ほっかも!!

ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
HP https://www.kitano-takashi.com

ただいま:新潟

2007年07月11日 18時27分55秒 | Weblog
昨日新潟に帰ってきました↑↑↑

お陰様で、良いオフを過ごさせてもらいました。


海亀しっかりと目に焼き付けてきましたよ!
3時過ぎぐらいから、写メールで載せた砂浜に行ったんですよ!

この時期は、若い男の人と女の人が、ボランティアで亀の産卵を監視しているんですっ!
21時~3時まで見ていると言っていました。
亀によっては、海から出て、すぐ近くの砂浜に卵を産んで行く亀もいるらしく、その卵に関しては、ボランティアの人が掘り起こし、海から離れた砂浜に産め治すそうです。

と言うのは、海近くに卵を産まれると、台風でシケた時に、卵が流されるからだそうです!!



僕達が見に行った時に、ちょうど穴を掘っている最中の亀を見つけ感動しました(感動)

亀は、光などには非常に敏感で、携帯の光などを見たら警戒して産まなくなります。

だから夜中の車が通らなくなった時間に海から上がって来るみたいです。また、亀は耳が全く聞こえないらしく、しゃべっても全然平気です。

僕達は亀の後ろで、四つん這いになり、亀が卵を産む瞬間を見ていたのですが、はたから見た人がいたら、僕達も亀に見えたに違いないです(笑)


びっくりしたのが、亀が掘る穴の深さ、そして綺麗に丸く深く掘る、器用な後ろ足の使い方もびっくりしました!!



全てが終わり、海に戻る時には、亀に見られても良いらしく、顔を見つめながら、海へと向かう姿は、疲れもあるにも関わらず、やり遂げたと言う雰囲気が亀から伝わってきました(涙)

思わず、『頑張れ~、後、海はもうすぐだぞ~』と声をかけて、大きな波で亀が海に吸い込まれて行った時は、拍手していました!!


こんな素晴らしい感動を、2匹の海亀に会い、与えてくれました。



屋久島、素晴らしいものが、全て揃った島だと感じました。


大自然、もともと大好きな僕でしたが、ひとつ素晴らしい事を教わりました。



自然と言うのは、人がどうこうすることできないほど、恐ろしいものでもあります。

それが自然の恐ろしさです。
今回の旅で土砂崩れが起きたりもしました。
夜の海も敵に回せば、怖いものです。




しかし自然と言うのは、恐ろしいものだからこそ、大自然の神秘を触れ合った時には、心に響く温かさ、口では伝わらない感動、そして自分が今生きているのではなく、意味があり生かさせてもらっていると言う自然の意味が、五感で感じ取ることのできるのが『大自然』なのだと改めて分かりました。


夜空の星、今までで見た事ないほど、綺麗でした。

街灯が少なく、山に囲まれ、停電は何回も起き、人にとって大変な事は沢山起きてしまう“島”


でもその裏側には、最高の感動が自然から与えられている仕組み。


人生に共通する事ではないかと思いました。


楽しいオフ、ありがとうございました!


最後に、亀を見終わったあとの綺麗な朝日を載せます。(感謝)

自然災害に遭わなかった事に感謝しています。

[しゃ=]