あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

冬の季節の贈り物。

2010-12-31 16:17:20 | 日記・エッセイ・コラム

冬の季節の贈り物。
少し時期がズレてしまいましたが、クリスマスプレゼントに珍しいものを頂きました。

まず、手前は『ギモーブ』。

フランス語でマシュマロのことだったかな、というくらいのあいまいな印象で、もちろん見るのも食べるのも初めて!

なので食べるのがとっても楽しみです。 (勿体なくてまだ食べていない)

ガラスびんに入っているのは金太郎飴に似たスペインのキャンディで、見た目も可愛く、味も美味しかったです。

そして、1番奥はスノードームで、これは食べられませんが、懐かしく嬉しかった贈り物です。

懐かしい、というのは、ピーナッツ(スヌーピーの漫画)が好きだった方は覚えているかもですが、チャーリーブラウンって、なにかというとスノードームを贈るんですよね。

定番のプレゼントなんです。

仲間たちの反応はあんまり良くなくて、『いらね~』って感じだったけど、私は『えーっ、私は欲しい!』と思った。

内気な彼にピッタリなプレゼントだし、私も内向的なほうだったから、彼がガラスのドームの中に見ている静謐な世界が、何となく自分にも伺える気がした。

まあ、『ピーナッツ』に出会った頃は自分も小学生だったけど、今はおばちゃんになって、だいぶ繊細さを失いましたけどね。

でも、スノードームをひっくり返してゆらゆらと振り落ちる雪を見ていると、何となく胸の底があったかくなるのです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スノードーム、というと、小学生の頃読んだ外国の... (エラティト・シン)
2010-12-31 21:53:02
スノードーム、というと、小学生の頃読んだ外国の童話を思い出します。
子供部屋の中に飾られた、スノードームの中にある家に住んでいる女性(の人形)が、近くにいる男性の人形(彼もスノードームの中に住んでいるのだったか?)に恋をするのですが、物語の最後まで、彼らは視線を交わすだけで、何の接触も無い、というお話…[E:weep]
スノードームがひっくり返される度、家の中の物も滅茶苦茶になるのですが、人形の彼女は、「ちゃんとしなくちゃ。いつかはあの人が訪ねて来てくれるかもしれないんだから…」と、健気に毎日片付けるだけの日々を送る、という…[E:weep]
だからでしょうか、私にはスノードームは切ない気持ちを起こさせます…

今年の私には、友人から、茨木のり子さんの詩集がクリスマスプレゼントとして届きました[E:heart02]
いつかはちゃんと読みたい、と思ってはいたのです。しかし、その友人に、そういう話をしてはいなかったのに…
びっくりしました[E:coldsweats01]

心の中でふと望んだ物が、誰かから贈られる…それこそ、サンタクロースからの贈り物、と言うべきなんでしょうね[E:confident]

今年も何かとお邪魔致しました[E:coldsweats01]
どうぞご自愛下さり、来年も色々なお話を読ませて下さいね[E:wink]
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スノードームの童話があるなんて知りませんでした[... (雨ふり猫@管理人)
2010-12-31 22:36:20
スノードームの童話があるなんて知りませんでした[E:snow]
同名の小説があって、それは読んでみたいと思っていたのですけれど。
スノードームの話って、切ないものが多いのでしょうか。
ロマンチックな玩具だと思うのですが、あのゆらゆらと舞い降りる雪は、なんとなく切ない気持も呼び起こすからかしら。
ところで、思いがけない心のこもったプレゼントは、嬉しいものですよね[E:confident]
こちらも、そんなものが贈れるといいな、といつも思いますが、なかなか難しいです。
それでは、今年一年本当にお世話になりました[E:happy02]
いつもコメント下さり、ありがとうございます。勉強になることもしばしばでした。
来年もよろしくお願いします!それでは、よいお年をお迎え下さい……![E:shine]
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