新築物件ではここ数日、地ん味ぃーに金物の取り付けを行っております。
昨今の建築業界は構造金物の飛躍的な進歩で、取り付ける金物の種類も多種多様。
その金物の進歩が、大工技術の衰退につながってると言う御指摘もあるようで、個人的にも一理あるかと。
可能であれば、均一で良質な材料と緻密な加工、大工職の手仕事をじっくり掛けた住まいが至上のものであると思います。
しかし、住宅を購入したいと言う人の一体どれだけの方がその工事に見合った費用を捻出できるか・・・。
数十年前と比べ、住宅の価格も比較にならない程低下している今(ハウスメーカーは別ですけど)、手軽に構造耐力を上げる金物を上手に取り入れるのは決して悪い事ではないと思います。
構造計算に基づいて金物を配置するほか、揺れに対して負荷の強く掛る場所には任意で強化しておりますが、それでも工賃も時間も対して掛りません♪
要所を押さえる事は、大工の知識あってこそですし!
想定外の自然現象も多々ありますので、想定以上の気配りを。
明日も地味な作業は続くのであります・・・
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