こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[文明の利器]

2018-02-11 15:02:32 | 機械操作
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[文明の利器]

あいまいな記憶からでも、キーワードを入れるとなんでも調べられる世の中になりました。以前友達のM子さんとラインをしていた時、ラインのやり取りしている最中でもM子さんが調べ物をして答えてくれたことがありました。すごい!と思っていましたが、今では私もできるようになりました。

昨日は「東京こどもくらぶ」の話題をブログで取り上げました。ブログを書いたあとに、検索をすすめると音源がありました。

「東京こどもくらぶ」さんびきのくま

懐かしい声と効果音です。お話の途中でオルゴールのような音楽が流れていました。そしてこの気になる結末です。くまの家に勝手に入り込んだ少女は、小さい熊のお粥をたいらげ、小さい熊の椅子を壊し、二階に上がって、小さい熊のベッドで寝ているときに、熊の親子が帰宅します。少女はびっくりして逃げ出してしまいます。そして小熊が
「僕、あの子と友達になりたい」
と言います。そしてナレーションになり、翌日少女はこの家にやってきて、昨日の悪事を謝罪して、小熊と仲良くなりました。というハッピーエンドでした。

音源があることもびっくりしましたが、ある程度のキーワードで検索ができるということは、本当にすごいことです。私達世代になると、
「あ、あれ、あれ。なんだっけ?」
ということが多くなります。記憶の中から知りたいことを呼び起こすことをしないと、脳が活性化されないそうですが、まさにそれです。それを、インターネットでは、曖昧なキーワードを入れて、調べられるのです。

しかしこれが進むと、少しの記憶違いも許さない、正確が全ての世の中になりはしないか。少し心配です。みんなで思い違いをしていて、みんなが違うエピソードで記憶している話しをする楽しみがなくなってしまいそうです。それでも、今回45年ぶりに「東京こどもくらぶ」の音源を聞くことができて、とても感動しました。文明の利器を使いこなせた自分にも拍手です。


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