抱腹絶倒!NY育児日記

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育児ノイローゼを知らなかった夫

2006-05-10 00:12:13 | ぜ~んぶ見せます!

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ワシが育児ノイローゼになる可能性だってあるってのに、
レイは、育児ノイローゼを知らなかった。

「そんなもん、あるわけがない。うちのマムに言ったら、笑われるぜ」とレイ
「おぉ~~~し!マムは看護婦だし、育児ノイローゼの患者なんて、ゴマンと見て
きてるはずだよ。賭ける?」

マムに言ったら説明が悪かったのか、
Postpartum Psychiatric Illness?
と聞かれた。マタニティーブルーのことらしい。

「ちがうちがう、子供を育てていてクレージーになる母親のことよ」
「そういう人はいるわね。ジャマイカには、めったにいないけど
貧しい地域だから、働いて育てるのに精一杯で、育児ノイローゼになる暇も
ないみたい」

「じゃーアメリカには、いるんだよね?そういう患者が」私が聞き返す。
「そうね」
「レイ、それみたことか、ワインを賭けたんだから、買ってよね」

「しかしノイローゼになるって?」
「ちょっと前に、ブロンクスでも子供を風呂に沈めた母親がいたわよね。
たしか育児ノイローゼだったわよ」

NY1で検索したら、どうやらこの母親はPostpartum Psychiatric Illness?
疑いがあったらしい。
どっちにしても、育児ノイローゼみたいな言葉はアメリカにはないらしい。

Mother's depressionが近いのかなぁ~・・・。
お母さんがウツだと、子供が引きこもりになったりするらしい。

私はウツではないけど、

デニスは引きこもりになるんじゃないかって心配するくらい、人みしりが
激しかった。子供のくせに、子供ばかりを恐れていた。
それで日系の幼稚園に入れたけど、なかなか子供たちになじめなかった。

アメリカの幼稚園のほうが性にあってたのか、
今は幼稚園が楽しいらしく、いつも大喜びで幼稚園へ行く。
もちろん年齢のちがいもあるとは思うけど。

「ルーキーやラーラと遊んだよぉ~」と楽しそうに話す。
しかも、今は、知らない人にまで挨拶するくらいに成長した。フードコートとかで
知らない人に、手をふってまわるから、私のほうが困るくらい。

やはり、その子にあった環境ってのがあるもんだな。

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