逆に美しい大船観音

父は、大船の笠間で生まれ育ちました。

本日は戦争でなくなった伯父の命日なのでお墓参りに大船へいきました。

今回は大船から歩いていきました。

帰り道。

寄り道。

まずは、大船松竹撮影所跡をみることに。

駅からあるくと5分。

川沿いは桜の木があり、春は綺麗なのだろうなぁ。

記念碑がありました。

蒲田から大船に移転し、父の幼いころはにぎやかだったことでしよう。

このショッピングモールは毎年お墓まいりのあとご飯を食べにきました。

懐かしい。

駅に向かいます。

商店街の靴屋さんで、明後日からの仕事に必要な靴をかいました。とても親切な店員さんで、靴の中敷きのしきかたなど詳しく教えてくださいました。

「これから大船観音みにいきます。」

「今日は天気がいいから、景色がいいですよ！」

誘惑に負けて、

たこ焼きの入ったたい焼きをかいました。

米之家。

とてもおいしかった！

腹ごしらえして、駅の反対側にむかう。

大好きなモノレールが通過し、乗車できないため、指をくわえてみつめる。

ちょびっと姿をみせはじめました。

急な坂をぐいぐいのぼり到着。

幼い頃、車窓から見える大船観音。夜ライトアップされた姿は、それはそれは恐ろしいものでした。

しかし、近くで見ると、とても美しい。

そして、怖かった顔は、優しく微笑んでいます。

中に入れるというのでいってみました。

中は撮影できるかわからなかったのでやめておきました。神聖な感じもしました。

ご興味のあるかたは、行ってまてみてください。

近くでみても美しい。

おみくじをしようと、お守り売場の方に両替をお願いしました。

「近くでみると、綺麗な観音様ですよね。」

「私は昔、怖くて、怖くて。」

みんな同じだ！

近くで見るとイメージ変わります。

おみくじは「吉」

まずまずです！

出口のところ。

赤いスコーンのなかにお地蔵さまがいました。

横須賀線にゆられ、保土ヶ谷で、下車。

父の月命日なので久保山へ。

ふあー。

ここは急坂です。

父が亡くなる半年くらいまえ

「大船観音は出来上がってなくて、工事してるとこでよく遊んだもんだ。ガハハハハ。」

またガセネタだな。

そうおもっていました。

大船観音は、昭和4年に着工しましたが、昭和9年、世界恐慌などがありそのままになってました。

完成はずっと後です。

「じーちゃん(父のこと)、大船観音みてきたよ。大きくて綺麗だった。大船観音、ほんとに制作途中で放置になってたんだね。」

とかなんとか、心のなかで話しかけてきました。

いつもなら、伊勢佐木町、関内、桜木町と歩くのですが、今日は疲れたから、久しぶりに日の出町まで歩き、京急に。

平日の早い時間は、電車がすいてて快適でした！

大船観音が怖かったけど、実は美しかったことを

絵と写真とことばでつむぐ。

大船は、こくごがいっぱい

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