こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【どうしても観たいから】

2019-04-05 22:47:12 | 体験する
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

4月無料体験
4月9日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
4月23日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【どうしても観たいから】

そして、火曜日の夜突然出発することにしました。




行き先は沼津。1カ月前から主人に依頼。
「どうしても観たいお祭りがあります。連れて行っていただけないでしょか?」
こういう時だけ敬語を使います。私が主人に敬語を使うのは、お願するときと、尋常でないくらい怒っている時。

「会社に聞いてみないとわからないから。」
祈る思いで待っていると、
「休暇取れたよ。」

連日忙しくしており、このお祭りのことを調べているのですがはっきりどうすればいいのかわからないまま、水曜日の夜に自家用車で出発です。

沼津には23時頃到着しました。インター近くのラーメン屋さんで夕食を食べました。お店の若い店員さんに聞いてみました。
「明日、内浦港に行きたいのですが、駐車場ありますか?」
「ないとおもいます。みんなバスでいきますから。」
ガーン。

少し意気消沈して、それでも一部の望みを持ち、車中で一泊しました。
「どうしても観たい。きっと現地に行けばなんとかなる。どうにもならなかったら、街の人に土下座して車をとめさせてらおう。」
と自分勝手な思いでした。
朝5時。主人を起こして、内浦港に出発です。

港近くのコンビニエンスストア―ミニストップで朝食を買いました。店員さんに聞いてみました。
「大瀬祭りをみに、川崎からきました。駐車場って、ありますかね。」
「ありますよ。近くの小学校のグランドを解放しています。」
やった。と大きな声で言っていました。
「楽しみにしてきました。嬉しいです。」
「楽しんでくださいね。」
「私はこれから、漁師の顔に女装の化粧をしにいきます。」
地元の、しかも漁師の奥さまでした。

朝早くこの港に来たのは意味がありました。ここから朝8時に舟に乗るためです。先着100名の無料観覧船。6時に到着するとすでに、3名いました。ここで、知り合った女性と年配の男性2名はここ10年この祭りに通っているそうでいろいろ教えてくださいました。静岡市から来たかたでした。乗船すると、地元の年配の男性もくわわり、お祭りが変化しているということです。
「前は、沢山ふねがでていたけど、年々減っている。」


▲2時間前に並んで
13番と14番


▲ラブライブ
というアニメの舞台らしく
舟もラブライブ


大瀬まつりとは、男性漁師が女装をし、「チャンチャラおかしい」とうたいながら大漁を願うお祭りです。対岸にある大瀬神社にお参りします。昼にはみなとにもどり、舟からお餅やみかんを投げます。女装するのには、諸説ありますが、大瀬神社の神様が男性なので、よろこばせるためだといわれています。

私はこのお祭りを観たいことと、もう一つ観たいものがありました。それが、大瀬神社にある池です。ここは、周りの海から数メートルしか離れていないのに、淡水なのです。伊豆の七不思議のひとつです。

遊覧船にゆられること1時間。対岸の大瀬神社に到着しました。女装した漁師さんが大勢いました。小学生や中学生くらいの子もいました。(学校はお休みか?)


▲大瀬神社付近
すれちがう
女装の漁師さん


神社をお参りしました。素敵な彫刻がある神社でした。小高い場所にあるのですが、反対側にある下り階段には、お酒に酔ってよろよろしている女装漁師さんがいました。


▲大瀬神社



▲つばめの巣



そして、入場料100円を納めて、「神池」へ。鯉が生息しているので、餌を販売していました。時間がなかったので、餌も御神木見学もいけませんでした。残念。


▲とにかく
爽やかでした



▲鯉の餌自動販売機


この池はとても不思議でした。湖などにいくと、どんよりしたなにかが「たまっている」感じをうけていつも、怖いと感じるのですが、この神池は、とても爽やか。明るく、何かパワーをもらえうような雰囲気でした。この池は、研究家の方々が調査したいと依頼があるそうですが、断っているそうです。水が濁っており、そこに人や機械が入ることで池内部を壊すおそれがあること。また、池に生息する生き物の生態系を壊すことになるからです。神様の池なのでそこの生物をとると祟りがあるとも言われていたとか・・。そのため水深すらわからない神秘的な池です。

大瀬神社から港に戻る舟の時間になりました。主人と小走りをして船着き場にもどりました。行きに旅の友となった女性と、その連れの高齢の男性から
「来年も、また来な。」
と言われました。とても嬉しかったです。

港にもどると、野菜や魚を販売していました。私はさんまの醤油干しを購入しました。そして舟乗り場で知り合った女性が
「このみかん、おいしいよ。寿太郎みかんといって、木から獲り、暗いところで寝かせて甘くしたみかん。すごくあまいよ。味見してみな。」
お店の方に味見させていただくと、甘い。購入しました。

それから、アジフライ。つみれ汁を買いました。おいしかった。


▲みなとの入り口


▲寿太郎みかん



▲肉厚のあじふらい
あげたて




▲大きな鍋で煮る
カニ汁とつみれ汁
小学生が飲んでいたので、聞きました
「それ、どこでかったの?」
「あそこの中です。」
とてもやさしい礼儀ただしい
おこさんでした


そして、さきほどの女装した漁師さんの乗った舟が、いくつも集合していきます。何度もまわってきて、おもちやみかんを投げます。丸いものを観ると、反射的に動き出す主人。元高校球児。なぜか、大きく手をあげて、「こっちにくれ」という相図をしています。投げている漁師さんも、うっかり主人に投げてしまったようでした。


▲綺麗な旗をなびかせて
舟が入港します
圧巻



▲歌いながら扇子をもって
おどります
勇み踊りといいます



▲写真を撮らせていただきました
昭和・平成・令和
タイムリー


このお祭りを知ったのは、2月。この2カ月、無事にお祭りをみることができるのか心配でした。しかし、想像したコース【舟に乗り、大瀬神社をお参りするコース】が実現して、夢のようでした。

そして、また丁寧に主人に御礼をいいました。
「今日はありがとうございました。」
夫婦でも、ちゃんと御礼をいうべきと思ったからです。道中、
「なんだよ、俺はお前のお抱え運転手か?」
とボヤいていた主人でしたが、少しは楽しめたでしょうか?

この大瀬まつりは、「奇祭(きさい)「」と言われているそうです。そうか、全国の「奇祭」めぐりをするのも楽しいかもしれません。その時は、また敬語で主人にお願することでしょう。

そして、さっそく今週の日曜日、川崎では、「奇祭」が行われます。そこも観に行く予定です。そこで、紙芝居仲間の○○一味さんが大人向け(これでわかってもらえるか?)の紙芝居をします。是非みなさんも足を運んでみてください。しかし、その祭りは、ブログに書くことができるのか?勇気と決断がいるな。
「かなまら祭り」
4月7日(日)
○○一味の紙芝居
13時~16時30分
川崎大師近く
大師公園緑陰広場
ちょっとHな紙芝居をするそうです。
大人むけか?

おまけ
沼津ではラブライブ推し
沼津駅付近商店街で発見
マンホール



★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
15時~18時30分くらいまで
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
紙芝居(無料です!)


★★農園フェス
小泉農園さんで開催される
農園フェスに紙芝居で参加します。
詳細はまた後日発表します

★★メイズダイナーイベント
二子新地駄菓子木村さんから徒歩2分
カフェのメイズダイナーさんのイベントに
紙芝居で参加します。
詳細はまた後日発表します


インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
つくし
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
フェイスブック
https://www.facebook.com/kokugoresutoran/
国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
https://www.kokugoresutoran.com