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ダ・ビンチ・コードについてのインタビューでメトロポリタン美術館を中心にアートに
ついて語ってほしいとラジオ局から依頼がきた。
即、私はアートに詳しい人たちへと、その役割をゆずったのだった。
が、どうやらその方たちは、忙しくてレスがおそい。私も忙しいけど、泣きわめく
子らを無視して、ネットやってるんで、即レスもインスタントラーメンなみ。
あてにしてた方から、レスがないけど、ディレクターからプッシュされて泣きが入ってる
コーディネーターさん。
あまりに大変そうで、「補欠ならいいですよ」と軽く返事したら、
プッシュプッシュのバカブッシュ?
あげくには、夜中の1時半に電話のベルが鳴りひびいた。イタ電か、間違い?
レイが寝ぼけながら答える。受話器からコーディネーターのお姉さんの声が
勢いよくひびいてきた。
「私によ、私」と電話をとる。
「明日がインタビューなんですけど」依頼がきてから、ほんの数日なのだ。
本当に、私っていつも締め切りギリギリの仕事を引き受けてしまう。
打ち合わせ後、声がうるさかったらしく、
エリカとアヤがゾンビのように急に起きあがった。
ギャーッ、ギャーッと、おびえるように泣きさけぶアヤとエリカ。
てめぇ~ら寝てろ、もう3時もすぎたぜ、こっちが泣きたいワイ!
コーディネーターの姉さんに、思わずイヤミのメール。
「子供がなきわめいて、寝不足になりそうです。明日のインタビューに
ひびかなければよいのですが・・・」
「携帯に電話するつもりだったんですけど、申し訳ありません」
わびメールが入ってたので、ちょっと気をとりなおした。
しかし、
日本はランチの後で2時半とかかもしれないけど、
NYは夜中の1時半だぜ。携帯もNGでは?
ワシの携帯って、永遠に電源ONよ。
それにしても、ラジオのインタビューに答えるだけに、リサーチと
質疑応答、そして実際の電話録音と、ものすごい時間とエネルギーを
費やした。
この費やした時間と、幼児のお年玉ほどの出演料のバランスを考えると
ラジオっていうのは、雑誌のライターやウェブのライターみたいに、
シビアな世界だなぁ~。きっと売れっ子パーソナリティーが、ギャラを
ごっそり持っていくんだろうな、テレビと同じく。
ちなみに番組は、ジローラモさんのHonda Sweet Mission。全国放送らしい。
放送日は、5月の末。また近くなったら告知します。
皆さん、ラジオのチューニングあわせてしまって、私の鼻声で、
朝飯まずくなったら困るので、放送時間前には朝飯をすませておくよう
心がけてください。
<裏話>
NYでトレンドなネタを!って聞かれたので、カクテルブームが続いていて
カリスマバーテンダーの味を求めて、郊外まで電車でやってくる人たちが
いるって話をしようとしたら、酒の話はNGだった。スポンサーがねぇ~。
ヒット数だけが、私の楽しみ。クリックよろしくお願いします。
NYフリーペーパーDaily Sunに隔週土曜日、私のコラムを執筆中です。
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