こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「半ドンで、仕事をサボる」

2020-07-18 17:19:00 | 乗りもの
こくご食堂本日のお話は
「半ドンで、サボる」

昨日のブログでのこと。

「ハナキン」がヤング世代に通じないと書きました。
すると、Facebookのコメントに
「半ドン」とい言葉をいただきました。

半ドン?

🔺半ドン?
おいしい丼かな?

聞いたことはあるけれど、意味はわからず、どう使うのか?
「父や母にきいてみます!」

とコメントしました。

すると、同世代のかたから知っているとコメントが!

そこで、検索。

半ドン 
語源   
その1
江戸時代
オランダ語で日曜日をzondag
これが訛りドンタク
休みの日をドンタク、半日休日を半ドンと呼ぶようになる

その2
太平洋戦争のころ
正午に午砲(空砲)が
うちあげられていた
半日でドーンとうつから「半ドン」

その3
昔、土曜を「半土」と呼んでいた
それがもと

父と母に聞いたら、「半ドン」意味を知っていました!
新しい言葉として職場で使って見ようと思います。(ジェネレーションギャップを楽しむ)

週休2日となった今では、「半ドン」は死語になりつつあります。リモート勤務になると、「はなきん」もですね。

さて、みなさんは、「サボる」ことありますか?

この「サボる」の語源も面白いのです!

語源
その昔
フランス
木靴sabotで
機械をたたきこわしたことから
サボタージュという言葉ができる
(諸説あり)

日本では
外国語の名詞を
動詞にすることが多い
サボタージュがサボるに変化

外国語名詞→日本語動詞
に変化した言葉
ダブる
トラブる
ミスる
など。

ちなみに、授業にでないこ
サボる
ふける
バックレる
と表現の変化があります。
今はなんというのかな?

全く関係ありませんが。
中学一年の頃のこと。

休み時間何気なく窓から外をみていると。
下の教室の中学三年のリーゼント男子先輩が、窓から外にでて、学校の塀を飛び越えていきました。(三年の教室は、三階)

バックレた瞬間を目撃。
華麗な身のこなし、一連の動作に無駄がなく慣れた感じ。
真面目な私は衝撃でした!

世代別口語セミナーでした!