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神社新報社 オピニオン 平成19年10月22日

2007-10-25 08:58:02 | Weblog

〈杜に想ふ〉祈りの国 山谷えり子

http://www.jinja.co.jp/article/001-002281.html 

 

全文引用

 

日本は、人々が睦み和らぎ、勤め励み合ってきた長い歴史の国です。四季のめぐりは美しく、実りの秋には鎮守の杜に喜びと感謝の祈りの輪が広がります。

 教育再生会議が提言した「ゆとり教育の見直し」は世論の強い支持の声と共に現在、中央教育審議会での学習指導要領改訂の議論に反映されてゐるやうに思ひます。このところの報道にもありますが「四十七都道府県をしっかり教へる」「歴史は縄文時代から教へる」「道徳教育の充実」「男女共に武道やダンスの体験」など大きな方向性と共に個別具体の議論が進んでゐる状況に、国民は大きな関心をもってゐると感じます。
 、地理や歴史をしっかり知ってほしいといふのは国民の願ひでせう。北海道がわからない小学五年生が半数を超えてしまった現状や、縄文時代や先の大戦を知らぬ子がゐるやうなことは、国際社会の中で心もとないことです。歴史の光も影も知らぬまま放って置かれてゐる現状を、もうこの辺で変へたいと願ってゐる人は多いことでせう。年齢にふさはしいバランスのとれた基礎学力と規範意識を身につける機会の保障が大切です。

 日本は道の文化。徳のある生き方を尊ぶ国柄です。正直、親切、勤勉、チャレンジ精神、親孝行……立派な生き方、徳のある先人の歩みを知ることは、子供たちの魂に明るい息吹きを吹きこむことになり、国の徳をとり戻すことにもなるでせう。また、さまざまな武道やダンス、よさこいなど郷土の踊りを現代風にアレンジしてみながら、日本人の身体文化や呼吸法、気の流れを体感してみることは、生涯にわたって、体の中に宝を抱くことになるでせう。私は出産の時、学生時代にやってゐた合気道の呼吸を陣痛の間にしていく中で、胎児の生命と母体を繋ぐ、深い生命のエネルギーと繋がるるといふ得難い喜びの体験をすることができました。出産は“痛い”“こはい”と思ひこまされてゐる若い女性たちには、かうした別の角度から出産や自己の身体をとらへることができることも知ってほしいと願ひます。

 福田内閣で教育再生会議は継続されることになり、引き続き私は首相補佐官を務めることとなりました。
 教へ、育み、力を引き出し、実りの時を迎へるには時間が必要です。稲の実りが、四季のめぐり、時の歩みによって迎へられるのと同じです。

新総理は、先の政権で蒔かれた多くの良き種が良き実を結ぶやう、また悪い鳥が良き種を食べてしまはぬやう働いていかれることと思ひます。御先祖さまから繋げられてきた美しい祈りの国日本。不安と不遇を訴へる人に寄り添ひ、国論が二分されて国の徳をなくしていくことがないやう私自身も粉骨砕身していきます。
(内閣総理大臣補佐官《教育再生担当》)

 

引用終了

 

全国学力テストの結果分析が行われたが、知識があるから安心した、応用力がちょびっと心配、大阪がマズイ・・・との表面をなぞった分析に終始するのではなく、この山谷えり子さんのように、「日本がどのやうな国なのか」を教えること(日教組が言うところの日本はアカンでwいわんや、創○学○をやwww)が「国の徳をとり戻すことにもなるでせう」。

 

親も教師も政治家も、つまりすべての「大人」が常にこのことを意識して行動し、生きて行こう。