ちょっと遅いけれど、G7の話。先ずは無事に終わって良かった。詳細を全部が全部知り得た訳では
無いけれど、既に皆さん夫々の国に帰られたご様子で、ホッとする。
各国の首脳が一堂に会する場で何かあったら大変だし、仮に?万に一つでも?そんなことになれば
『済みません』では済まない問題だから、やれやれと安堵。警備の方たちはじめ関係各位お疲れ様。
岸田さんも、最後の締めくくりの挨拶 紙をほとんど見ずに語ってて良かった。議長国ホストとして、
大役を無事に果たされたんじゃないかなと思う。
岸田首相って結構運が良い?最初の頃は線の細い軽そうな人だなと思っていたけれどね。
もしかしたら来日出来ないかもと言われていたバイデンさんも来たし、何と言ってもセレンスキーさんが
急遽飛んで来たのも目玉だった。
原爆資料館を見たり平和記念公園で献花したり。
パフォーマンスだと言う人も居るけれど、それはそれで充分に意義あるものだったと思う。
皆さん、なにがしかの感想は持たれただろうから。
ゼレンスキー氏を迎える各国首脳が、本当によく来たねと温かく迎える姿が良かったし、ゼレンスキー氏も
短時間であれだけ多くの首脳に会えたことは非常に効率的で効果的だったろう。惨状を訴え、支援を一生懸命
呼びかけた。心に残る日だったと、感謝しながら日本を離れた。
鉄砲の玉も飛んで来ない、爆弾が落ちて来る訳でもない、雨露しのげる家に住んで、お腹いっぱい食べたいものが
食べられる、ぬくぬくした環境に居ながらこんなことを言うのは申し訳ないと思うけれど、やはり平和は有難い。
戦時下の国民と言うのは、想像を絶するほどの厳しさの中にあるのだと思う。
家を無くし家族を失い、満足に食べることさえ出来ない。戦争が終わったとしても、壊滅的な街は一から
作り直さなければならない。気の遠くなるような話だ。それでも皆我慢し、そして戦っている。
セレンスキー氏の必死さは、国民全体の代弁だと思う。誰だって祖国は失いたくない。なんとしてでも
取り返したいだろう。ウクライナがどれほど豊かな国なのかは知らないが、G7でお願いすることは
『貸してね』『頂戴ね』『協力してね』しか無いよねと思う。
日本でもあの戦争で、広島も長崎も沖縄も、そして最終的には各地でそうだったけれど、街のあちこち
爆撃され、戦争はイヤでも一般市民を巻き込む。無辜の民を。
何で戦争なんかするんだろう・・・と権力者じゃない一般の人はそう思う。外交で、押したり引いたの
駆け引きは勿論有るだろう。国家の損にならないようにと頑張るが上手く行かないことも多々あるはず。
でも少なくとも常識的に、主張したり我慢したり譲ったり本音隠したりしながら、あくまでもそれは
平和的交渉でなければならない。それが今の世界の情勢だ。人で言えば大人の対応ってとこか。
でもそれが出来ない国やリーダーが居るから問題なのね。まともで民主的に選ばれていない権力者・独裁者って、
皆おかしいよね。頭がか人間的にか分からないが。でもそれが彼らの中の常識なのかも知れない。普通じゃ無いから。
そう言う人を相手に、まともな交渉なんか出来るはずもない。
誰が見たってロシアが悪い。勝手に、強引に、理不尽に、よそんちの領土を武力・暴力で奪いに来るんだから。
国際社会がそんな無謀を許せるわけがない。常識的な国ならば。だから欧米諸国や日本がウクライナに協力する
のよね。”国際法違反”なんて言葉、プーチンには屁ともないのだろう。
詳しくは知らないが、静かで有意義なG7だったんじゃないかと思う。岸田さんも満足だったんじゃ?
岸田さん、先の地方選の時の和歌山での襲撃事件、犯人の投げた爆弾、当たらなかったでしょ?
ポトンとすぐ横に落ちたよね。当たったら殺傷能力があったのかどうか知らないけれど、あの時も逸れてて
運良かったねと思ったのだけれど、今回のG7で更にそれを感じた次第。
平和がいかに有り難いかってこと、日本の若い人たち解っているよね?自分も戦争は知らないけれど、
少なくとも親からは話聞いている。この平和が長く続く様に、そして日本だけじゃなく世界中でねと
祈るしかない。変なリーダーを排除する方法は無いのか?皆が同じように思っていると信じたい。