あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

ほぼ未来。

2010-08-26 23:48:45 | 日記・エッセイ・コラム

もう地デジ化まで1年を切った今日この頃。

いまだウチはアナログで、少しあせっているところです。

9月には導入しなきゃと思うのですが……。

ところで、地デジにあたって発売される新型テレビのなかには、3Dのものがありますよね。

3D映画はさして抵抗なかった私ですが、毎日何時間も見るテレビが3Dで、疲れたり何か身体に影響あったりしないのかしら、と心配になりました。

それでふと連想したのが、以前読んだ短編漫画。タイトルは忘れてしまいましたが、あさりよしとお氏の作品でした。(氏の作品は『まんがサイエンス』を持っています)

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そのSF短編では、宇宙船が宇宙空間に漂っていたもの(カプセル?記憶が曖昧ですが)を拾うのですが、それを調査しようとする人がいずれも変死する、という事件が起こる。

最後に調査した人が破壊に成功するのですが、生還して言うのですね。

『あれは武器じゃない。娯楽のための機械ではないかと思う。ただ、地球人には刺激が強すぎるだけだ。あれのみせる映像にはイントロダクションがあり、ストーリーがあった。こちらを楽しませようとする意図もあった』と。

そもそも20年も前に読んだこの小品を思い出したのは、3Dのアクション映画の予告を観たときでした。

爆発による破片が飛び散ったり、登場人物の手から離れた刃物がこちらに飛んでくるように見える。

あれ、これって、心臓が弱い人とか大丈夫かな?いや、普通の人だって、残酷シーンやホラーなんかでは、気分が悪くなったりしないだろうか。

刺激は、どんどん過激な方に向かっていくけれど、ついていけなくなる日がきそう……と、不安になりました。

もっとも、テレビもモノクロからすぐにカラーに慣れたように、3Dが普通になる日も近いのかしら。

でも、自分には不釣り合いな未来世界に足を踏み入れたようで、つい、とまどってしまうのです。

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2 コメント

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もう随分前の元旦の新聞に、これまたお名前を忘れ... (エラティト・シン)
2010-08-28 00:42:08
もう随分前の元旦の新聞に、これまたお名前を忘れてしまいましたがSF作家の方が、エッセイを寄せていらっしゃいました。
内容としては、『科学は確かに進歩しているが、僕はワープロで原稿を書くより、月に立ちたかったのだ』というもので、確かに細かな部分の進歩って凄いけど、SF小説や映画の中で空想されたような、大きな進歩って無いなぁ[E:coldsweats02]と共感しました。
ちなみにうちも、まだアナログ放送です[E:coldsweats01]

実は昨日27日に、大野雄二さんのライブに行って参りました[E:note]
会場内でCDを買えば、サインもしてもらえるとの事で、張り切って買ってしまいました[E:coldsweats01]
でも、かれこれ30年以上憧れていたアーティストに会えて、サインもしてもらえた…今から時間を遡って、田舎の中学生だった頃の私に会って、これから30年先に、凄く良い事があるよ[E:wink]と教えてやりたい位です…[E:confident]
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たしかに、月に立つ方がロマンがありますね[E:shine] (雨ふり猫@管理人)
2010-08-28 22:57:44
たしかに、月に立つ方がロマンがありますね[E:shine]
生活は便利になりましたけれど。
20年前には、こんなに色々な機能がついた、コンパクトな携帯電話を誰もが持つなんて思いもしませんでしたし。
でも、思いもしなかった憧れの人との遭遇は、嬉しいものですね[E:confident]
子どもの頃の想像を超える、素敵な出来事がお互い訪れてきますように[E:wink]
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