2023年7月4日(火曜日)午前6時:[ 21c/31c/0% ]{ Getup0500 } 晴れ
意外に涼しい朝なので、放射冷却で冷え込んだかと思ったのだが、明るくなってみると、薄曇りの空模様だ。青空も、朝日もまだ見えない。梅雨明けが近いと思うのだが、まだ、怪しいお天気が続く。
昨日の午前中に、ずっと離れた山奥集落の自治会長が顔を出し、土地の所有者を調べる方法を聞きにきた。一度、街中の法務局に向かいながら、戻ってきたらしい。
山奥集落のソフトバンクの中継用のパラボナアンテナが錆びて、スマホの接続が具合良くないという住人の苦情で、ソフトバンクに電話したら、電話をたらい回しにされた挙句、そのような要望は、まず地主じゃないと受け付けないとか何とか、言われたらしい。で、地主を正確に調べようとしたらしい。
キムタクじゃないけど、「ちょっと待てよ」と突っ込みたくなるような話だ。
真面目だけが取り柄のような山奥集落の自治会長だから、顔見知りの村人の苦情に自治会長として、努力しているようだが、福井市の行政の末端で、ほぼただ働きさせられているのが、自治会長。少なくとも、福井市への要望なら努力の意味は理解できるが、ソフトバンクは民間企業。アンテナが錆びようが電波の具合が悪かろうが(それも原因は怪しいが)、当事者が自治会長にいうべき筋合いの苦情ではないし、受けるべき話でもない。例え、そのアンテナ敷地がその集落にあったところで、自治会長がソフトバンクに「錆びたオタクの会社の通信アンテナを取り替えて欲しい」などと要望するなど、全くの筋違い。企業には企業の段取りがあるだろうし、中継用のアンテナへの投資は莫大なのだ。奥山集落のアンテナが錆びてきたのは、多分、全国共通の設備投資の老朽化が始まっているに違いない。この地元だけに酸性雨でも降っているなら別だが、「取り替えて欲しい」などという要望そのものが、地主でも利用顧客でも、ましてや自治会長でも、行きすぎた話。株主なら、あり得るかもしれない。
そのせいで、村人のソフトバンク通信回線利用者が不自由しているというのは、全く個人的な話だ。AUでもNTTドコモでも乗り換えればいい。トヨタの車が具合悪いという村人の苦情で、自治会長がトヨタに申し入れをするようなものだ。
田舎者は、見境がないし、真面目な自治会長は村人に「いいところを見せたい」と張り切ろうとする。この奥山の3つの集落に、東京ガスの風力発電事業敷地を所有する地権者がいた。田舎者の再現なき要望に嫌気がさして、撤退したのだ。3地区を取りまとめる男が、風力発電塔の土台の山が崩れたらどうする?と私にいう。そりゃー事業者が困るだろうなあ、と敢えて、山主や集落という、相手の望む答えを言わない。地震や大雨災害や北朝鮮のミサイルで、土台の山が崩壊したら、一番困るのは、事業主だ。地主のおめえらではない!地主はずっと離れた安全なところに住んでいる。
さあ、目の前の日野川支流の堤防の草刈りが始まった。昨日は朝の6時ごろには、大勢の業者が集結していた。草刈りのプロだが、熱中症を警戒して、午前10時にはエンジン音が止まる。
列島は至る所、雑草に覆い尽くされている。
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