顔や耳に当たる冷たい風が

チョー気持ちいい。心地良い。そんな流れる冷たい風に吹かれながら、歩くのが好き。

考えてみれば私は『流れる』のが好きなような気がする。

池や湖・海よりも、川が好き。流れているのが好き。滞っているという状況が多分好きではない。

”風が渡って行く”と言う感覚が好き。だから風もそこそこあった方が良い。強風は困るけど(^^;

つまりはとどまっている状況が好きでは無い。常に動いていたい。

昨日より今日、今日より明日。少しでも良い様に変われればいいなと。