天気の良い毎日♪
雨じゃないのは有難いのですが、連日の強風が悩みの種。
それとも、そういった特色のある地域なのか・・・
金物も概ね取り付けましたので、今日から外部合板の施工。
柱の外の部分全面に合板を貼り、耐震強度を上げる作業です。
金物と同じく、最近の建築ではポピュラーな工程です。
2×4工法の愛称で浸透しつつある、枠組み壁工法。
この工法が普及したお蔭で、壁倍率による耐震性能の向上が一般化したと思います。
地震による横の揺さぶりに対し、筋交いで耐える旧在来軸組み工法(更に昔の伝統工法はまた違う方法で剛性を得ます)。
筋交いを多用することで、柱の根元に引き抜きの力が加わり、柱が土台から抜けると言う事例が多かったそうです。
2×4工法のように合板を貼り、壁面で剛性を取ることで、柱の根に負荷が掛りにくく、且つ耐震性を向上させる事が出来たと言う訳です。
私も以前、大手メーカーの2×4を施工させて頂いていた時期があります。
割と安易な工法と思われがちですが、要所をしっかり抑えた施工をしなければ、規定通りの強度を得られないと言う工法です。
また、湿度の高い日本では通気や、蟻害の面での配慮が必要です。
今回は白アリが好むホワイトウッドやラーチ合板を避け、間柱には国産の杉を使用し、合板にはノダのハイベストウッドを起用。
合板が剛性の要である以上、合板の性能維持が重要です。
現場では孤独な時間が流れますが、今日は友人がチラホラ遊びに来てくれました。
「ホントに家建ててるんだね。」と言われてしまいました(笑)
口では言ってみても実際に見てもらって初めて認識してもらえる事ってあるんだな・・・と思いました。
やっぱり、地域に密着して仕事ができるように努力しなくちゃならない。
当たり前のことを説明するんじゃなく、目で見てもらって理解してもらわなくては。
さて、今週もあと1日。
精一杯、大工やらせて頂きます!!
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