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こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[よた]

2017-11-20 20:42:33 | 発見
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[よた]です。

昨日まで群馬にいました。群馬の親戚と話をしていて、懐かしい方言に出会いました。それが「よた」です。どんな意味だと思いますか?

私の母の実家の近辺では、神奈川県や東京都だと「不良」「ヤンキー」「悪」と呼ばれる人のことを「よた」といいます。昔、母の実家界隈で有名な「よた」の話になりました。その人は、配達している郵便局員さんが止めておいたバイクを、拝借して逃走する方だったそうです。みんなで大笑いしました。
「その人、今は何をしているの?」
と聞くと
「会社の社長をしているよ。」
とのことでした。

「不良」「わる」「ヤンキー」という言葉を使うと、角がたつようなイメージがあります。しかし「よた」という言葉は、ほっこりするイメージです。「よた」は、「よたっている」という活用もします。「よたってる」と聞くと、酒に酔った人がフラフラ歩いているイメージで、ほのぼのしてしまうのです。きっと、関東の人が京都方言を話す芸鼓さんを可愛らしいと感じるようなものかもしれません。

小学生の頃、毎年姉と二人で2週間ほど群馬の親戚に預けられていました。川で泳いだり、ラジオ体操をしたり、とても楽しかったです。

▲幼いころ遊んだ川


2週間のホームステイで、すっかり群馬の方言を使って帰宅していました。すぐに戻ってしまうのですが。そのころにもどったような感覚になりました。群馬は関東地方なので、聞き取りにくい言葉やまったく意味のわからない言葉はありません。語尾のイントネーションなど、微妙に群馬県色がでます。母も、群馬の親戚といると完全に群馬弁を話しています。それを聞くのもまた、感慨深いものがありました。

父は横須賀近辺で生まれたそうです。そうなると、私は群馬県と神奈川県のハーフです。幼いころの毎年夏のホームステイでバイリンガルでしたが、すっかり方言から離れていました。それでも、幼い頃の耳の記憶はすごいですね。話すことはできませんが、群馬の方言を話す人を聞きわけるリスニング力は残っていました。それを実感できたことも今回の群馬旅行での収穫でした。方言はいいですね。

[子供の絵画をオブジェに]

2017-09-25 20:05:13 | 発見
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考を声に出す表現力、自分の言葉を文章する力をつける塾を目指しています。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[子供の絵画をオブジェに]です。

錦糸町の商業施設の裏に、素敵なオブジェがありました。これです。

▲子供の絵画をもとにつくられたオブジェ


これは、となりにお子さんの書いた絵画があり、それを元にして作られたオブジェです。個人情報が漏えいしてはいけないので、お子様の絵画はブログに載せることができないのが残念です。いくつも作品があるのですが、この作品が一番絵画のイメージに合っていると思いました。
なぜこの作品が裏通りにあるのかわかりませんが、とても素晴らしい企画です。絵画をそのままオブジェにするのではなくイメージを大切にしているのが伝わってきます。

お子さんの発想は、柔軟性があり面白いものがおおいです。きっとわからないことが多い分、想像することも多いのだと思います。

私の塾でも、そういった柔軟性のある発想を文字にし、俳句や川柳、詩にしてほしいと思っています。